仙台,弁護士,小松亀一,法律事務所,宮城県,交通事故,債務整理,離婚,相続

旧TOPホーム > 弁護士等 > 弁護士の営業 >    

弁護士の宣伝・広告媒体-仙台市地下鉄広告

平成23年 8月 4日(木):初稿
○「弁護士の広告-禁止から解禁へ」記載の通り、平成12年3月の臨時総会で、弁護士の宣伝・広告がそれまでの原則禁止が解除され、原則自由になることが決議され、その年の10月弁護士広告原則自由が実行されました。

○しかし、この広告解禁によって弁護士広告が、一気に増えることはありませんでした。解禁当初数年間は、せいぜい弁護士HPが少しずつ増えてきたかなと言う感じでした。「弁護士広告解禁後の弁護士広告事情」記載の通り、仙台会では、広告解禁後5年経過した平成17年6月時点で、HP作成事務所が、当事務所を含めて7事務所しかなく、新聞、雑誌、地下鉄等での広告も見たことはありませんでした。

○私は、弁護士が宣伝・広告解禁後も、これを実施しない理由について、日弁連業務改革委員会広告・専門認定PT報告書に、「・現時点では、各弁護士が広告を実施しない理由の第1は、広告の必要性を感じないことにある。これは広告なんてしなくても業務が十分に成り立っていることを示す。
・理由の第2には、長年の業務広告禁止により、各弁護士が広告についての強い抵抗感を持っていることにある。これは弁護士たる者広告なんて格好が悪くてする気にならないと言う聖職・特権意識にある。
・第1、第2の理由いずれも、尽きるところは業務広告しなくても業務が成り立つ弁護士業務の優位性にある。
」と記載していました。

○この弁護士業務の優位性は、合格者3000人時代の到来によって覆され、今後、広告需要が高まってくることは必然であると、平成17年6月時点で記載していましたが、3000人に至らず2000人時代が数年継続しただけで、弁護士の優位性が揺らぎつつあり、ここ2,3年弁護士の広告が相当増えつつあるように感じています。特にHPは、東京の弁護士だけでなく、地方の弁護士も全国向けに情報発信する例が、ちらほら見えてくる程で、今後、一層増えることは確実です。

○我が仙台会でも、HPについては、平成17年6月時点では僅か7事務所だったものが、平成22年12月現在で約40事務所に増えています。東京本店の事務所仙台支店が、数店開店されて、これらの事務所は猛烈に宣伝広告を打って出るでしょうから、我が仙台会地元弁護士の広告も今後増える可能性はあります。仙台会では法律事務所の地下鉄広告は見たことがありませんでしたが、平成22年に至り初めて発見しました。

 ○平成16年に設立されたアディーレ法律事務所仙台支店が平成22年に設立されこの広告が仙台会法律事務所地下鉄広告第1号と思われます。左の写真です。本店看板弁護士篠田恵里香弁護士を全面に出しており流石売り込み上手です。
仙台市交通局地下鉄広告媒体を見ると、媒体は駅構内広告と車内・車体広告に大別されます。
駅構内広告は、ホームドアステッカー、駅貼ポスター、コンコースパネル、内照等、
車内・車体広告は、網棚上額面、扉上額面、中吊り広告、リンテル広告、携帯マナーステッカー、ツインステッカー等
種々のものがありました。
アディーレ法律事務所仙台支店の広告は,網棚上額面広告だったと記憶しています。平成23年8月時点では、私が乗車した地下鉄車両には見当たりませんでした。

○料金は、地下鉄広告料金一覧表に細々と記載されていました。網棚上額面広告は、4ヶ月以上継続で、各車両1枚で4両に4枚を21編成(一日の走行本数か?)月額12万6000円でした。アディーレ法律事務所仙台支店の網棚上額面広告は、開店後1年以上は継続して掲載していたように思います。アディーレ法律事務所仙台支店のスタッフ紹介を見ると、弁護士1名に事務職員10名もおり、仙台の債務整理事件をごっそり持って行っているようで、網棚上額面広告は相当集客効果があったものと思われます。
以上:1,547文字

タイトル
お名前
email
ご感想
ご確認 上記内容で送信する(要チェック
※大変恐縮ながら具体的事件のメール相談は実施しておりません。

 


旧TOPホーム > 弁護士等 > 弁護士の営業 > 弁護士の宣伝・広告媒体-仙台市地下鉄広告