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ご訪問有り難うございます。当HPは、私の備忘録を兼ねたブログ形式で「桐と自己満足」をキーワードに各種データを上記14の大分類>中分類>テーマ>の三層構造に分類整理して私の人生データベースを構築していくものです。
なお、出典を明示頂ければ、全データの転載もご自由で、転載の連絡も無用です。しかし、データ内容は独断と偏見に満ちており、正確性は担保致しません。データは、決して鵜呑みにすることなく、あくまで参考として利用されるよう、予め、お断り申し上げます。
また、恐縮ですが、データに関するご照会は、全て投稿フォームでお願い致します。電話・FAXによるご照会には、原則として、ご回答致しかねますのでご了承お願い申し上げます。
     

R 4- 1-22(土):パコ・デ・ルシア氏のパナデロス・フラメンコスYouTube動画集
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○「パナデロス・フラメンコス実演集」にエステバン・サンルーカル氏作曲「パナデロス・フラメンコス」のYouTube動画での実演集をパコ・デ・ルシア氏含めて5名分紹介していました。この曲は表題に「フラメンコス」と入っていますが、純粋フラメンコ曲ではありません。フラメンコは、楽譜無しの伝承音楽で、楽譜に記載して作曲するものではないからです。

○「パナデロス・フラメンコス」は、パコ・デ・ルシア氏が取り上げて有名になったと言われています。パコ・デ・ルシア氏の演奏曲の中では最もシンプルで簡単な曲です。しかし、パコ・デ・ルシア氏のような軽快に飛び跳ねるような演奏は、誰も真似が出来ません。

Paco de Lucia (Panaderos)
165,445 回視聴2009/02/02




Panaderos Flamencos Paco de Lucia (1968)
57,134 回視聴2019/11/23




Panaderos Flamencos (Remastered 2014)
46,441 回視聴2018/11/25




以上:450文字
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R 4- 1-21(金):相続した不動産売却による譲渡所得税申告時の取得費推定方法等
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○相続で取得したマンションを相続後速やかに売却して、その売却金から仲介手数料・譲渡所得税等売却に伴い生じる経費を差し引いた残額を相続人で等分に分けるとの合意をした場合、その譲渡所得税はどのようになるでしょうかとの質問を受けました。
弁護士は税務の専門家ではありませんが、譲渡所得税に関する質問は、頻繁に受けますので、最低限の知識は必要です。最も参考になるのは国税庁HPで、その中に税に関する殆どの情報が判りやすく解説されています。相続によって取得した不動産を売却処分する場合については、「No.3270 相続や贈与によって取得した土地・建物の取得費と取得の時期」に解説されています。以下、その備忘録です。

○相続や贈与によって取得した資産の取得費
・譲渡所得の金額は、土地や建物を売った金額から取得費と譲渡費用を差し引いて計算
・取得費は、土地の場合、買い入れたときの購入代金や購入手数料などの合計額
・建物の場合は、購入代金などの合計額から所有期間中の減価償却費相当額を差し引いた額
・取得費不明の場合、取得費を売却金額の5%相当額とすることができる

○相続や贈与によって取得した資産の取得の時期
・相続や贈与によって取得したときは、被相続人や贈与者の取得の時期がそのまま取得した相続人や受贈者に引き継がれる
・被相続人や贈与者が取得した時から、相続や贈与で取得した相続人や受贈者が譲渡した年の1月1日までの所有期間で長期譲渡所得か短期譲渡所得かを判定する

○取得時の契約書・領収書等なく実際の取得費を計算する方法
取得費が全く不明の場合は、売却金額の5%相当額として計算せざるを得ない-概算取得費と呼ばれ売却金額の95%相当額が課税対象となり結構な課税額となる
そこで可能な限り実際の取得費を計算して、課税対象額を小さくした方が良い

○実際取得費による課税額計算方法(実額法)
・「譲渡所得=譲渡(売却)収入金額−{(取得費−減価償却費)+譲渡費用}」
・契約書・領収書等がなくても、実際の購入価額を証明できるものがある場合は、実額によって計算することができる
・証明書類をできるだけ用意して、購入時の状況説明と契約書類等の紛失理由を書いた「申述書」を確定申告書に添付し、税務署にその内容に信ぴょう性があると認められるとその申告(実額法での計算)は認められる
・証明書類の例示
①預金通帳の出金・住宅ローンの支払状況
②住宅ローンを借りた金銭消費貸借契約書のコピー、ローンの償還表
③不動産全部事項証明書の乙欄で抵当権の設定金額の状況
④購入当時の不動産業者の不動産価格が記載されているパンフレット
⑤土地については日本不動産研究所が公表している「市街地価格指数」
⑥建物については「建物の標準的な建築価額表」

○マンションの場合、不動産登録事項全部証明書と以前の閉鎖登記簿謄本によって、マンション新築時の売主まで調査することが可能であり、最初の売主に売出価格を照会することもでき、また、甲区欄でその後の売買の経緯が、乙区欄で売買に伴う抵当権設定状況も判明します。それによって被相続人が購入した時期、抵当権設定状況も判り、取得費が推定できます。
以上:1,294文字
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R 4- 1-20(木):”タキミカ体操―日本最高齢インストラクター生き方レッスン”紹介
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○先日、丸善仙台店で、瀧島未香氏著「タキミカ体操―日本最高齢インストラクターの「心まで若返る」生き方レッスン」を購入してきました。「年齢は、ただの数字ですからね。何か始めるのに、遅すぎるなんてことはありませんよ。---本文より」との表紙裏の文章から始まっています。

○著者瀧島未香氏を初めて知ったのは、「NHKあさイチ登場90才現役フィットネスインストラクターに仰天」に、「「なんだ、このひとは!」と目が点になりました。」と記載したとおりです。「90歳現役フィットネスインストラクター”タキミカ氏”凄い動画紹介1」にも「兎に角、90歳という年齢でこれだけ身体を動かせることが驚異です。」と記載しています。

○その瀧島未香氏が書籍を出したと言うことで、早速、購入しました。1931年1月15日生まれとのことで、私とは丁度20年違いで、学年では21学年違いです。65歳で初めてジムに通って運動を開始し、70歳で開脚ストレッチに初挑戦して73歳で成功し、72歳で水泳とマラソンに初挑戦、74歳でフラダンス、80歳で筋トレを開始し、87歳で、フィットネスインストラクターとしてデビューとのことです。

○私は、筋トレは10代から始め、その後、断続はありますが、50代からほぼ継続しており、また開脚ストレッチは、54歳頃にはほぼ出来上がっており、年代的にはタキミカさんより、ズッと進んでいますが、水泳・マラソンは全く未経験で、その他総合運動能力は遠く及びませんので、フィットネスインストラクターには、まだほど遠い状況です。しかし、タキミカさんがフィットネスインストラクターになった87歳にはまだまだ時間がありますので、私も弁護士を辞めてフィットネスインストラクターを目指そうかなんて、妄想を抱いています(^^;)。

○部屋ではつま先立ちが癖で、掃除をする時、料理を作る時など無意識で「つま先立ち」になっており、「後ろ歩き」が欠かせない日課になっており、寝る前30分はストレッチをして身体をほぐしてから布団に入るなど、私が全く実行していないことを、実行されています。シッカリ、読み込んで、取り込めるところは取り込んでいこうと思っています(^^)。
以上:907文字
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R 4- 1-19(水):映画”ヴェノム”を観て-地球外生命体寄生背景スッキリ
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○令和4年1月15日(土)夕方、UHDソフトで、映画「ザ・スーサイド・スクワッド」を観ました。「映画”ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ”を観て」に、「この2018年制作の第1作「ヴェノム」を観ていれば、ストーリーが感情移入ができたのかもしれませんが、観ていなかったためか、ついて行けないという感じでした。」と記載していましたが、その第1作「ヴェノム」のUHDソフトを購入していました。

○その感想は、第2作の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」よりも、遙かにスッキリして面白いというものでした。この第1作を観てから第2作「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」を観れば、その背景等が良く判り、ズッと面白く観ることが出来たはずとも感じました。やはり、シリーズモノは、第1作から順番に観るべきと実感しました。第1作「ヴェノム」に末尾に、第2作「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の予告もシッカリ入っていました。

○ストーリーは、シンピオートと言う地球外生命体が、地球の人間に寄生して暴れまくるというシンプルなモノですが、第1作では、この地球外生命体が、人間で主人公のトム・ハーディ演じるエディ・ブロックと言うジャーナリストに寄生し、やがて奇妙な同居生活?に至る過程が、特に違和感なくスンナリと受け容れることが出来ました。

○人間が、地球外生命体に変身して大暴れするシーンは、VFXを駆使して作られていると解説されています。VFXとは、「Visual Effects(視覚効果)」の略称で、リアルの世界では見ることができない画面を演出させるために使われ、現実にあるものと架空の世界観が必要な部分をつなぎ合わせて違和感がないように作り上げ、まるで現実に起こっているように編集する技術とのことです。

○CGとの違いは、CGはキャラクターやモノなどをすべて1から作り上げていくという特徴があり、アニメ関連の映画や迫力のある見栄えが美しいゲーム映像などは、CGを取り入れて作られていることが多いのが特徴のところ、VFXはあくまで「実際に撮影した映像」を利用した上で加工をしていきますと解説されています。VFXは、リアルで撮影ができる箇所は人間や実物を使って撮影を行い、現実では起こり得ない部分に関してコンピューターの力を利用して合成を加えていくことで、迫力のあるリアリティ満載な映像を作り上げることができるとのことです。「ヴェノム」では、大変、効果的にVFXを利用しています。

○第1作「ヴェノム」をシッカリ鑑賞して、地球外生命体が人間に寄生する背景・経緯も良く判りましたので、その上で、もう一度第2作「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の鑑賞を楽しみたいと思っています。

以上:1,136文字
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R 4- 1-18(火):カレー専門店”れーげんぼーげん”紹介2-嬉しいカレー研究紹介
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○「一番町壱弐参横丁カレー専門店”れーげんぼーげん”紹介」に、「令和2年12月になって初めて家族でいってみました。家族全員、その味のとりこになり、最近は土日のいずれかの昼食をこの店のカレーとしています。」と、一番町壱弐参横丁にあるカレー専門店「れーげんぼーげん」を紹介していました。

○私は、カレー好きで、事務所から近くにある「CoCo壱番屋」や、ちと遠いですが、丸善仙台店にある「ヴァサラロード 仙台アエル店」に良く通っていましたが、カレー専門店「れーげんぼーげん」のカレーを食べてからは、他のカレー店に行く気にはならなくなりました。同店のカレーは、いつも2種あり、定番のポークビンダルーには、中毒性があり、食べた後、一定時間経つと、また食べたくなり、1週間に一度は、同店のカレーを食べています。

○そのカレー好きには嬉しいニュースとして、「「カレー」を週1回以上、長期間 食べている中高年ほど、認知機能が有意に良好!? 東京大学やハウス食品グループらが解明」を紹介します。


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「カレー」を週1回以上、長期間 食べている中高年ほど、認知機能が有意に良好!? 東京大学やハウス食品グループらが解明
TIS(ティーズ)編集部2022-01-07 18:45:16


(中略)

日本の国民食とも言えるカレーには、健康増進に効果があるとされる様々なスパイスが用いられており、スパイス由来の抗酸化物質や抗炎症物質が多く含まれていることから、健康に良い食品と考えられています。

今回、同社では、カレー摂食頻度の高い高齢者で認知機能が良好に保たれていることがシンガポールの疫学研究の結果として報告されていることに注目。

カレーの摂食は、良好な認知機能と関係する可能性が考えられましたが、食べられているカレーの種類、喫食状況、人種などがシンガポールと日本では異なるため、日本人においても同様の傾向が確認されるかは不明でした。

そこで今回、日本人の中高齢者を対象に、カレーの摂食状況が良好な認知機能と関係があるかを調査しました。

研究概要
50歳以上の一般生活者を対象に、「調査直前1年間」(短期)と「成人以降で調査1年前まで」(長期)のカレー摂食頻度について、認知機能との関係を明らかにしました。
調査直前1年間のカレー摂食頻度に基づき、月2回以上を「高頻度群」、月2回未満を「低頻度群」とし、両群間で性別、年齢、Body Mass Index、Charlson Comorbidity Index(併存疾患の指数)、職業の分布が等しくなるよう層別マッチングを行い、各群1002人ずつを対象としました。

認知機能の測定には、認知症の総合的アセスメントツールであるDASC-21が用いられました。
DASC-21の合計点を被説明変数、カレー摂食頻度やそれ以外の生活習慣(直近3か月間の喫煙習慣、直近1年間の運動習慣、食習慣「半定量食物摂取頻度調査票」、年収)を説明変数として多変量解析(ポワソン回帰)を行いました。

◇●長期のカレー摂食頻度では、「月1回未満」を1とした場合の認知機能スコアのリスク比が「月1回」で0.834、「月2~3回」で0.754、「月4回以上(週1回以上)」で0.718と有意に低くなりました。
すなわち、長期のカレー摂食頻度が高いほど、認知機能が有意に良好でした。

一方で、短期のカレー摂食頻度と認知機能の間には関係が見られませんでした。

◇● 短期のカレー摂食頻度「高頻度群(月2回以上)」だけ、または「低頻度群(月2回未満)」だけでも同様の解析が行われました。
高頻度群においても、長期の摂食頻度が「月1回未満」より「月1回」で有意に認知機能が良好であることが分かりました。

一方で、低頻度群では長期のカレーの摂食頻度と認知機能との間に関係が見られませんでした。
長期のカレー摂食頻度と認知機能との関係については、短期のカレーの摂食状況も重要であることが分かりました。

◇今回の研究により、日本人の中高齢集団において、カレーを長期的にかつ高頻度に摂食してきた習慣は、良好な認知機能と関連する可能性が示唆されました。
同社は、「カレーの食習慣が認知機能維持に寄与している可能性が考えられたため、今後カレー摂食が認知機能に及ぼす影響について詳細に検討する予定」としています。
以上:1,808文字
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R 4- 1-17(月):2022年01月16日発行第309号”弁護士のヘッドアップ”
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横浜パートナー法律事務所代表弁護士大山滋郎(おおやまじろう)先生が毎月2回発行しているニュースレター出来たてほやほやの令和4年1月16日発行第309号「弁護士のヘッドアップ」をお届けします。

○令和3年2月に2匹飼っている愛猫のうち1匹が病気になり、以来、毎週週末車で15~20分程のところにある動物病院に通院するため、私自身が車を運転するようになりました。40歳を過ぎた当たりから仕事で車を利用するときは事務スタッフに運転して貰い自分で運転することは殆どなくなっていましたが、愛猫の病気のお陰でここ1年近く週1回は自分で車を運転し、車を運転することが苦でなくなりました。そうなると9年間も乗っている車をそろそろ買い替えたくなってきます(^^)。

○弁護士10年目位までは郷里気仙沼の仕事が相当割合を占め、毎週1回自分で車を運転して気仙沼に帰っていたのですが、10年目を過ぎた当たりから事務スタッフに運転を代わって貰うようになりました。20年目過ぎた当たりからは仙台の仕事が忙しくなり、気仙沼の仕事は余り受けなり減ってくると、ますます運転する機会が減りました。それが愛猫の病気のお陰で自分で運転する機会が生じたのは、老化防止のために有り難いことと思っています。

○カーナビは、余り使わないのですが、大山先生の記事で「ヘッドアップ」と「ノースアップ」の2つの表示方法があることを初めて知りました。実は、カーナビの使い方も良く判っておらず、今度、カーナビの使い方を良く勉強します(^^;)。

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横浜弁護士会所属 大山滋郎弁護士作

弁護士のヘッドアップ


「小説入門」みたいな本を読むと、まず第1に「視点」を統一しなさいと教えてくれます。これが、小説の基本ルールなんですね。通常は、主人公の視点で小説世界を記述していきます。読者に主人公と同じ立場で物事を見て貰うことにより、主人公に共感して貰うわけです。これって、弁護士の仕事でもあります。刑事事件の場合、検察官や裁判所が書く「事実」は、中立的な事実です。

これに対して、弁護士は同じ事実でも、基本的には犯人の視点で書くようにします。犯人側の立場を、少しでも理解してもらおうということです。民事事件の場合も、原告被告それぞれの弁護士は、自分の依頼者の視点で事実を書きます。これも、自分の依頼者の立場を、少しでも理解してもらおうとするためです。ただ、このような視点を固定することで、普通の人にとって分かり易い文章になるということも大切です。

話は変わりますが、車についているナビの地図ですが、「ヘッドアップ」と「ノースアップ」の2つの表示方法がありますね。自分が向かっている方向を向いて地図が表示されるのが「ヘッドアップ」です。右に曲がれば、地図が回転して、今まで右側だった方向が、地図の上部に来ます。これに対して、いわゆる紙の地図と同じように、常に地図の上が北に表示されるのが「ノースアップ」です。この地図ですと、車は前に進んでいるのに、地図の上では、右や下に向かって動くので、慣れていない人には、凄く分かりにくいのです。

でも、ナビが普及するまでは、「地図を読める」というのは、北を上にした地図の中で、自分の動きや位置関係が分かることだったはずです。「ヘッドアップを使用するのは、指示通りにしか動けない、ナビに使われている人。ノースアップの画面で、自分がどう動いているのかを把握しているのは、ナビを使う人」だなんて言う人もいました。「そこまで言うのかよ!」と思う一方、確かにこういうことはありそうだなと感じたのです。

ところで、ヘッドアップとノースアップは、車のナビだけではなく、いろいろなところで、使い分けられています。たとえば、天動説と地動説の違いがあります。宇宙での星々の動きを、学問としてみるには、地動説で考える必要があります。一方、素人に星の動きを分かり易く伝えるプラネタリウムでは、地球に視点を固定して、星の方が動きますね。まさに、ヘッドアップを採用しているわけです。そうでなければ普通の人は星の動きを理解できません。

法律は客観的なものですから、法律家の文章は偏ることがないように書く必要があります。裁判官の作る文章が、どちらか一方当事者の立場からの、「ヘッドアップ」であったら問題です。これは、法律学者なんかの文章でも基本的に同じことが言えます。ただ、こういう客観的な、「ノースアップ」の文章は、一般人には分かり難いのです。例えば「業績が良くない会社との取引を継続する条件として、社長の父親に連帯保証人となってもらった」みたいな状況があったとします。普段はあまり意識しないでしょうけど、これは一方の視点から見た、ヘッドアップの文章です。

これを、法律家らしい、客観的なノースアップの文章にすると、こんな風になります。「会社Xと会社Yが継続的な売買契約を締結するにあたり、Y社の社長であるy氏が連帯保証人となった。」。地図には当然地名が入っているように、登場人物にXとかYと、名前を振っていきます。それによって特定された人たちの動きを、客観的に叙述するわけです。この文章、法律を学んでいる人にはスッと理解できる一方、普通の人には、XとかYが出てきただけで、拒否反応がありそうです。

弁護士の場合、法律家の一員としては、ノースアップの文章を書く必要があります。そうでないと「プロ」としての能力を疑われそうです。一方お客様のために書く文章は、読んで分かり易く、しかも共感してもらえるよう、ヘッドアップを心がける、気配りが必要だと思うのです。

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◇ 弁護士より一言

初詣で、近くの神社のおみくじを引いたら、「凶」でした。「争いごと・訴訟」は、「避けるべし」だそうです。今年1年、どうやって弁護士稼業を続けていけばよいのか心配になったのです。

そこで、おみくじをもう一度引いたら、こんどは「小吉」でした。考えてみたら、今年は前厄の年です。取り敢えず「吉」が出たことに満足します。「めでたさも小吉くらいおらが春」
以上:2,545文字
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R 4- 1-16(日):映画”ザ・スーサイド・スクワッド”を観て
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○令和4年1月15日(土)夕方、UHDソフトで、映画「ザ・スーサイド・スクワッド」を観ました。以下の予告編では、「ハーレイ・クインをはじめとする極悪な犯罪者たちが、減刑のために命がけのミッションに挑む。ハーレイ役のマーゴット・ロビーのほか、イドリス・エルバ、ジョエル・キナマン、ピーター・カパルディ、ジョン・シナ、マイケル・ルーカー、ヴィオラ・デイヴィス、ジェイ・コートニー、シルヴェスター・スタローンほか豪華キャストが集結する。」と説明されています。

○出演者にシルヴェスター・スタローンとありますが、声の出演だけで、姿は一切出てきません。その声も、シルヴェスター・スタローンだとの解説を読んで初めて気付きました。アメリカンコミックが原作とのことで、荒唐無稽ストーリーの連続です。最後は人類最大の脅威とされる気持ちの悪い怪獣との壮絶な戦いになりますが、結論は目に見えていました。

○コミック原作ですから当然ですが、余りに荒唐無稽すぎてついて行けないところがありましたが、この手のコミック好きには堪らない内容と思います。私としては、マーゴット・ロビー氏演じるハーレイ・クイン女子のとてつもない強さと美しさを堪能できたのが一番でした。ちと気色悪いシーンもあり、R15+と指定されていますので、気色悪いシーンが苦手な方には勧められません。

映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』予告編

以上:591文字
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R 4- 1-15(土):”EU、頻繁な追加接種に懸念 免疫低下の恐れも”報道紹介
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○「本間真二郎医師ウイルス変異株・ワクチン等解説等紹介」の続きです。令和4年1月14日の日本国内新型コロナ新規感染者数が、一気に2万人を超え、累計感染者数は約183万人、累計死者数1万8426人になったとのこと、けたたましく報道され、政府のワクチン接種遅れを批判する報道もなされ、ますますワクチン接種圧力が高まりそうです。

○私は、絶対にワクチンは打たないと決めており、ワクチンパスポートなんて制度は絶対反対の立場です(^^;)。一気に増えた新型コロナ感染者数で危険を煽る報道ばかりですが、以下の日経新聞での「EU、頻繁な追加接種に懸念 免疫低下の恐れも」の報道には、まともな報道があったとホッとしました。詫摩佳代東京都立大学法学部教授と山田邦雄ロート製薬代表取締薬会長のコメントは全く同感です。

○特に山田邦雄ロート製薬代表取締薬会長のコメント「科学的に合理的でないことを強制するのでは、もやは民主国家とは言えない。そうではなく、あくまで重症化を防ぎ、自己の自然免役で克服する医療ノウハウ開発こそ重点を置くべきだ。」は、正に我が意を得たりで、大賛成です。

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EU、頻繁な追加接種に懸念 免疫低下の恐れも
2022年1月12日 14:28


EUはワクチンの頻繁な追加接種に懸念を示した=ロイター

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は11日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)を短い間隔で繰り返すことに懸念を示した。変異型「オミクロン型」の詳細が明らかになっていないほか、頻繁なワクチン接種が人体の免疫に悪影響を及ぼす可能性も指摘した。

ロイター通信などによると、EMAのワクチン戦略責任者のマルコ・カバレリ氏は「追加接種は臨時措置であり、短い間隔で接種を繰り返すのは持続的な長期戦略とはいえない」と指摘。4カ月ごとに追加接種を繰り返すと免疫に負荷をかける恐れがあると警告した。

EMAは新たなワクチンの必要性を判断するため、今後の感染者数の推移や感染地域の広がりなどを見極める必要があるとの見解も示した。

オミクロン型が流行するなか一部の国は追加接種を検討している。イスラエルは60歳以上を対象に4回目のワクチン接種を開始。チリも一部を対象に4回目接種を始めた。

ただ追加接種の広がりでワクチンが富裕国に集中すれば、途上国での接種が遅れる恐れがある。世界保健機関(WHO)は同日「ワクチン接種を繰り返す戦略は適切ではない」として、感染を防ぐ効果が高い新たなワクチン開発の必要性を訴えた。

詫摩佳代
東京都立大学 法学部教授
分析・考察とりわけオミクロン株の出現以降、ワクチンに対する期待が主に先進国で過剰になり、ワクチンの負の側面が無視されすぎていると感じていたところでした。その意味で、この警告は重要です。2回接種済なら、オミクロン株に対しても重症化率はある程度抑えられる事が明らかになっています。本来、ワクチンの効果とは、重症化を抑えることですが、今やそれでは飽き足らず、あたかもワクチンによってウイルスフリーを目指しているかのようです。短期的にはベターな状態を成し遂げられたとしても、長期的にはそれなりのインパクトがあるでしょう。どこの国も今、大変ですが、ワクチンで何を目指すのか、考える冷静さが必要ではないでしょうか。
2022年1月13日 9:04

山田邦雄
ロート製薬代表取締薬会長

これは合理的に考えてその通りの懸念だと思う。
人体の仕組みは、知れば知るほど驚くほど複雑精緻にできており、コロナウイルスの細胞への侵入事象一つとっても、これほど複雑なプロセスで「攻防」が繰り返されてるわけで、簡単にワクチン=人体にプラス、とはならないはずだ。
ましてや、ワクチンでは感染が防げないことが事実として明らかになっているにもかかわらず、これを義務化したりパスポートにしようとしているのは非常に懸念される。
科学的に合理的でないことを強制するのでは、もやは民主国家とは言えない。そうではなく、あくまで重症化を防ぎ、自己の自然免役で克服する医療ノウハウ開発こそ重点を置くべきだ。
以上:1,722文字
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R 4- 1-14(金):パコ・デ・ルシア演奏超絶スケール(ピカード)抜粋動画紹介
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○フラメンコギターの神様と呼ばれたパコ・デ・ルシア氏の弾くスケールは1秒間に20個近いと言われていますが、そのパコ・デ・ルシア氏の数多いYouTube動画の中の超絶スケール(ピカード)ばかり集めたYouTube動画を発見したので紹介します。人差し指・中指の指のつけ根から第2関節までは殆ど動かず、第1・2関節のみで弾いています。まるで機械が動いている感じで、正に人間業を通り越した神業で、普通の人間は近づくことはできません。

Extreme Speed Guitar Solo - Flamenco - Paco de Lucia, picado.!


あるサイトで以下のように表しています。
2014年2月に急逝したフラメンコギターの神様、パコ・デ・ルシア(paco de lucia)が得意としていた奏法ですね。
あまりに高速で、美しく、このテクニックでギターファンを虜にしたといっても過言ではありません。
こちらの動画は、パコ・デ・ルシアの超絶的なピカードの演奏を収めた映像集です。


参考に普通の人のスケールも紹介します。この方のスケール(ピカード)も速くて正確ですが、パコ・デ・ルシア氏の超絶スケールには比べものになりません。

Daily Picado Routine

以上:529文字
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R 4- 1-13(木):週2日通院していない通院期間修正を認めない地裁判決紹介
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○通院慰謝料は、通院期間・通院日数によって、青本・赤本に基準が記載されていますが、通院日数は一週間7日に2日間通院するのが前提とされていました。そこで通院期間が長くても、通院日数が例えば一週間1回や一ヶ月1回等一週間7日に2日間に満たない場合は、通院日数に2分の7即ち3.5を乗じて、1ヶ月30日で割った数値を通院期間と修正されるのが原則でした。例えば通院期間6ヶ月でも、通院日数が30日の場合、30×3.5÷30=3.5ヶ月に修正されます。

○ところが、この原則について、「被告らは,原告の実際の入通院日(87日間)を3.5倍した304日を基準に傷害慰謝料を算定すべきであると主張し,確かに,原告の通院は平成29年2月以降,月2回程度にとどまっており(乙2),通院期間中の通院日数を総じてみた場合,通院がやや少ないということはできる。しかし,原告の通院は不定期ではなく,定期的に継続したものであるから,通院期間を基準として傷害慰謝料を算定するのが相当というべきであり,被告らの上記主張は採用できない」と判断した令和2年11月10日大阪地裁判決(交民53巻6号1422頁)関連部分を紹介します。被害者側としては有り難い判決です。

○なお、自賠責保険後遺障害第7級に認定された女子外貌醜状痕の逸失利益について、「醜状障害のために後遺障害逸失利益の損害が生じたというためには,醜状障害の程度が著しく,かつ,性質上,容姿や外貌が重要視される業務に従事し,あるいは,従事することが予定されていたにもかかわらず,醜状障害によりその就労の機会が失われるなど,実際に将来における収入が減少する蓋然性がある場合に限られる」として、全く認めませんでした。

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主   文
1 被告らは,原告に対し,連帯して120万4460円及びこれに対する平成28年7月29日から支払済みまで年5%の割合による金員を支払え。
2 原告のその余の請求をいずれも棄却する。
3 訴訟費用は,これを100分し,その94を原告の負担,その余を被告らの負担とする。
4 この判決は,第1項に限り,仮に執行することができる。

事実及び理由
第1 請求

 被告らは,原告に対し,連帯して2000万円及びこれに対する平成28年7月29日から支払済みまで年5%の割合による金員を支払え。

第2 事案の概要
 本件は,大阪市〈以下省略〉内の道路上(十字交差点)において,被告Y1が被告会社の業務として運転する普通貨物自動車(以下「被告車両」という。)と原告が乗車する自転車(以下「原告自転車」という。)が出会い頭に衝突した交通事故(以下「本件事故」という。)により,原告が右頬部挫創等の傷害を負って入院及び通院をし,顔面の外貌醜状(1.5cmの線状瘢痕,5×6cmの色素沈着)を残したこと等により,別紙「損害整理表」の「原告の主張」欄のとおり,4437万9734円の損害を被ったところ,被告Y1には,交差点進入にあたって徐行すべき義務を怠り,交差点に進入してくる原告自転車を注視し,適切にブレーキを操作して衝突を回避する義務を怠った過失があったとして,原告が被告Y1に対して不法行為による損害賠償請求権(民法709条)に基づき,被告会社に対して使用者責任による損害賠償請求権(民法715条1項,709条)に基づき,上記4437万9734円の内金2000万円及びこれに対する平成28年7月29日(不法行為日)から支払済みまで民法所定の年5%の割合による遅延損害金の連帯支払を求めた事案である。

第3 前提事実(当事者間に争いがないか,後掲各証拠及び弁論の全趣旨により容易に認定できる事実。なお,証拠の番号は甲乙の符号と番号のみで表記し,枝番のある証拠につき枝番を表記しない場合は枝番を含む。)
1 当事者等
(1) 原告
 原告は,本件事故当時,15歳(平成12年○月○日生)の女性である(甲1)。

(2) 被告ら
 被告会社は被告Y1の雇用主であり,被告Y1は,本件事故当時,被告会社の業務として被告車両を運転していた者である(弁論の全趣旨)。

2 本件事故

         (中略)

3 原告の受傷及び通院経過等
 本件事故により,原告は,右頬部挫創,両手挫創,頭部打撲血腫,右肩打撲,右膝打撲,右足関節打撲の傷害を負い,以下のとおり,入院及び通院をした。

         (中略)


4 後遺障害診断及び事前認定
(1) 後遺障害診断
 原告は,平成29年7月22日,育和会記念病院で後遺障害診断を受け,以下のとおり診断された(甲8)。
 傷病名 右頬部挫創
 症状固定日 平成29年7月22日
 醜状障害
 ①右眼瞼横に1.5cmの線状瘢痕
 ②右頬部に5×6cmの色素沈着

(2) 事前認定
 原告は,自賠責保険の後遺障害等級認定を受け,以下のとおり認定された(甲2)。
 障害等級 自賠法施行令別表第二7級12号
 理由:外貌の障害のうち,右頬部の色素沈着については,人目につく鶏卵大面以上の瘢痕と捉えられることから,「外貌に著しい醜状を残すもの」として別表第二7級12号に該当する。

第4 当事者の主張

         (中略)


第5 当裁判所の判断
1 はじめに(本件の争点)
 本件において,原告自転車と被告車両との間で本件事故が発生したことは当事者間に争いがなく,被告Y1が不法行為による損害賠償責任を,被告会社が使用者責任による損害賠償責任を負うこと自体は,被告らも争わない。
 本件の争点は,
①本件事故の態様等を踏まえた,原告及び被告Y1の過失割合,
②原告に生じた損害及び損害額である
(別紙「損害整理表」のとおり,治療費,通院交通費,入院雑費については当事者間に争いがなく,争いのある損害費目は,入院付添費,通院付添費,傷害慰謝料,後遺障害慰謝料,後遺障害逸失利益である。)。

2 争点①(過失割合)

         (中略)



3 争点②(原告の損害及び損害額)
(1) 治療費 70万6939円
 当事者間に争いがない。


         (中略)



(6) 傷害慰謝料 166万円
 原告は,本件事故により2日間入院し,症状固定日(平成29年7月22日)まで約1年間通院している(前提事実3)。この入通院に相応する慰謝料として166万円を原告の損害として認める。

 なお,被告らは,原告の実際の入通院日(87日間)を3.5倍した304日を基準に傷害慰謝料を算定すべきであると主張し,確かに,原告の通院は平成29年2月以降,月2回程度にとどまっており(乙2),通院期間中の通院日数を総じてみた場合,通院がやや少ないということはできる。しかし,原告の通院は不定期ではなく,定期的に継続したものであるから,通院期間を基準として傷害慰謝料を算定するのが相当というべきであり,被告らの上記主張は採用できない

(7) 後遺障害逸失利益 0円
 本件事故による原告の後遺障害は,右頬部挫創後の醜状障害(右眼瞼横の1.5cmの線状痕,右頬部の5×6cmの色素沈着)である(前提事実4(1))。
 外貌の醜状障害は,身体機能の障害ではなく,一般的に労働能力を制限するものではない。

後遺障害逸失利益は,後遺障害のために労働能力が制限され,将来において得べかりし利益を失う蓋然性がある場合に損害として認められるものであり,醜状障害のために後遺障害逸失利益の損害が生じたというためには,醜状障害の程度が著しく,かつ,性質上,容姿や外貌が重要視される業務に従事し,あるいは,従事することが予定されていたにもかかわらず,醜状障害によりその就労の機会が失われるなど,実際に将来における収入が減少する蓋然性がある場合に限られるというべきである。

 本件についてみると,原告の醜状障害のうち線状痕は顔面部であるとはいえ1.5cmにとどまっている。また,右頬部についても,瘢痕はケロイド様であったり,肥厚したりしているものではなく色素沈着にとどまっていて,右頬部の写真(甲7)をみても,著しく変色しているとまでいうことはできない。

このような醜状障害により,就労の機会や選択の幅が狭められるということはできず,原告によれば,後に退職したとはいえ,一旦は自ら希望するとおり飲食業の仕事に就いたというのであるから,このことからも,原告の就労の機会等が制限され,将来における収入が減少する蓋然性があるとは認められない。

 以上によれば,原告に後遺障害逸失利益の損害が生じたと認めることはできない。

(8) 後遺障害慰謝料 1051万円
 原告の後遺障害は,自賠法施行令別表第二7級12号に該当する醜状障害であり,このことに加え,醜状障害が顔面部のものであることや,原告が症状固定時16歳の若年女性であり,多感な少年期,青年期を醜状による精神的苦痛を抱えつつ過ごしていくことになると考えられることを考慮すれば,原告が主張する1051万円の後遺障害慰謝料は,後遺障害による原告の精神的苦痛を慰謝するためのものとして相当というべきであり,同額を原告の損害として認める。

(9) (1)~(8)の合計額 1289万7174円

(10) 過失相殺 -515万8870円
 前記3のとおり,本件事故に係る原告の過失割合は40%と認めるのが相当であるから,前記(9)の金額の40%相当額を過失相殺により控除する。

(11) 既払金控除等
ア 対人賠償保険金 -70万3489円
 被告ら(保険会社)による既払金を控除する。

イ 人身傷害保険金 -594万0355円
 原告は,人身傷害保険金として1109万9225円の支払を受けているところ(甲5,6),この保険金のうち,原告過失分(前記(10))に充当した残額である594万1555円を損益相殺により控除する。

(12) 弁護士費用 11万円
 弁護士費用相当額として11万円を原告の損害として認める。

(13) 合計額 120万4460円

4 結論
 以上によれば,原告は,被告らに対し,不法行為による損害賠償請求権ないし使用者責任による損害賠償請求権に基づき,120万4460円及びこれに対する平成28年7月29日(不法行為日)から支払済みまで民法所定の年5%の割合による遅延損害金の連帯支払を求めることができる。
 よって,原告の請求は上記の限度で理由があるから,その限度で一部認容し,その余の請求はいずれも棄却することとして,主文のとおり判決する。
 大阪地方裁判所第15民事部
 (裁判官 溝口優)

以上:4,303文字
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R 4- 1-12(水):令和3年忘年会演奏動画存在判明-余りに出来悪く非公開です
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恐れ入りますが、本ページは、会員限定です。

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R 4- 1-11(火):飲酒及び重過失免責条項適用で保険金請求を棄却した地裁判決紹介
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○原告らが、原告Aが被告との間で総合自動車保険契約を締結していたところ、原告Aが交通事故を起こして原告らが負傷したなどと主張して、被告保険会社に対し、本件契約に基づく保険金として、運転していた原告Aが約117万円、同乗していた原告Bが約2777万円の保険金支払を求めました。

○これに対し、原告Aの保険金請求については,本件飲酒免責条項により,被告は免責となるとし、原告Bの保険金請求については,本件重過失免責条項により,被告は免責となるとして、原告らの請求を全て棄却した令和3年1月27日札幌地方裁判所(自保ジャーナル2093号161頁)関連部分を紹介します。



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主   文
1 原告らの請求をいずれも棄却する。
2 訴訟費用は原告らの負担とする。

事実及び理由
第一 請求

1 被告は,原告Aに対し,117万1414円及びこれに対する令和元年6月15日から支払済みまで年6分の割合による金員を支払え。
2 被告は,原告Bに対し,2777万5533円及びこれに対する令和元年6月15日から支払済みまで年6分の割合による金員を支払え。

第二 事案の概要
 本件は,原告らが,原告Aが被告との間で総合自動車保険契約(以下「本件契約」という。)を締結していたところ,原告Aが交通事故を起こして原告らが負傷したなどと主張して,被告に対し,本件契約に基づく保険金(原告Aにつき117万1414円,原告Bにつき2777万5533円)及びこれに対する令和元年6月15日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで商事法定利率(平成29年法律第45号による改正前のもの)年6分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。

1 前提事実
(1)保険契約の締結

 原告Aは,平成28年5月,保険会社である被告との間で,原告A所有の自家用軽四輪自動車(以下「本件車両」という。)を契約車両とし,保険期間を同月2日から平成29年5月2日までとして,以下の内容を含む総合自動車保険契約を締結した(本件契約)。
ア 人身傷害保険
 被保険者 原告A及び原告B
 保険金額 被保険者1名当たり3000万円
 保険金支払事由 交通事故が発生した場合,契約車両の正規の乗車装置又はその装置のある車内に乗車する者が交通事故により被った身体の傷害に係る損害(治療費等)に対して保険金を支払う。

イ 運搬搬送費用保険
 被保険者 原告A
 保険金額 被保険者が負担する金額
 保険金支払事由 落輪等の事由により契約車両が走行不能となった場合,被保険者が運搬・搬送費用を負担することによって被る損害に対して保険金を支払う。

ウ 免責条項
 人身傷害保険及び運搬搬送費用保険に関して,被保険者が道路交通法65条1項に定める酒気帯び運転又はこれに相当する状態で契約車両を運転している場合に生じた損害については,保険金を支払わない(以下「本件飲酒免責条項」という。)。
 人身傷害保険に関して,損害が保険金を受け取るべき者の重大な過失によって生じた場合は,その者の受け取るべき金額については,保険金を支払わない(以下「本件重過失免責条項」といい,本件飲酒免責条項と併せて「本件各免責条項」という。)。

(2)保険事故の発生
ア 原告Aは,平成28年8月7日午前2時30分頃,北海道恵庭市<以下略>先路上において,原告B及び原告らの子であるD(平成22年○月○○日生。以下「D」という。)が同乗する本件車両を運転中,直進道路において中央分離帯に乗り上げ,横転させる交通事故(以下「本件事故」という。)を発生させた。

イ 本件事故により,原告Aは右上腕骨折,右脛骨骨折等の傷害を,原告Bは左前腕挫創,左上腕打撲等の傷害を負い,原告らは,それぞれ個別の救急車により、いずれも北海道α市に所在する社会医療法人b病院(以下「b病院」という。)に救急搬送された。

(3)被告の対応及び本件訴訟の提起

         (中略)


第三 当裁判所の判断
1 争点(2)(本件各免責条項による免責の成否)について

(1)本件の事案に鑑み,争点(2)から先に判断する(なお,以下では,平成28年の出来事については年の記載を省略する。)。

(2)原告A(本件飲酒免責条項による免責の成否)について
ア 証拠(略)によれば,8月7日午前2時30分頃に発生した本件事故を同日午前2時37分に覚知し,本件事故現場に臨場した警察官は,負傷していた原告Aからアルコール臭を認めたため,原告Aの救急搬送に同乗してb病院に向かい,原告Aにアルコール呼気検査に応じるよう求めたことが認められ,このような事実からすれば,同日午前4時頃に実施された呼気検査においては陰性の結果であったとしても,原告Aは,本件事故を発生させた当時,通常の状態で身体に保有する程度以上にアルコールを保有していることが,顔色,呼気等により外観上認知することができるような状態にあり,「道路交通法65条1項に定める酒気帯び運転又はこれに相当する状態」にあったものというべきである。


(ア)原告らは,原告Aはアルコールに弱い体質であるため普段から酒類を飲まず,本件事故前日(8月6日)の午後7時頃,自宅でアルコール度数3%の缶酎ハイを3口程度飲んだのみであると主張し,これに沿う供述をする。

(イ)しかしながら,原告Aは,8月7日の本件事故直後に救急搬送されたb病院においては,その「嗜好」として「お酒」について「飲む」と回答し,b病院から転院した先の医療法人社団c病院においても,同月9日の問診で「飲酒歴」について「時々」,「飲酒量」について「普通」と回答しており,2度にわたって飲酒の習慣があると回答しているのであって,これに反する原告らの供述は容易に採用し難いものであるといわざるを得ない(なお,原告Aは上記のような回答をしたことを否定する供述をしているが、異なる医療機関で同趣旨の医療記録が作成されており,上記の判断を左右するものではない。)。

 かえって,原告Aは,前記アのとおり警察官からアルコール呼気検査に応じるよう求められたのに対し,b病院に救急搬送された後,「警察官により本人に令状請求による強制執行を行うことを説明」されるまでこれに応じなかったというのであって,このような事実からは,原告Aにおいて,相当程度の飲酒の事実を認識していたことが窺われるといわざるを得ない(なお,原告Aは,この点について「飲酒運転をしていないのに飲酒を疑われ,とても腹が立ったから」などと供述しているが,時期や量はともかく本件事故に先立つ飲酒の事実自体は原告Aも認めるところであって,必ずしも合理的な説明とは認め難く,上記の判断を左右するものではないといわざるを得ない。)。 

(ウ)また,原告Aは,保険会社である被告の調査に対し,8月26日には飲酒の事実を否定し,11月18日には「7時頃」に飲酒をしたと述べたものの,同月21日には「どう考えても飲んでないんですよね。よくよく思い返せば」として再度飲酒の事実を否定しており,その後,本件訴訟において,8月6日午後6時頃(後に午後7時頃)に飲酒をしたとの主張をし,これに沿う供述をしているが,このような供述の変遷からは,原告Aにおいて,保険金の支払を求めるに当たり,飲酒の事実を糊塗しようとする意図があったと窺われるといわざるを得ない(原告Aは,この点について「飲酒運転を疑われた理由が分からなかったから」などと説明するが,必ずしも合理的な説明とは認め難く,「保険金が下りなくなると思ったから」とも説明しており,上記の判断を左右するものではない。)。

(エ)さらに,原告Aは,本件事故前日の夕方以降の行動について,保険会社である被告の調査に対し,〔1〕8月26日には,午後9時に自宅を出発して「家族3人で食事とカラオケに行った」と述べていたが,〔2〕11月18日には,(「f店とかには」)「行きは送ってもらったんですよね」と述べ,本件訴訟を提起した後,〔3〕証拠(略)では,8月6日は原告宅でDの誕生日会が開かれており,午後11時頃「原告Aが運転する自家用車に乗って,自宅から最寄りのカラオケに行った」とし,〔4〕証拠(略)でも「原告Aが運転する自家用車に乗り,自宅から最寄りのカラオケに行った」と主張していたが,上記〔2〕の証拠(略)が提出された後の〔5〕証拠(略)では,「カラオケ店に行くには,〔中略〕原告ら,D及び原告Aの父親の内縁の妻は原告Aの父親が運転する車両に同乗し」たとの主張となり,〔6〕原告Aの陳述書でも同旨の陳述をしていたが,〔7〕原告Aの本人尋問においては,カラオケ店に行く際に乗った車両は「Bの母」が運転していたものであると思う旨の供述をしている。

このように,原告Aにおいては,本件事故前日の夕方以降の行動について,頻繁にその認識の変遷がみられ,その記憶がどの程度正確なものであるかについても,疑問の余地があるものといわざるを得ない。

(オ)以上の検討を踏まえると,原告Aが本件事故前日(8月6日)の午後7時頃にアルコール度数3%の缶酎ハイを3口程度飲んだのみであるとの原告らの主張は,採用することができないといわざるを得ない。

ウ このほか,原告らは,警察官が感知したというアルコール臭が原告Bの呼気や原告Aの衣服から発されていたものである可能性もあるとも主張するが,原告らは個別の救急車で救急搬送されているところ,原告Bの救急搬送に係る救急活動報告書はアルコール臭に関する記載はなく,交通事故現場に臨場した警察官においてアルコール臭の発生元を誤るとも容易に想定し難いことから,その主張も採用することができない。

エ 以上のとおり,原告Aの保険金請求については,本件飲酒免責条項により,被告は免責となる。

(3)原告B(本件重過失免責条項による免責の成否)について
ア 前記(2)のとおり,原告Aについては,本件事故の当時,「道路交通法65条1項に定める酒気帯び運転又はこれに相当する状態」にあったものと認められるところ,原告Bは,本件事故前日の夕方以降,原告Aとその行動を共にし,原告Aが飲食する様子を認識していたにもかかわらず,本件事故直前に原告Aが本件車両の運転を開始する際,原告Aの状況を確認したり,運転代行を要請することを検討したりすることなくその運転を委ねている。

そして,原告Aは,本件車両の運転を開始した直後に居眠りをし,本件事故を発生させたため,原告Bの身体に傷害を生じたというのであって,飲酒運転の重大性も考慮すれば,「損害が保険金を受け取るべき者の重大な過失によって生じた場合」に該当するものといわざるを得ない


イ なお,原告Bは,本件事故発生時には寝ており,その供述によれば,本件事故前日から相当程度のアルコールを摂取していたとされているが,保険会社である被告の調査に対する8月26日の原告Aの回答によれば,「妻は最初の1杯目のみグラスビール」とされており,原告Bの飲酒量は必ずしも明らかではない上に,原告B自身,本件事故直前に原告Aが本件車両の運転を開始する際の状況を記憶しており,上記の判断を左右するには至らないというべきである。

ウ 以上のとおり,原告Bの保険金請求については,本件重過失免責条項により,被告は免責となる。

(4)以上によれば,原告らの損害額(争点(1))にかかわらず,原告らの請求について被告は本件各免責条項によって免責となるから,原告らの損害額について判断するまでもなく,その請求はいずれも理由がない。

2 よって,原告らの請求はいずれも理由がないからこれらを棄却することとし,主文のとおり判決する。
札幌地方裁判所民事第5部 裁判官 宇野直紀
以上:4,816文字
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