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映画”サイコ”を観て-映画の楽しみをじっくり味わう

令和 6年 9月29日(日):初稿
○令和6年9月28日(土)は、午後、最近購入したばかりの「アルフレッド・ヒッチコック クラシックス・コレクション 4K Ultra HD」4作品の中から3作目の映画「サイコ」を鑑賞しました。この4作品はヒッチコック映画の選りすぐりを集めたモノですが、その中でおそらく最高傑作と言われたのが映画「サイコ」です。映画コムでは、「アルフレッド・ヒッチコック監督によるサイコサスペンスの古典的名作」と解説されています。、私は平成の初めにLDを購入しており、少なくとも1回は鑑賞済みのはずでした。1960(昭和35)製作の映画ですが、白黒映画で、4KUHDになって、映像は大変綺麗にリニューアルされていました。

○ウィキペディアには、映画「サイコ」は、「1992年に「文化的、歴史的、美学的に重要な作品」としてアメリカ国立フィルム登録簿に登録された」と解説されており、数多いヒッチコック作品の中でも歴史的名作と評価されています。30数年ぶりの鑑賞で、衝撃的シーンが多々ありましたが、見覚えのあるシーンが全く無く、初めて観る感覚で鑑賞できたのが、残念なところです。多々あるアッと驚く衝撃的シーンをどれ一つ覚えておらず、ストーリーも完全に忘却の彼方で、私の記憶力の悪さが明らかになったからです(^^;)。

○名前だけは良く覚えている1960年当時33歳のジャネット・リー氏演じる不動産会社勤務女性が、出来心で大金を盗んで車を運転して逃亡し、大雨の中、寂れたモーテルの宿泊することになり、そこでこれも名前だけは覚えている当時28歳のアンソニー・パーキンス氏演ずるモーテル経営者と出会います。モーテルに至るまでの視界の悪い雨の中の自動車運転シーンにハラハラ・ドキドキで、その恐怖感を煽る映像技術の凄さが判ります。有名な浴室での殺害シーンも、残酷場面は出てこないのですが、効果音と合間っての恐怖感は凄まじいモノでした。

○ストーリー展開は、正に観客を罠にはめての、最後のどんでん返しにはただただ驚きました。アンソニー・パーキンス氏の怪演も光りました。30数年前に一度は鑑賞しているのに、スッカリ忘却の彼方で、初めて観る感覚でハラハラ・ドキドキ・ワクワクの連続で鑑賞でき、また、姉妹を演ずるジャネット・リー氏とヴェラ・マイルズ氏のキリリとした美しさが目の保養になり、兎に角、映画の楽しみがじっくり味わえました。

映画『サイコ』サスペンスの巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督によるサイコサスペンスの古典的名作


サイコ Psycho 1960

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