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令和6年9月自民党総裁選雑感

令和 6年 9月28日(土):初稿
○令和6年9月27日(金)は午後1時からTV放送で自民党総裁選の実況放送を見ていました。午後2時からはお客様との打合せがありましたが、そのお客様も総裁選実況を見たいと希望され、一緒にTVを見ながらの打合せとなりました。前回令和3年9月の自民党総裁選前に「河野氏圧勝ムードから一転、勝負の行方は混とん-大歓迎です」との記事で「女性候補が、夫婦別姓反対の高市早苗氏だけというのも面白くないこともあります。今時、夫婦別姓反対なんて時代錯誤も甚だしいと感じていました。」、「女性首相は大歓迎ですが、高市氏はその考え方に共鳴できない点が多く、母・妻としても苦労を重ねてきた野田氏の方が歓迎です。」と記載していた高市が1回目投票で1位になったのには、一緒に見ていてお客様共々暗澹たる気持になりました。こんな極右的政治家が日本のトップなんて到底受け入れられません。お客様も同じ思いだったようです。

○決戦投票が決まり、その結果が出るまで結構時間がかかり、そのお客様とは、その間本題の打合せをして、打合せの目的を達した頃に、決選投票の結果が発表されそうな時刻になった時、お客様は次の予定があるとのことで、事務所を出られました。お客様は、何としても石破茂氏に勝って貰いたいと言って事務所を出ましたが、全く同感でした。その後、決戦投票の結果が発表されたときは、ホッと安堵しました。石破茂氏も、あのやぶにらみの目が嫌いで、田中角栄氏を信奉していると言いながら、全く異なる政治スタイルで好きな政治家ではありませんが、高市氏に比べたらまだマシです。

○今回の自民党総裁選結果について、「政策で決まった」との以下の橋下徹氏の記事が印象に残りました。「議員仲間との関係を構築しないのが石破、高市両氏だ」と述べていますが、実感します。

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橋下徹氏 総裁選決選投票の2人の顔ぶれに驚き「友達が少ない人が決選投票に…」「政策で決まった」
スポニチ[ 2024年9月27日 20:35 ]


元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が27日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月~金曜後8・00)に生出演し、この日投開票された自民党総裁選で決選投票に残った2人についてコメントした。

 決選投票では、1回目の投票で1位だった高市早苗経済安保担当相(63)を石破茂元幹事長(67)が逆転。5度目の挑戦で初めて総裁に選ばれた。

 まず石破氏の印象について聞かれた橋下氏は、「ものすごい勉強熱心で、つまらない飲み会とかは嫌い」と評し、「高市さんもそうだと思います」と続けた。また「高市さんとは考え方が合わないことは多々、ありますけど、高市さんや石破さんと政策議論をすると、僕はすごくおもしろいなと思います」と、政治家としての2人に持っているイメージを語った。

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、一般的な政治家について「仲間と話をするとか、飲み食いしながらいろんな人脈を作るとか、人と人との交わりの中で伸びていくのが普通」と解説。橋下氏も「田崎さんが言われるように、政治家の今までの行動パターンからすると、飲み食いの中でバカ話やって、2時間も3時間も、結局これ何の話だったんや?というね。そういうので信頼関係、人間関係を作っていくのが、今までの政治家」と話した。

 そうした議員仲間との関係を構築しないのが石破、高市両氏だという。「高市さん本人も言われていますけど、“つまらない飲み会よりも勉強する方が好きだ”と。石破さんもおっしゃられている。いわゆる永田町の中では友達が少ない人が、決選投票に残って…。国会議員も好き嫌いで言ったら、嫌いとかつまらないというのはあるかもしれない。でも高市さん的な考え方と政策、石破さん的な考え方と政策、どちらかの方に行くんだということを、この政策の考え方を中心に決まった」と、総裁選の投票行動に驚きを口にした。

 あらためて「ホントに政治とカネの問題は追及し続けたいと思うけど」と、裏金事件への憤りを口にしつつ、「これを吹き飛ばす蘇生能力があるというか、すごい集団だなって感じました」と評していた。
以上:1,735文字

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