令和 7年 2月19日(水):初稿 |
○「週刊ポスト令和7年2月21号名医13人”病気を防ぐ習慣”紹介」の続きで、週刊ポスト令和7年3月7日号に掲載された休養の極意を知り尽くす一般社団法人日本リカバリー協会代表理事医学博士片野秀樹氏のインタビュー記事を紹介します。片野秀樹氏著「あなたを疲れから救う休養学」は15万部を越えるベストセラーになっているとのことです。この記事によるとここ数年日本人の8割約7000万人が疲労感を抱えて生活しているとのことです。 ○「疲れた」との言葉は日常茶飯事に使いますが、「疲労」とは何かと問われると疲れと同じ表現をするだけで、具体的定義を考えたことはありませんでした。日本疲労学会の定義では、「過度な肉体的、精神的活動のあとの活動能力が減退した状態」を疲労と呼ぶとのことです。以下、この記事の備忘録です。 ・疲労感は身体からのアラート(警告) 身体の異常を知らせるアラート(警告)は、発熱・痛み・疲労で3大生体アラート 発熱・痛みは対処する人が多いが、疲労は対処しない人が多い 疲労が溜まることで顕著なのは自律神経の乱れ-肩こり・眼精疲労・不眠・便秘・消化器不調等が生じる ・ゴロ寝は逆効果 睡眠=休養との考えはNG 食べ過ぎも逆効果 甘いものもNG-糖分を多く取ると血糖値が急上昇・乱高下しその調節のため副腎皮質からホルモンコルチゾールが分泌されリラックス状態から遠のく コーヒーもカフェインが疲労感をマスキングするためNG ・日常生活での実践「攻めの休養」7か条 生理的休養 ①ただ寝るだけの休養はNG ②散歩・ストレッチ等適度な運動 ③腹八分目のバランスの取れた栄養摂取-酒・スイーツはNG 心理的休養 ④親交-誰かと言葉を交わすだけで幸せホルモンオキシトシンが分泌 ⑤娯楽-映画鑑賞・読書、但しはまりすぎないこと ⑥造形・創作-日曜大工等作業に集中 社会的休養 ⑦転換-いつもと違う環境に身を置く、買物・外食・旅行等 ○このように記事の備忘録をまとめましたが、残念ながら、まとめてみると、良く知られている情報が多く、新たに勉強になったとの感想は余り得られませんでした。疲労回復に甘いものはNGとの記述だけシッカリ自覚します。コーヒーは一日少なくとも2杯以上は飲むこと、夕食時の一日1合のワインも止めません。 以上:929文字
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