令和 7年 1月18日(土):初稿 |
○「有田秀穂医師著”医者が教える正しい呼吸法”紹介-吐くことが重要2」の続きで、久しぶりに呼吸解説本の紹介です。「呼吸法は鼻で吸い口で吐くが正解と思っていましたが-大いなる間違いでした」記載のとおり、令和5年10月26日、ツルカメフィットネススタジオでの大久保直政先生のレッスンの際、呼吸の話しとなり、吐く時は口から最後まで吐ききることを意識して呼吸していますと話すと、大久保先生から、それは間違いと指摘されて以来、鼻で吐くことの重要性を解説している書籍を探し始め、呼吸解説本を手当たり次第に購入していました。 ○現在、呼吸解説本だけで30冊程度集めましたが、その殆どは、息を吐くときは口でよい、口と鼻いずれでも良いとの解説で、口で吐くことを否定し、鼻で吐くべきと強調している書籍は3冊程度です。数ヶ月前に購入した呼吸器外科医山王病院副院長呼吸器センター長奥仲哲也医学博士著「不調の9割は「呼吸」と「姿勢」でよくなる!専門医が教える自律神経が整う「呼吸筋トレ」が積ん読で中身を読んでいなかったことに気付き、読み始めました。ザッとみると呼吸は字のごとく「呼=吐く」のが先で、しっかり吐くのが基本とされながら、「ガス抜き呼吸」法では口から吐き、「加圧呼吸」法では鼻から吐くと記述され、吐くのは鼻でなければならないとの立場ではないようです。 ○この著作の序文「はじめに」だけで結構勉強になり、以下、その備忘録です。 ・ある年の健康診断で呼吸機能低下が判明してショックを受け、以来、「呼吸」と「姿勢」に気を付けて実践 ・その結果、還暦過ぎた現在も身長約180㎝、体重64㎏の若い頃と変わらない体型を維持 ・余談ですが、最近になってなんと身長が少し伸びました ※身長は羨ましい限りです、私は僅か163㎝だった身長が更に2㎝縮んで161㎝に減っています ・多くの人は、呼吸や姿勢についてかなり誤解していることに気付く 次の一つでも該当すれば呼吸機能低下兆候 □坂道や信号を渡ろうと少し急いだだけで息が乱れる □階段を上がるのがおっくうでエレベーター・エスカレーター利用が以前より増えた □自分の呼吸音が聞こえる □ストレスや不安を感じるシーンでドキドキするだけでなく息苦しくなる □気付くと口呼吸になっている、口を開けて寝ている(らしい) ※幸い私はまだ全て該当しません ・肺という臓器はとてもがまん強く多少弱っても身体に影響が出にくい-症状がなくても弱っている可能性あり ・現代人の多くは「浅く速い呼吸」になっており、様々な不調の原因となる 本書では ・「呼吸力」チェック&テスト ・呼吸仕組み説明 ・理想の呼吸法「横隔膜呼吸」の紹介 ・みるみる効果が出る「呼吸筋トレ」紹介 2週間続けると ・疲れにくくなる ・持久力がつく ・心身の不調が解消 ・お腹周りが引き締まる ことてきめん 以上:1,156文字
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