令和 7年 2月22日(土):初稿 |
○「”運を引き寄せ人生が思い通りになる 呼吸メソッド”-鼻で吐く徹底」の続きで、帯津三敬病院名誉院長帯津良一医師著「1日1分からはじめる65歳からのらくらく呼吸法&気功」の紹介です。同著は、数ヶ月前に購入済みでしたが積ん読でした。帯津良一氏は、この著作を出版した2023(令和5)年11月当時87歳、まだまだ現役で週5日診察し、毎日晩酌を欠かさないそうです。月から金までは病院で診察、土日のいずれかは各地での講演が入り、残った日は雑誌連載記事や書籍の原稿書きで、1週間ほぼ休み無しの生活とのことです。 ○起床は午前3時半、午前5時までに病院に出勤し、院内道場でひとりで太極拳を行い、その後息つく間もなく仕事で飛び回り、夕方6時晩酌しながら夕食を取り、午後9時までには就寝するとのことで、就寝・起床時刻は私も同じです。夕方6時過ぎに晩酌も同じで、朝は午前6時過ぎにツルカメフィットネススタジオに入り、ひとりでストレッチ30分・筋トレ20~30分行い、身体を動かすところもほぼ同じです。違うのは、その後息つく間もなく仕事で飛び回るところです。私の場合、ここ数年、業務が減って、さて、今日は何をしようかと思案するところが違います(^^;)。 ○同著では、無意識で行う呼吸を「呼吸」、意識して自発的に行う呼吸を「呼吸法」と使い分けています。どの呼吸解説本も同じですが、ここでも吸う息より吐く息の重要性が強調されています。しっかり吐くことで、副交感神経が優位になり、自律神経が整うからとのことです。自律神経には、活動的な日中などに働く「交感神経」と、夜リラックスしているときに働く「副交感神経」があり、交感神経優位のときは、心拍数・血圧が上がり、呼吸が浅くなるところ、副交感神経が優位のときは、心拍数・血圧が下がり、呼吸はゆっくり長くなります。 ○同著で紹介する基本のかんたん呼吸法は、椅子に座り、 ①両手を思い切り強く握りながら息を吸い、握りを緩めながらゆっくり息を吐き、 ②両肩を耳に付くくらい持ち上げながら息を吸い、両肩を緩めながらゆっくり息を吐き、 ③背中を椅子の背にもたれながら息を吸い、背中を戻しながらゆっくり息を吐き ④つま先から膝・胸・肩・首・顔・頭の順に前審に意識を巡らせながらゆっくり息を吸い、その緊張を緩めながら息を吐く と解説されており、その息を示す、矢印はいずれも鼻が出入りするように記述されています。鼻で吐くとは記述されていませんが、鼻で吐くのが前提のようです。 ○歩くときの呼吸法は次のとおり説明されています。 ①3回鼻から息を吐いて、1回鼻から大きく息を吸う「三呼一吸」という呼吸法 ②足を出すタイミングで「フッフッフッ」と吐き、「フー」と吸う ※「1歩2歩3歩」と足を出すタイミングに合わせて「フッフッフッ」と3回連続で吐き、4歩目で「フー」と大きく息を吸い、5歩目から繰り返す ③これだけで、体の隅々まで酸素が行き渡り、血液循環がよくなる ④呼吸と歩行のタイミングを合わせるのがコツ ⑤歩くことで筋力を鍛え、呼吸法を取り入れる一石二鳥の効果あり 私の場合、歩行はできるだけ速くすることを意識しており、速歩きほど呼吸も速くなるのが良いかどうか不明です。まずは実践して様子を見ます。 以上:1,331文字
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