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裁判所もコロナウィルス対策が強化されマスク着用義務化-要電話会議

令和 2年 3月18日(水):初稿
○「細菌とウィルスの違い-新型コロナウイルス感染症(COVID-19)備忘録2」に関連する続きです。
コロナウィルス騒ぎは、パンデミック宣言がなされて、さらに拡大中ですが、イタリア発のニュースを見るとホントに深刻な状況だなと実感します。フランスではマクロン大統領が、戦争、戦争と連呼して、外出禁止令を出しました。イタリアやフランスにに比較して日本は平穏だと思っていました。

○ところが、先週3月10日の仙台家裁での遺産分割調停で裁判所のコロナウィルス対策に戸惑いました。横長として使う机が縦長に使用され、調停委員との距離が1m程度だったのが、2m以上に引き離されました。その上、調停委員はいずれもマスク姿で、マスクを通しての声は、難聴の私には良く聞き取れず、苦労しました。途中で、私の難聴に気づいた調停委員は、マスクを外して大きな声で話すご気遣いを頂き、感謝しました。なお、家裁では控え室のドアは開きっぱなしで、コロナウィルス対策が徹底していました。

○仙台地裁の方は、先週までは、弁論準備等に出頭しても以前と変わらず、家裁と違って特に対策は取っていないと感じていました。しかし、昨日3月17日、弁論準備に出頭すると、殆どの職員がマスク姿で、エレベータに乗るとノーマスクは私だけで気が引けました。弁論準備室に入ると、裁判官も相手方代理人、複数の傍聴修習生等全てマスク姿のところ、私だけノーマスクでここでも大いに気が引けました。外出にはマスクが必須になっているようです。

○驚いたのは、弁論準備で次回期日を決めた時です。裁判官から、なんと、対面で話すことは避けたいので、次回は両代理人の了解があれば、電話会議にしたいと提案されました。私としては電話会議だとわざわざ地裁まで出頭することなく、事務所内で裁判ができるので、電話会議大いに結構ですと答えて、次回は、裁判官・両当事者代理人全員電話での会議になりました。

○宮城県では、ウィルス検査の結果コロナウィルス感染が判明した人は、まだ一人だけですが、コロナウィルスはあちこちに蔓延しており、感染が判明していない感染者が多く居るとの前提でのコロナウィルス対策と思われます。もしかすると私自身何らの症状はありませんが、コロナウィルスに感染している可能性がないとは言い切れません。兎に角、感染しても免疫力でコロナウィルスを退治する体力をつけるしかありません。

○トランプ大統領が、ウィルス騒ぎ収束時期を問われて、7・8月以降と答えて、益々不安をまき散らしています。安倍首相がなんと言おうと、令和2年7月からの東京オリンピック実現は風前の灯火となっています。安倍首相は、完全実現を力説していますが、この状況で実現したら奇跡的です。奇跡が起きることを祈るのみです。
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