平成29年 9月18日(月):初稿 |
○平成29年9月17日(日)は、午前から夕方にかけて、平成17(2005)年12月公開「キング・コング」(188分、以下、05キング・コングと言います)、平成29(2017)年3月公開「キング・コング髑髏島の巨神」(118分、以下、17キング・コング)の二本立いずれもBlu-ray特別版4KUltraHD版を自宅マイルームのサムスン有機ELテレビOLED55C6Pで鑑賞しました。 ○05キング・コングから鑑賞し始めましたが、11年8ヶ月前の平成18年1月にMOVIX仙台で鑑賞したことを「映画『キングコング』を観て」に記載していました。しかし、冒頭場面から殆ど記憶に残っていません(^^;)。12年近く時間がたつと相当記憶から消えるものですが、俳優達の顔だけは覚えていました。 ○今回は、ナオミ・ワッツ扮するヒロインとキングコングの交流シーンが、胸にジンと響き、特に最後のエンパイヤステートビル頂上で、山のような銃弾を浴びて力尽きたキング・コングが静かに落下していく直前のシーンには涙がボロボロ出てきて止まりませんでした。12年前映画館で観たときは涙ぐみそうになったことはありましたが、ボロボロこぼれ落ちることはなく、どうやら、人間歳を取ると涙もろくなるようです。 ○感じ入ったのは1933年当時米国では、地上102階建て高さ443mもの巨大ビルをニューヨークに有していたことでした。05キング・コングは1930年代のニューヨークが舞台ですが、その他にも巨大ビルが林立しています。日本の真珠湾攻撃の10年前にあれだけの巨大ビルを有し、日本とは圧倒的に経済力の差があった米国に、よくぞ日本が戦争を仕掛けたものだと改めて驚き、まだ行ったことのないニューヨークを訪れたいと思いました。 ○3時間以上の長丁場で、昼食休憩を挟んで鑑賞しましたが、12年前の作品のため流石に映像には少々難点があり、続けて鑑賞した17キング・コングの滑らかな映像に12年経過によるカメラ性能の向上を実感しました。17キング・コングは、半年前の平成29年3月に観たばかりで「映画”キングコング髑髏島の巨神”を観て」を記載しており、こちらは、ほぼ覚えており、ホッとしました(^^;)。 ○それども失念していたシーンもあり、特にエンドクレジット終了後に続編を予想させる帰国後のシーンは、出てきて思い出しました。キング・コングと言えば最後にエンパイヤステートビル頂上から落下するものとばかり思っていましたが、元祖1933年版がそうだったからです。その他76年版、86年版はどうなっているのでしょうか。33年版のBDが発売されており、早速、注文しました。 ○視聴者評価は05キング・コングより17キング・コングの方が僅かに高いようですが、今回二作連続で観ると、私としては、ヒロインとキング・コングの交流の厚みを尊重して僅差で05版に軍配を上げます。 以上:1,193文字
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