平成20年12月 6日(土):初稿 |
○平成20年12月5日、2008年版弁護士白書を入手しました。 特集1として「男女共同参画と弁護士」、特集2として「弁護士の大都市偏在と訴訟需要」を掲載し、弁護士の収入についての男女別に集計していました。男女別収入の報告・感想は別の機会として、従前から掲載している札幌・仙台・広島等中規模都市弁護士収入調査結果を報告します。平成20年5月に行われた弁護士センサス集計結果と思われ、私も提出しましたが平成19年度の収入です。 ○調査の対象となった平成19年度仙台弁護士会会員数は推測270名程度として仙台弁護士会会員数に換算したデータも参考に掲載しますが、あくまで単なる推測で不正確であることをお断りします。収入分布は「弁護士の平均年収が平成18年以降大激減か?」に記載した平成17年調査結果と殆ど変わらず、日弁連調査では平成19年に大激減しては居ませんでした。平成19年は過払特需で潤った弁護士が多かったはずですが、その形跡も統計調査上は余り観られません。 平成19年弁護士の収入(経費控除前の総売上) 金額 割合 累計 (平成19年以前仙台弁護士会270名換算数、累計) 2000万円未満 37.8% 37.8% (102名) 2000万円~4000万円25.2% 63.0% (68名、170名) 4000万円~6000万円13.3% 76.3% (36名、206名) 6000万円~8000万円 4.6% 80.9% (12名、218名) 8000万円~1億円 3.0% 83.9% ( 8名、226名) 1億円以上 3.8% 87.7% (10名、236名) 未回答 12.2% 平成19年弁護士の所得(経費等控除したもの) 金額 割合 累計 (平成19年以前仙台弁護士会270名換算数、累計) 1000万円未満 36.3% 36.3% (98名) 1000万円~2000万円27.4% 63.7% (74名、172名) 2000万円~3000万円12.2% 75.9% (33名、205名) 3000万円~4000万円 6.6% 82.5% (18名、223名) 4000万円~5000万円 1.8% 84.3% ( 5名、228名) 5000万円以上 3.4% 87.7% ( 9名、234名) 未回答 12.4% 以上:978文字
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