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小松法律事務所第2回セミナー開催報告

平成24年 5月15日(火):初稿
○平成24年5月14日午後2時から3時間程度、第2回目となる当事務所セミナーを、ツルカメ第2スタジオで開催しました。第1回目の反省から、聴講者用の縦30㎝・横180センチの長机9個に2人掛けとして、最大18名の聴講者で行い、講義途中での出入り自由として、聴講者数は9~18名で行いました。今回は、全て前回聴講して頂いた顧問会社の企画担当Aさんの企画で行い、私自身は単に会場を準備して講義するだけでしたので、労力はさほどかからず、聴講者も初対面の方が多くを占めていました。

○ツルカメ第2スタジオは、普段はロールカーテンで4室に分かれていますが、仕切の柱を撤去して、ロールカーテンを巻き上げるとワンルームになり,広さはマンションサイズで14坪弱です。ここで30人位の聴衆を集めて、セミナーやミニコンサートが出来るように天井には防音材を入れ、壁に貼り付けていた書棚には全て扉をつけて、扉の表面には吸音シートを貼り付けています。しかし、床から天井までの高さが僅か2m30㎝程しかないため空間が狭く、30人もの人数が集まると換気が悪く、モヤモヤした空気となります。そこで今回は最大18名にしたのですが、それでも換気に問題があり、どのような対策をするか悩ましいところです。天井までの高さは最低でも3mは欲しいところですが、これはどうにもなりません。

○第1回セミナーでは演題を18個も準備して網羅的に話をしようとして全て駆け足で忙しない講義となりましたので、今回は、演題は3個程度に絞り,更に、聴講者のご意見を聞いて,適宜変更して柔軟にやろうと考えておりました。また、私が一方的に話すのではなく、事例問題を挙げて、どのように考えるか、聴講者のご意見をお伺いして、問題解決の考え方を説明する、いわば、行列の出来る法律相談所形式で行いました。問題は、各自の世界観・価値観等で結論が異なる事例として、要は考え方が重要であり、各問題の結論は一つではないことの説明に徹しました。

○今回は、レジュメも一切出さず、当HPに掲載した問題についてHPだけでは判りづらい点を桐講義録の記載で補充して、中央60インチディスプレイに映して見せながら進行し、必要になったら当HPの該当ページを見れば全て答えが書いてあるのでこれを参照して下さいと、当HPの検索方法をお知らせするだけの、いわば手抜き講義でした。折角、3000数百ページもコンテンツを重ねており、この中に講義の題材と出来るものは相当数あり、このHPのお陰で講義題材には事欠かない状況です。

○今回は、男女問題から
婚約破棄の慰謝料-本当の誠意とは
一部身体状況を隠して結婚したことは離婚理由?」・「ハゲ隠し夫の責任とハゲを理由に逃げた妻の責任
の2題、
企業問題から、
事業倒産任意整理の柔軟性-生命保険金使途1乃至3」
の1題
を全部で3時間かけて行いました。
 講義は全て私だけは一方的に話すよりは、聴講者に問いかけて、そのお考えを確認しながら説明する方が、ズッと楽なことが良く判りました。また聴講される方も、一方的に話されるよりは、時々問いかけられ、自分なりの考え方を説明しなければならないシチュエーションの方がズッと緊張感を保つことができ、判りやすくなるのではと手前味噌に考えました。
 これからもこの方式で時々セミナーを実施していきたいと思った次第です。
以上:1,383文字

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