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映画”乱”を観て-4K MasterBDソフトでの鑑賞ながら残念の一言

令和 6年11月24日(日):初稿
○令和6年11月23日(土)午後は、最近購入した4K Master Blu-ray BOXでの映画「乱」を鑑賞しました。「2024年11月16日発行第377号”弁護士のリア王”」を読んで、リア王原作と言うことで再度鑑賞したくなり購入したモノです。黒澤明監督の1985(昭和60)製作の作品で、映画コムでは「巨匠・黒澤明が構想10年・製作費26億円をかけて完成させたライフワーク的作品で、シェイクスピアの悲劇「リア王」をベースに毛利元就の「3本の矢」の故事などを取り入れながら、裏切りと憎しみの中で殺し合う人々の姿を壮大なスケールで活写した戦国時代劇」と解説されています。

映画「乱」はDVDソフトを発売と同時に購入し、おそらく平成の初め頃に鑑賞しています。30数年経過し、その内容は全くのうろ覚えでした。当時鑑賞しても殆ど感動がなかったため記憶に残らなかったと思われます。ピーター演ずる狂阿弥のおどけシーンだけは記憶に残っていましたが、邪魔くさいと感じるだけでした。4K Masterということで、映像がクッキリ鮮やかに蘇っているだろうと期待して鑑賞し始めましたが、冒頭の山中での狩のシーンから最近の4KUHDのクッキリ映像には遠く及ばないぼんやりした映像でガッカリでした。後記映画『乱 4K』予告編YouTube動画はクッキリ映像に見えますが、100インチ大画面で観るとモヤモヤした映像でした。

○黒澤明監督作品の鑑賞は、「映画”影武者”を観て-4KUHDソフトでの鑑賞ながら残念の一言」以来です。映画レビューでは、映画「影武者」より映画「乱」の方がずっと面白いとの評価もあり、期待しての鑑賞でしたが、残念ながら、今回も「残念」という感想でした。黒澤明監督作品で良かったのは、1965(昭和40)年の映画「赤ひげ」までで、その後の1970(昭和45)年製作映画「どですかでん」以降の映画はダメとの評価がありますが、私にとっても映画「乱」はダメ映画としか評価できませんでした。

○ウィキペディア解説では、「映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには86件のレビューがあり、批評家支持率は97%、平均点は8.98/10という高評価を獲得している。」とのことですが、鑑賞レベルの低い私には全く信じられません。城を譲った長男・二男に裏切られ荒野を彷徨う名優仲代達矢氏演ずる主人公が羽織っている着物が、あれだけ酷い目にあって荒野を彷徨い歩いているのだから着物もボロボロになるはずなのに何で真っ白な新品のままなのよとつまらぬところが気になりました。

映画「影武者」での感想「聴衆に対するサービス精神が、「用心棒」の時代とは明らかに質が変わったように感じ、昭和40年以前の黒澤明監督作品とは違うと実感」はこの映画でも全く同じでした。以下の『乱』('85)【映画レビュー1分勝負!】での「ダラダラと長すぎて正直退屈」の感想と全く同感でした。

4/1(土)公開 映画『乱 4K』予告編


『乱』('85)【映画レビュー1分勝負!】


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