仙台,弁護士,小松亀一,法律事務所,宮城県,交通事故,債務整理,離婚,相続

旧TOPホーム > 趣味 > 映画3 >    

映画”グローリー”を観て-至近距離での凄まじい銃撃戦に驚く

令和 6年 9月22日(日):初稿
○令和6年9月21日(土)は、1ヵ月半ぶりにツルカメフラメンコアンサンブルの練習日でしたが、1時間半の練習後夕食を取りながら、恒例の映画鑑賞として最近購入した4KUHDソフトで映画「グローリー」を鑑賞しました。令和6年11月のアメリカ大統領選挙でトランプ元大統領が、民主党ハリス副大統領に負けた場合、アメリカ国内では内戦が勃発して第二の南北戦争になると、まことしやかに解説する文献等が見られ、アメリカ南北戦争の復習をしたいとの思いがあったからです。

○アメリカ南北戦争の概説は、「アメリカ南北戦争の原因や歴史をわかりやすく解説|リンカーンの奴隷解放宣言は有名」で学べます。この解説の後半に「(リンカーンの)奴隷解放宣言によって、合衆国側(※北軍)は国際世論を味方につけることに成功し、イギリスやフランスから援助を受けようとしていた南部連合国側(※南軍)の努力は失敗。それと同時に、1865年に南北戦争が終結するまでに約18万6千人の黒人が、合衆国軍(※北軍)の兵士として参戦することとなった」と解説されています。この黒人参戦の契機となったのが、映画「グローリー」で描く初の黒人部隊「第54マサチューセッツ義勇歩兵連隊(第54連隊)」でした。

○この連隊は、1862年、アンティータムの戦いを生き延びた若き北軍大尉ロバート・グールド・ショーが隊長として、黒人志願兵を募り、厳しい訓練を施し、物資の横流しをしていた補給将校から第54連隊に支給されるはずだった軍靴を取り戻し、「黒人兵であるから」という不当な理由で下げられた給料の受け取りを兵士達と共に拒否して、信頼を勝ち取ります。紆余曲折はありますが、最終的にショーは、第54連隊をして、難攻不落の要塞、ワグナー要塞攻略の先頭部隊を志願し、黒人兵と共に壮絶な決戦に挑みます。

○この過程での銃撃戦等当時の戦争状況がリアルに描かれますが、至近距離での銃撃戦のリアルさに圧倒され、実際、こんな至近距離で銃撃しあったのかと疑問も残る程でした。又、白人隊長ショーと、「黒人の兵士など役に立つわけがない」と言われた素人の寄せ集め黒人兵達との信頼を得るまでの遣り取り、名優モーガン・フリーマン氏やデンゼル・ワシントン氏の名演技と相俟って心を打たれました。1989(平成元)年製作で、令和6年からは35年前で、デンゼル・ワシントン氏は若々しいのですが、モーガン・フリーマン氏の貫禄は最近と余り変わらないのに驚きました。

○ワグナー要塞攻略の結果如何に拘わらず、この先頭での初黒人分隊第54連隊の凄まじい死にものぐるいの武功が連邦議会に伝わり、議会は 連邦軍有色人部隊の設立を正式に認可し、終戦までに18万人の黒人が南北戦争に従軍したとのことです。リンカーン大統領は、南北戦争における北軍の戦局を逆転し、その勝利に多大な貢献があったと第54連隊を讃えたと解説されています。

GLORY [1989] – Official Trailer (HD)


Glory 1989 Trailer


以上:1,246文字

タイトル
お名前
email
ご感想
ご確認 上記内容で送信する(要チェック
※大変恐縮ながら具体的事件のメール相談は実施しておりません。

 


旧TOPホーム > 趣味 > 映画3 > 映画”グローリー”を観て-至近距離での凄まじい銃撃戦に驚く