令和 3年12月24日(金):初稿 |
○「NHKテレビ小説”カムカムエヴリバディ”空襲場面に涙す」、「NHKテレビ小説”カムカムエヴリバディ”まさかのナレーションに涙す」と記載したとおり、NHKテレビ小説「カムカムエヴリバディ”」は、大変、ストーリー展開が面白く、毎朝、ストレッチ・筋トレ・入浴の日課をこなした後に、欠かさず熱心に見ています。ストーリー展開は、郷里気仙沼の話しで熱心に観た「おかえりモネ」よりズッと衝撃的で面白いと感じています。 ○12月22日の放送も、まだ小学1年生の長女るいに「I hate you」と突然、告げられ、絶望の淵に沈んだ主人公安子が、ロバートと共にアメリカに渡る決意をしたことに、これはストーリー展開が早急すぎるのではと感じました。しかし、るいにしてみれば、苦労しながらも、あれほど仲良く一緒に暮らしてきた実母から、突然、別居を告げられた挙げ句、晴れの小学入学の日、母に会いたい一心で岡山から大阪まで行って、大阪で暮らした家に行ったら、ロバートを抱き合っている安子を見てしまいます。 ○るいにしてみれば、自分と別れたのはロバートと一緒になるためと、誤解し、母を憎む心情になるのも、やむを得ないかと納得しました。母は実の我が子より、実の父を殺したアメリカの男性を選んだのですから、るいにしてみれば、母は、父の敵と一緒になるため自分を捨てたと感じたのでしょう。この展開では「I hate you」もやむを得ません。 ○いつもは、場面冒頭か、冒頭数分後に始まるテーマミュージックが、放送終了に近い時間帯に始まり、なんで今回は、こんなに遅く始まるのかと不思議に感じていました。テーマミュージック終了後、河原にやや老けた実年齢24歳の村上虹郎氏演じるるいの叔父の勇氏が登場します。そしてるいと呼び掛けた先に黒い服の女性の後ろ姿がありました。え、るいが、こんなに大きくなったのかと驚きました。遅い時間のテーマミュージックは、7歳から18歳までの時間経過を表していたのでした。 ○叔父勇に呼び掛けられて振り返った女性が成長したるい演じる深津絵里氏でした。一瞬一気に老けたなと感じましたが、そのとき役柄上18歳とは判りませんでした。翌日放送で、まだ18歳の高校生の設定と知り、それにしてはちと年がいっていると感じましたが、るい演じる深津絵里氏が実年齢48歳と知り、仰天しました。女優の深津絵里氏は、殆ど知らない存在でしたが、48歳で18歳を演じる切るのはたいした演技力です。今後、どのように話しが展開するか楽しみです。 以上:1,040文字
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