令和 7年 1月16日(木):初稿 |
○「NHKテレビ小説”カムカムエヴリバディ”突然の主役交代に驚く」の続きです。令和6年11月18日からNHKテレビ小説「カムカムエヴリバディ」再放送が始まっています。午後0時30分から45分の15分間の放映です。ウィークデイは午前11時30分頃、いつもの店屋物の日替わり定食を食べ、正午前に事務所マンション玄関から徒歩1分のところに裏玄関がある自宅マンションに戻り、リビングルームのリクライニングシートに横たわり、NHK昼のニュースから徹子の部屋まで鑑賞しながら、その間20分程度うたた寝をするのが、私の日課になっています。 ○自宅にはオスとメスの2匹猫がおり、その猫のトイレ掃除とエサ交換も昼休み日課の一つで、オス猫が令和6年10月29日に亡くなるまでは、オス猫が私のヒザの上に乗ってうたた寝を共にしていました。オス猫は生まれつき病弱で、8歳2ヵ月で亡くなりましたが、8年の生涯の後半4年間は、毎週土曜日午前どうぶつ病院通いでした。毎週腎臓病対策点滴と2週間に1回尿管結石でオシッコを出すため常時おちんちんに挿入しているカテーテル交換のためで痛みに耐えながら必死で生きてくれました。 ○オス猫存命中は、全く近寄ってくれなかったメス猫は、オス猫が亡くなり、ひとりだけになってからは寂しさを感じるようになったのか、徐々にリクライニングシートで横になっている私に近寄るようになり、12月になると時々、横たわっている私のヒザに乗ってくれるようになりました。オス猫は生前盛んに人にすり寄りましたが、メス猫は、オス猫が亡くなる前は人にすり寄ることが全くありませんでした。しかし、最近、人にすり寄るようになり、且つ、ヒザの上に乗ってくれるようになると可愛さが募ります。ただ現時点では、ヒザの上に乗るのは5~10分程度で、一緒に2,30分共にうたた寝をするまでにはなりません。 ○1月15日もメス猫と共にNHKTV小説再放送「カムカムエヴリバディ」を鑑賞すると、令和3年12月22日放送の回が、3年と23日ぶりに放映されました。「NHKテレビ小説”カムカムエヴリバディ”突然の主役交代に驚く」と記載した回の放送です。前回の放送もほぼ覚えていましたが、小学1年生入学式の日に雨の中、母安子を探しに岡山から大阪まで一緒に大阪で暮らした家に向かう子るいの姿に涙が出てきました。3年1ヵ月の経過でさらに涙もろくなったようです。 ○母と暮らした大阪の家に着き、窓の外から中を見ると、愛しい母が、敵国アメリカ人と寄り添っている姿を呆然と眺め、雨の中、必死に走るるいの姿に胸を打たれました。母は自分を捨て、父を殺した敵国アメリカ人と寄り添っていると思い込み、子供ながら悔しさと絶望感でいっぱいになります。あとを追ってるいを探しにきた母と会ったときには、るいが母に冷たく「I hate you」と言い放つのももっともです。 ○母26歳、子7歳の時のすれ違いのシーンで、絶望した母はアメリカに渡り、52年後に母78歳、子59歳になった時に、日本で再会するまですれ違いが継続しながら、最後は見事にすれ違いが回収され、「I hate you」が、「I love you」と変わります。100作以上ある、NHK朝のTV小説の中で、「カムカムエヴリバディ」の特に「安子編」が最高傑作と確信していますが、再放送も3分の1が経過しました。残りの3分の2を愛猫と共にうたた寝しながら、鑑賞するのが楽しみです。 以上:1,420文字
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