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ドライブレコーダーの仕組み等基礎の基礎2-常時録画とは

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平成28年 5月10日(火):初稿
○「ドライブレコーダーの仕組み等基礎の基礎1-はじめに」を続けます。
私もマイカーに数ヶ月前ドライブレコーダーを装着しましたが,その目的は万が一の事故に備えて、何らかの証拠資料を残すことでした。と言うのは物損事故の相談を受けると、結局,立証資料がなく相手の過失を証明できず請求しても裁判所で認めて貰うのは先ず困難ないし不可能との結論を出さざるを得ないことが殆どだからです。ドライブレコーダーでも装着して事故状況を再現できないと、過失割合に争いのある物損事故で自分の主張を認めてもらうのは先ず無理ですね、で終わります。

○そこで私自身もマイカーにドライブレコーダーを装着しましたが,てっきり、録画記録は、メモリーがある限り継続されるとばかり思っていました。ところが、カーショップから聞いた話として,ドライブレコーダーに録画が記録されるのは事故があった8秒前だけとの情報に触れ,そんな馬鹿なと思って調べ始めました。私が,装着したドライブレコーダーの説明書を見たいところですが,現在,出張中で目に触れることが出来ず,ネットで調べている次第です。

「car-accessory-news.com」「ドライブレコーダーの常時録画とは?」に、ずばり,私の疑問について解説してありました。エンジンを切っての駐車中まで録画機能があるなんて、初めて知りました(^^;)。
以下,その備忘録です。

・走行中に常に録画をしますよ、という機能は、ほぼ全てのドライブレコーダーに標準搭載されている
※過去のドライブレコーダーは、記録媒体の価格が高かった事もあり、走行中でも衝撃を感知して必要な時に録画を行うタイプが主流だったが、microSDなどの記録媒体の価格が下がってきた事で、現在では「常時録画」機能がないモデルを探す方が困難

・上位の機種になれば、「常時録画」の他に、事故の際の衝撃を感知して録画を開始する機能が追加
衝撃感知で録画を開始する機能は、「Gセンサー録画」「衝撃感知録画」「イベント録画」などと呼ばれ、メーカーによって表現方法がバラバラ

・「常時録画」だけでも、事故の際の動画は記録されるが、事故の後にもドライブレコーダーの電源が入りっぱなしだと、肝心の証拠動画にその後の走行動画が上書きされてします恐れがある

・フルハイビジョン画質で常時録画した場合の録画時間の目安
•8GB…1時間
•16GB…2時間
•32GB…4時間
•64GB…8時間


・「Gセンサー録画」に対応しているモデルは、microSDの中に複数のフォルダがあり、「走行中の常時録画」を保存するフォルダ、「Gセンサー録画」を保存するフォルダが別々
「Gセンサー録画」保存フォルダについては、上書き防止の設定等があるモデルが殆どで、容量が少ないmicroSDを使用している場合でも、事故の際の動画の上書きを心配する必要がない

・「駐車中の録画」の大雑把な機能は、駐車中に異常を感知して録画を行うというもの、メーカーごとの表現方法は様々で「駐車監視モード」「パーキングモード」などと表現しているメーカーが多い

・電源供給タイプは、①ドライブレコーダーの内蔵バッテリーから給電するタイプ、②車のバッテリーから給電するタイプの2種あるが、長時間録画が可能な②がお勧め

・ドライブレコーダーが「駐車監視モード」に入った状態では、常に録画が行われている訳ではなく、ドライブレコーダーに搭載されているセンサーによって異常が検知された時に録画を開始、
このセンサーは,①衝撃を感知する「Gセンサー」「衝撃センサー」、②周囲の動きを感知する「モーションセンサー」の2種、

・「Gセンサー」「衝撃センサー」の場合は、衝撃を感知した後の録画開始で、当てられた後の録画しか出来ないが、モーションセンサーの場合は衝突の前後の録画が可能で、証拠能力としてはこちらの方が信頼度が高い
以上:1,586文字

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