令和 3年 7月 9日(金):初稿 |
○「”階段は上りよりも下りの筋トレ効果大”に驚く」の続きです。そこには「階段の下りの衝撃は、平らなところをジョギングしているときの衝撃とほぼ同等か、それ以上ぐらいにきつい衝撃で、下りは楽に感じるが、実は身体にかかる衝撃は、上りより下りの方が2倍は大きいとのことで、1000mを上り下りしたときの筋肉損傷度は、下りが上りの3倍近い」と記載していました。 ○令和3年7月7日放映NHKためしてガッテンの「筋力★血圧★中性脂肪 日常の「逆」にひそむ驚き健康パワー」で、台湾行われた研究で、階段を「上る」よりも「下りる」方が倍以上も筋力アップ効果があることが明らかにした例が紹介されていました。令和2年7月24日の昼過ぎに再放送されたNHK番組「美と若さの新常識」の「階段は下るだけも良い筋トレ!」で放映された実験と殆ど同じ内容でした。 ○台湾で行われた階段上り下りの比較実験では、階段を上ったグループに比べて下ったグループの方が、血圧、血糖値に関わるグルコース、中性脂肪の値がより減少したという結果が出ていますとのことです。 ○今、「逆」の動きが通常の動きに比べてラクに、しかもより効果的に筋力アップができると注目されてとのことで、逆の動きをゆっくり行うとき、筋肉は「縮もうとしながら伸ばされる」状態になり、このとき、単に縮もうとするよりも筋肉が刺激され、より筋力アップし、しかも、筋力アップ効果が高いにもかかわらず、逆の動きは、脳がラクだと勘違いするため酸素消費量は少なく、心拍数も通常の動きに比べて減り、ラクに行えるとのことです。 ○以下の、逆トレのやり方と注意点が参考になります。 いす座り ・5秒かけて、いすにゆっくり座ります ・座面にお尻がつくまで、太ももの筋肉の力を抜かないようにするとより効果的 ※転倒防止のため、いすは必ず固定してください。 階段下り ・太ももの前の筋肉が固く力が入るように、1段1秒くらいの速さで階段を下ります 注意点 ・筋肉痛になる恐れがあります。1回(階段の場合、1階ぶん)からなど、少ない回数から徐々に増やしてください ・肘や膝など体に痛みがある人は無理にやらず、かかりつけの医師に相談してください ・転倒防止のため、不安な方はいすのひじ掛け、杖、階段の手すり、介助などを使ってください ・リハビリ、治療などの代替となるものではありません 以上:966文字
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