令和 7年 2月23日(日):初稿 |
○令和7年2月22日(土)は夕方、最近BDソフトを購入していた高倉健氏主演映画「幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ」を鑑賞しました。高倉健氏主演映画の鑑賞は、令和6年11月9日記載「映画”野性の証明”を観て-懐かしい大スター多数登場に感激」に記載して以来です。映画「幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ」は、1977(昭和52)年製作ですから、令和7年からは48年も前の映画ですが、平成8年に登場したDVDでの映画「幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ」をおそらく平成10年頃に購入し、一度鑑賞をしていました。それから20数年ぶりの鑑賞です。 ○武田鉄矢氏が当時27歳で映画初出演し、歌手兼映画俳優となるきっかけとなった映画ということですが、武田鉄矢氏と桃井かおり氏が、赤い色のマツダファミリアに乗って、偶然出会った高倉健氏を同乗させて広い北海道の道路を疾走するシーンは、おぼろげながら覚えていました。しかし、ストーリー展開は、最後の黄色いハンカチがなびくシーンは、良く覚えていましたが、そこに至る経緯は、殆ど忘却の彼方で初めて観る感覚で鑑賞できました。 ○久しぶりの鑑賞で、武田鉄矢氏の演技には、映画初出演とは思えないコメディアンぶりに大いに笑わされました。昭和52年、私は26歳でようやく司法試験に合格した年で、当時、従兄弟の漁船員の方から、彼が所有する日産サニーを彼の出漁中自由な使用を任されており、自分の自動車のごとく利用していました。当時、自動車は、若者が女性をナンパする道具として利用されており、私もそれを目指していたのですが、目的は全く達せない状況が続いていました(^^;)。映画では、失恋した武田鉄矢氏が退職金で購入したばかりのマツダファミリアに乗り北海道に旅に出て、同じく失恋したばかりで旅に出た桃井かおり氏を同乗させるのに成功し、悪戦苦闘しながら、最後に結ばれるまでの過程が、高倉健氏とのからみで巧く描かれています。 ○主演は高倉健氏ですが、今回の鑑賞で、主演はむしろ武田鉄矢氏と桃井かおり氏ではないかと気付きました。高倉健氏との遣り取りで、その苛酷な身の上話を聞き、若い武田鉄矢・桃井かおりのカップルが少しずつ成長していきます。高倉健氏が武田鉄矢氏を説教する場面で、お前のような奴は、「草野球のキャッチャー」というと諭し、その心は「ミットもない」という下りは、正に、ずっこけて大笑いでした。寡黙でカッコ良い高倉健氏が下らないギャグを飛ばすことが妙におかしさを醸し出しました。 ○結論は分かっていても、最後に黄色いハンカチを見つけるまでの大詰めのシーンは、ハラハラドキドキ高揚感が高まり、見つけたときは、やはり感涙にむせびました。やはり、ストーリー展開が巧くできた映画です。 幸せの黄色いハンカチ予告編1 [北海道夕張 幸せの黄色いハンカチ思い出ひろば]懐かしい。チャンネル登録、いいネよろしくお願いします♪ 高倉健の出所後のビール。「醤油ラーメンとカツ丼ください。」【幸福の黄色いハンカチ】二日間絶食をして臨んだ名シーン。 以上:1,255文字
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