令和 3年 9月21日(火):初稿 |
○令和3年9月19日は映画「28日後」、20日は映画「28週後」をBDで鑑賞しました。いずれのBDソフトも、話題の映画と言うことで10年以上前に購入していたものですが、積ん読のままでした。積ん読のBDは、まだまだ山のようにあります。「28日後」は、いまから19年前の平成14年、「28週後」は14年前の平成19年の制作です。 ○いずれも細菌感染の話しと聞いていたので、コロナ騒ぎと関連しているかと期待して鑑賞しましたが、全く別な話でした。コロナ騒ぎに関連する映画は「映画”コンテイジョン”を観て-9年前に現在を予言?」で紹介した映画「コンテイジョン」です。これは正にコロナウイルス騒ぎを暗示するもので、身につまされる映画でしたが、「28日後」、「28週後」は、コロナとは全く違うホラー・ゾンビ映画でした。 ○ゾンビ映画は、死者が生き返り、人間を襲う映画ですが、「28日後」、「28週後」は感染した人間が凶暴化して人間を襲うという設定で、現実にそのような感染症があるとは思えないものでした。Yahoo!映画解説によると「感染すると精神を破壊され、人を殺したくなるウィルスによって訪れる人類滅亡のビジョンを生々しく描いた。」とされています。 ○「28日後」は、BDでハイビジョン映像のはずですが、19年も前の制作のためか、画面はボンヤリとして、DVDではと思うほど画質はよくありませんでした。「28週後」はその5年後制作で、画質は少し向上していました。「28日後」の画質の悪さについては、「ゲリラ的撮影ゆえに使われたデジタルビデオの乾いた質感や、速い動きでの不鮮明さがどこか奇妙で、悪夢のごとく迫ってくる。」なんて解説されています。 ○「28日後」も「28週後」も扱っている感染症は同じで、感染すると十数秒で発症し、発症した人間は凶暴化して他の人間に襲いかかり、襲いかかられて感染した人間は、忽ち、凶暴化して他の人間襲いかかりますが、感染者同士では襲いかかることが無く、感染していない人間だけを選んで襲いかかるのが、正に物語で、およそあり得ないと笑える設定です。 ○ゾンビ映画大好き人間の方には面白い映画と思われますが、特に「28週後」の方は、グロティスクなシーンが多すぎ、それが苦手な方は、鑑賞はやめた方がよいでしょう。いずれの映画も一種のSF映画でもあり、ストーリーは、どうしてこんな展開になるのよと、突っ込みどこ満載です。いずれも後味が良くなく、ストレス解消には不向きです。あまり鑑賞は薦められません。 28日後... <特別編> (28 Days Later) ゾンビが全力で追いかけてくる映画「28週後...」日本語予告編 以上:1,101文字
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