平成25年 2月 8日(金):初稿 |
○いずれも後遺障害等級が争いになって、1年数ヶ月間審理した後の平成24年12月に和解解決となって終了し、平成25年1月中に和解金が入金となり、弁護士報酬等を清算して送金した交通事故等による損害賠償請求事件のお客様から、以下の、2通の感謝メールを頂きました。 ○いずれの事件も、お客様がご主張する後遺障害等級は認められず、和解で獲得した金額は、加害者側の訴え提起前提案額の2~4倍以上になっていますが、それでも被害者側当初請求額の数分の1に止まりました。私自身は、金額的にはもう少し何とかしたかった事例ですが、お客様には後記メールの通り大変感謝され、「苦労した交通事故事件で弁護士冥利に尽きるお褒めに感謝」に記載した事例と同様に弁護士冥利に尽きると感激しております。 ○特に後記第2事例は、仙台からは相当遠方の方で、交通事故事件ではなく、都内歩行中に起こった突発的事故で、目に傷害を受け視力低下等の後遺障害が残ったものです。当初、地元弁護士に依頼して訴えを提起するもその地元弁護士との打ち合わせ等がうまく行かず辞任され、且つ、裁判官にも胡散臭く見られていると感じ「どん底に落ち途方にくれていた」とき、当HP掲載判決を見て、自分の事案と良く似ているということで、是非、先生にお願いしたいとご依頼してきたものです。 ○仙台からは相当遠方の地の裁判所に係属していた事件であり、私一人で毎回出頭するのは大変なため、当事務所で司法修習をして東京で弁護士開業したA弁護士に応援をお願いして2人で担当し、打ち合わせは、日弁連業革委員会出席のために上京した際に赤坂東急ホテルで行いました。 ○交通事故事件ではないため警察による捜査はなく、実況見分調書等事故状況についての客観的証拠が全くなかったため、私自身が現場を訪れ、ご本人の他に友人等が同行して加害者役になって貰い、事故当時のご本人の記憶を頼りに事故状況を再現して、これを連続写真撮影して、当事務所自慢の「桐による写真撮影報告書」を作成して裁判所に証拠提出し、更にご本人が通院していた病院の主治医は勿論のこと、更に、セカンドオピニオンを得るために通院した都内有名病院の有名医師等に直接私が面会して話をお伺いし、結構な苦労もしましたが、私自身も大変勉強になる事件でした。 ○交通事故等の損害賠償請求訴訟事件は、特に医学的観点での争いになると、医療記録を熟読精査して一覧表等にまとめ、裁判官にこちらの主張を判りやすく伝えるための相当の工夫が必要です。関係する高価な医学文献を購入して丹念に読み込んで役立つ部分を探すなど大変な苦労を伴い、事務員にほぼ丸投げできる多重債務・過払金請求事件とは全く異なり弁護士自身の時間と労力がかかり、コスト的には合わない場合も数多くあります。しかし金銭的コストに合わなくても事件遂行過程で得られる知識・体験等お金に代えられない貴重な経験が報酬であり、今後も熱意を持って取り組んでいこうと思っております。 ***************************************** 小松先生 ご連絡ありがとうございました。 長い期間のような、短い期間のような、、、時間でした。 生まれてはじめて、「裁判」という言葉に触れ、分からないところばかりでしたが、先生の温かい心と、いつも熱心に私の意見に耳を傾いてくださる先生のお姿に大変感動しました。 顧客の心と意見をいつも最優先にしてくださって、配慮してくださる先生に、心より感謝しています。 本当にお世話になりました。 先生のおかげさまで、無事終わることが出来ました。 どうもありがとうございました。 ************************************* 小松先生 一昨日はすっかりご馳走になってしまいました、本当にありがとうございました。 (中略) 小松先生、A先生、Bさんのお人柄で楽しい一夜を過ごさせていただきました。 どん底に落ち途方にくれていた私を救っていただいた小松先生のご恩は決して忘れません。初めてお会いしたときから終始一貫しての先生の気さくな対応と暖かい笑顔にどれだけ安堵し助けられたかしれません。 今後とも末永くお付き合いをしていただけたらと願っております。こちらに来られたときは必ずやお声をかけてください。お待ちもうしております。 私の事件担当のCさんはじめ事務所の方々にも大変お世話になりましたよろしくお伝えください。 本当に感謝しております。ありがとうございました。 以上:1,835文字
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