平成25年 9月14日(土):初稿 |
○平成23年9月10日、平成25年司法試験-新司法試験としては第8回目-合格者が発表になりました。例によって法務省HP法科大学院別合格者数等のPDFファイルからデータを桐に読み込みました。 我が母校東北大学法学部の法科大学院は、 合格者数では18位の39名 合格率では20位の22.54% です。 北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の旧七帝大の中では、合格者数・合格率共に最低で、相変わらず低迷しています。旧試験時代、東北大法学部合格者数は、上位10位以内に入っていたように記憶しています。ひいき目の記憶違いかも知れませんが、何故低迷しているのでしょうか。 ○合格者数は、ほぼ2000名で定着したようです。就職戦線は相変わらず厳しそうですが、合格者各位は、折角、掴むはずの資格ですので、これを如何に生かすか、早速、将来に向けて検討を始め、大いに健闘されることを期待しております。 東日本大震災発生前の平成23年2月でしたが、司法修習生の訪問を受け、当時の司法修習生の現状の厳しさについての余りの自覚のなさに呆れて「私が現在の司法修習生にだったら」シリーズ記事を6本書きました。余り読まれていませんが、以下に表題を掲げますので、参考にして頂ければ幸いです。 ・私が現在の司法修習生にだったら-先ず事務所情報取得 ・私が現在の司法修習生にだったら-先輩弁護士表敬 ・私が現在の司法修習生にだったら-営業基本復習 ・私が現在の司法修習生だったら-”可愛気”と”律儀” ・私が現在の司法修習生だったら-”可愛気”と”律儀”2 ・私が現在の司法修習生だったら-”可愛気”と”律儀”3 ○平成25年8月から9月にかけ、3名ほど司法修習生から事務所訪問をしたいとの電話が入りました。いずれの電話にも、「当事務所は、新人採用の予定はありませんよ。それでも訪問しますか。」と言うと、「それでは、結構です。」とアッサリ引き下がります。「私が現在の司法修習生にだったら」シリーズは、全く読まれていないようです。事務所訪問の電話をする前に、相手がどんな人物か調べる必要があると思いますが、どうやら、就活に忙しくてそんな余裕もなく、当たれば見つけモノで電話掛けをしている感じです。そんな甘い気構えでやっていけるのかと心配になります(^^;)。 ******************************************** 司法試験合格、53人減 合格率1位は慶応大学に 産経ニュース2013.9.11 10:00 司法試験の法科大学院別合格率 法務省は10日、平成25年司法試験に昨年より53人少ない2049人が合格したと発表した。合格率は1・7ポイント上昇し26・8%で、2年連続前年を上回った。政府は既に司法試験合格者数を年間3千人とする計画を撤回。今後、大幅な増加はないとみられる。 合格率の上位5校は慶応大56・8%(合格者201人)(2)東大55・2%(197人)(3)一橋大54・5%(67人)(4)京都大52・4%(129人)(5)愛知大42・9%(12人)。東海大、神戸学院大(募集停止)、姫路独協大(廃止)は合格者ゼロだった。 受験者数は昨年より734人少ない7653人だった。 合格者は男性1572人、女性477人。平均年齢は28・4歳で、最年長は57歳、最年少は20歳だった。大学で法律を学んでいない人が中心の未修者コース(3年)修了者の合格率は16・6%、既修者コース(2年)が38・4%で、24年より差が開いた。 一方、法科大学院を修了せずに受験資格を得た予備試験通過者の受験は今年で2年目。167人中120人が合格し、合格率は71・9%だった。 合格者降順大学別合格者 合格率降順大学別合格者 以上:1,551文字
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