令和 2年 7月12日(日):初稿 |
○「アナログヘッドホンとデジタルヘッドホン聴き比べ中-難聴者配慮なし」の続きです。 私は、自賠責後遺障害等級第7級2号「両耳の聴力が40センチメートル以上の距離では普通の話し声を解することができない程度になったもの」に該当する聴覚障害者です。51歳の時に両耳とも聴力損失度70dbを超えて、高度難聴に分類されて第6級身体障害手帳を申請・交付されています。 ○その後加齢と共に難聴は僅かずつですが進行し、まもなく60代最後の誕生日を迎える現時点では、「両耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になったもの」である後遺障害等級第6級3号に近づきつつあると感じています。聴力損失度は、「両耳の平均純音聴力レベルが80dB以上のもの」に該当します。聴力損失度は、手術をした右耳は80dbで、手術をしていない左耳も80dbに近くなっています。 ○聴力損失度がこの程度まで落ちると補聴器無しでの他人とのコミュニケーションは不可能です。また、TV音も私が聞こえるまで音量を上げたら、周りの健聴者には、大迷惑になります。そこでTV鑑賞は、20年以上前からワイヤレスヘッドホンを使用を原則としています。「ようやく長年の悲願Bluetooth機能付き補聴器入手」記載の通り、Bluetooth機能付き補聴器を利用してTV鑑賞も出来ますが、補聴器使用はどうしても疲れがたまり、生の耳で聞こえるワイヤレスヘッドホンの方が楽です。 ○20年以上前から使用しているワイヤレスヘッドホンですが、当初はアナログ赤外線補聴器で間に合っていました。しかし、10年以上前からアナログ赤外線補聴器は、殆ど発売されなくなり、デジタルヘッドホンが主流になり、「Bluetooth対応ワイヤレスヘッドホン衝動買い」記載の通り、Bluetooth対応ワイヤレスヘッドホンも増えています。 ○しかし、デジタルヘッドホンも、Bluetooth対応ワイヤレスヘッドホンも全て健聴者を対象としており、私のような高度難聴者の聴力レベルを全く考慮せず設計されています。そのため音量を最大に上げてようやく聴き取れるレベルで、難聴の進行と共に役に立たなくなってきました。特にBluetooth対応ワイヤレスヘッドホンは3台も購入しましたが、音量が低くて役に立たず殆ど使用しないままになっていました。 ○先日、ヨドバシ仙台店で、音量が大きく出るアナログ補聴器がないかどうか探しに行ったところ、パナソニックのデジタルワイヤレスサラウンドヘッドホンシステムRP-WF70を薦められ、当たれば見つけものとの思いで購入しました。3年前の平成29年3月に発売され比較的良く売れているとのこと、使用してみたら、私にも役立つことが判り、事務所と自宅用に2台購入しました。別コンテンツで利点等説明します。 以上:1,158文字
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