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米国”独り勝ち”の戦争-”選択”令和4年5月号記事から

令和 4年 5月15日(日):初稿
○「ロシアのウクライナ乗っ取り計画は米国テキサス乗っ取りと同じ?」の続きで、ロシアプーチン大統領によるウクライナ侵攻に関する情報備忘録です。ロシアのウクライナ侵攻で、ウクライナの惨状に関する報道が毎日のようになされていますが、ウクライナの反攻でロシア軍が押し戻されている状況も報道されて、私も含めて多くの人が、ウクライナの頑張りに喝采を送る心境と思われます。

○このロシアのウクライナ侵攻とウクライナの頑張りに関して、「選択」令和4年5月号記事に「米国『独り勝ち』の戦争-『長期化』を望むバイデンの本性」という記事が掲載されました。米国はウクライナに対する支援として何千億円を送ることを決定したとの報道が頻繁になされています。この何千億円の支援とは殆どがロシアとの闘いのための軍事支援金で、最終的には米国の軍需産業に流れると思っていましたが、正にその通りでした。以下、記事内容備忘録です。

・ウクライナに投入された対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイル「スティンガー」のメーカーである「アイオワ・アーミー・アミュニション・プラント」社
・「ジャベリン」は、ロシア軍戦車を一撃で次々と粉砕するので大人気の兵器-「聖ジャベリン」と呼ばれる
・「スティンガー」は、40年前の武器だが、面白いように命中するのでウクライナ軍の士気を高めている-「聖スティンガー」と呼ばれる
・重火器対策「カミカゼドローン」と呼ばれる「スイッチブレード」が続々とウクライナに到着しているが開発は「エアロバイロンメント社」
・「カミカゼドローン」と呼ばれる「スイッチブレード」は「戦車殺し」が看板で、米国は昨年からウクライナ兵に使用法を教えていた
「エアロバイロンメント社」は商機到来とみて偵察用ドローン百機をウクライナに寄付すると表明
・米国の支援だけでなく、日本や西欧のカネも米国の軍需産業に流れる
今後、米国のミサイル防衛や精密誘導機器に注文が殺到することは間違いない
・中国公式メディアは「この戦争の最大の勝者は、米国の軍産複合体だ」と論評-結論は間違っていない
・米国の軍事支援を見ると、非常に実践的・実用的-如何に簡単に投入できてロシア軍に有効かを考えている
・これは米国が戦争慣れしていることもあるが、民主党政権が周到に準備を進めてきた結果
・米国はロシアのウクライナ侵攻を早くから予測し、侵攻直前に関係官庁・米軍・情報当局精鋭による「タイガー・チーム」を作り、戦況評価・軍事支援全般準備
・ゼレンスキー大統領以下、ウクライナ政府幹部は米政府・軍の準備ぶりに驚き、全面的信頼を寄せる
・バイデンは、NATO・EU・G7まとめて「西側の団結」誇示が最重要と見て、三機構会議を実現して、ポーランド訪問実現
・バイデンの来訪によりポーランド国内ムードが、全く変わり、「これで大丈夫だ、米国が来た」と喜んだ


○ネット上少数ながらプーチン擁護派論調も見られ、米国がプーチンを挑発してウクライナ侵攻を引き起こし、米国の利益のためにウクライナに代理戦争をさせ、戦闘を長期化することでロシアを疲弊・弱体化し、最終的に米国の利益確保を目指しているとの説もあります。この説が正しいかどうかは不明ですが、現時点で、ウクライナ侵攻によって米国軍産複合体が膨大な利益を得ていることは事実と思われます。
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