令和 4年 2月13日(日):初稿 |
○令和4年2月12日(日)は夕方、「TOHOシネマズ仙台」の7番シアターで、2022年・第94回アカデミー賞では日本映画史上初となる作品賞にノミネートされたほか、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞とあわせて4部門でノミネートとなる快挙を達成した話題の映画「ドライブ・マイ・カー」を観てきました。「TOHOシネマズ仙台」は、6番アイマックスシアター以外は、難聴者用ヘッドホンが使えると思っての鑑賞でしたが、残念ながら、借りたヘッドホンはスイッチは入るも音は入らず、補聴器をつけての鑑賞となりました。 ○補聴器をつけての3時間の長丁場は大変だと思いながらの鑑賞でしたが、不思議と長いとは感じませんでした。村上春樹氏の短編小説が原作ですが、小説を殆ど読まない私は、勿論、村上作品を読んだことは全くありません。また、映画に盛り込まれたチェーホフの「ワーニャ伯父さん」と言う作品も全く知りません。難解で途中で寝てしまうのではないかと思いながら、どういう訳か、最後はどうなるかと作品に引きずりこまれ、ハラハラドキドキしながらの鑑賞で、3時間全く眠気も生じること無く、3時間が長いとは感じませんでした。 ○霧島れいか氏演ずる脚本家の美しい妻と幸せな結婚生活をしていたはずの西島秀俊氏演ずる劇作家の主人公が妻の不貞現場を目撃しながらも、見なかったふりをして妻を全くとがめること無く過ごしていくなかで妻が急死します。その後、ドライバーとして登場した三浦透子氏演ずる主人公の亡くなった娘と同じ歳のみさきという女性と心を通わせていく過程が自然に流れていきます。少し心が通った時点で2人でタバコを吸う場面は、タバコ嫌いの私には不快でしたが、全体的には心地良く最後まで鑑賞できました。 カンヌ国際映画祭 全4冠!映画『ドライブ・マイ・カー』90秒予告 851,924 回視聴2021/07/21 西島秀俊、三浦透子、霧島れいか、濱口竜介監督が登場『ドライブ・マイ・カー』壮行会イベント【トークノーカット】 50,274 回視聴2021/07/04 以上:849文字
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