令和 4年 9月 6日(火):初稿 |
○令和4年9月5日(月)は、毎年秋の恒例行事となっている財団法人宮城県対がん協会「がん・生活習慣病健診」を受けてきました。記録上は41回目です。いつものように早朝午前6時10分頃に家を出て、6時30分頃対がん協会玄関前駐車場に着き、受付番号カードを取ると4番目でした。受付開始は午前7時でその頃には10数台駐車できる玄関前駐車場は満杯になり、第二駐車場に駐車しなければなりません。第二駐車場から対がん協会までは徒歩で数分かかります。確実に玄関前駐車場に駐車するには遅くても午前6時30分には到着する必要があります。 ○午前7時に受付開始で対がん協会建物内に入り、がん・生活習慣病健診コースの待合椅子に座り、午前7時30分にそのコースの受付開始となり、受付女性に予め採取した大腸検査用便・歯周病検査用唾液を入れた容器を渡し、簡単な健康状態確認問答をして、尿採取用コップを渡されてトイレで尿を採取して所定場所に置きます。その後、午前8時頃から問診等の検査が始まります。コロナ騒ぎになってから肺活量検査が廃止になっています。 ○検査内容は、「平成24年がん・生活習慣病健診での異変」に記載していますが、そこにも記載しているとおり、一番の難物はバリウムを飲んでの胃直接X線撮影でこれが終わるとホッとします。いつもこのバリウム検査後は、胃に鈍痛が発生しますが、今回も同様で、一番不快な検査です。待合室に大きなTVがあり、各種検査の解説が放映されていますが、バリウム検査について、最近は楽になっていると解説されていました。確かに時間は短くなったような気がしますが、発泡剤を飲んだ後に飲むバリウムの不快さは変わりません。 ○バリウムには、その後の通じが良くなるように下剤が入れられます。それでも通じが悪い場合に備えて下剤2錠交付されます。いつもバリウムに入った下剤のお陰でバリウム検査の数時間後にはトイレに行きますが、1回目ではバリウムは出ず、その後の数回のトイレでバリウムが出ます。バリウムが出ると、重いためか完全に流れずトイレの水が白く濁った状態になるため、バケツに水を汲んで勢いよくトイレに流し込みバリウムを流す作業が必要で、これも面倒です。以下の、「バリウム検査は絶対に受けてはいけない6つの理由」を読むと来年こそは、バリウム検査を止めて胃カメラ検査にしようかと思います。 ***************************************** 「バリウム検査は絶対に受けてはいけない6つの理由」 大量に放射能被爆する バリウム検査は胸のレントゲンとは違って大量に撮影します。 1回で数枚〜十枚程度は撮影することになります。 体験した方は分かると思いますがベッドの上に乗っかって棒にしがみついて身体を上下左右グルグルと回される間にレントゲン撮影が行われます。 ご存知かとは思いますが放射能は一定以上被爆すると癌になる可能性が高く、一説によるとこのバリウム検査のために癌が増えているという話もあるぐらい。 放射能被爆はできる限り減らした方がいいので「バリウム検査」は止めましょう! 下剤が身体に悪い バリウム検査した後に下剤を渡されます。 バリウムは排出されにくくそのまま体内に残ると様々な影響がでるため強制的に下剤で体外へ押し出すのですが、この下剤がとにかく身体に悪い。 少し考えれば判りますが胃の中にあるものを薬1錠で体外に押し出すことはたいへんなことでありある意味怖いと思いませんか。 身体は「毒」だと認識しなければすぐ外に排出しないので下剤は「毒」と言っても過言ではありません。 年一回とは言えどこんなものは摂取すべきではありません。 また時々、下剤を飲まない方がおられますが、そうするとバリウムが詰まりさらにたいへんなことになります。 どちらにせよ身体に大きな悪影響を及ぼします。 身体に毒を入れるのは絶対に良くないので「バリウム検査」は止めましょう! 意外と胃カメラ検査はしんどくない 以前の口から入れる胃カメラはたいへん苦痛だったと聞いていますが鼻から入れる胃カメラは身体への負担が軽くそんなに苦しいものではありません。 もちろん、多少の喉元への違和感はありますが二度としたくないというレベルではなく意外と楽。 年々ファイバースコープの性能は上がり細くなっているためこれからもどんどん楽になると思われます。 それでもキツイという方は麻酔してもらえば知らない間に終わります。 思っているほど胃カメラ検査はしんどくないので「バリウム検査」は止めましょう! 実は詳しいことはさっぱり判らない 想像してください。どういった形かを見たいものがあるときに高精細なカラー画像で直接見るのと、液体を流し込んで、その状態を白黒のぼんやりした画像を見るのとではどちらが正確なことが判るでしょうか。 言うまでもなく前者だということは誰でもわかるはず。そう、前者が胃カメラ検査、後者がバリウム検査の例えになります。 正確なことはほとんど判らないので「バリウム検査」は止めましょう! 医師は誰も「バリウム検査」をしていない 色々調べた時にわかったのですが私の知る限り医師は誰一人「バリウム検査」はしてません。 理由は身体に悪いことが分かっていること、そして「バリウム検査」では正確なことがまったく判らないことを知っているから。 余程大きな癌やポリープ状のものがあればレントゲン画像でもわかるようですがその時はすでに手遅れかもしれません。 携わる立場の医師が絶対受けない「バリウム検査」は止めましょう! 「バリウム検査」で異常があったら結局は「胃カメラ検査」に もしバリウム検査をして何か異常が発見された場合は胃カメラ検査をすることになります。 それなら最初から胃カメラ検査した方が余計な労力と身体に負担をかけずに済みます。 何も遠回りする必要はありません。 何か異常があれば「胃カメラ検査」になるので「バリウム検査」は止めましょう! なぜ、こんなデメリットばかりの「バリウム検査」をデフォルトに設定しているのかと言えば答えは医療機関が「儲かるから」。 バリウム検査なら放射線技師の免許があれば測定できますし時間もかかりません。 一方胃カメラ検査は医師でないと検査することはできず、検査できる人間が限られるのでコストも検査時間もバリウム検査とは比較にならないほどかかります。 ▶ 医療の闇・・・ 先進国で日本だけというバリウム集団検診の利権構造が暴かれる。 数年前までは胃カメラ検査を受ける人がまだ少なかったため料金はバリウム検査も胃カメラ検査も同一料金でしたが、3年ほど前からは胃カメラ検査は追加料金になりました。 きちんと情報を受け取って胃カメラ検査にする人が増え、さすがに今までの料金では運営できなくなったのだと思われます。 ただし余分に料金を取られたとしても胃カメラ検査にすべきだということは上記の理由でおわかりいただけましたでしょうか。 もしこれから人間ドックを受けられる方は、何としても胃カメラ検査にしましょう。 いつまでも健康でいるためには大切なポイント。どうか1人でも多くの方がバリウム検査を辞退されることを望んでおります。 なお、胃がん検診はピロリ菌の検査をすればほぼ正確な診断ができますので特に内蔵に違和感を感じていない方は胃カメラ検査、バリウム検査をせずにピロリ菌検査をすることをオススメします。 以上:3,002文字
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