令和 3年 7月16日(金):初稿 |
○令和3年7月15日放送NHK日本人のお名前は、「“おかえりモネ”コラボスペシャル」と題して、我が郷里気仙沼のおなまえの謎、“沼じゃない”意外なルーツとは?として、地名の語源が解説されました。私は、気仙沼の元々の名前は「けせもい」と記憶していましたが、日本人のお名前での解説は全く違っていました。 ○「おかえりモネ」の故郷である気仙沼の大島(番組では亀島)に古くからある大嶋神社に気仙沼の語源の由来があるとのことで、その神社の宮司が紹介され、気仙沼の元々の名前は「けせま(計仙麻)」とのことで、初めて知りました。ウィキペディアでの気仙沼地名の語源では、「「気仙沼」は古くは「計仙麻」と書いた。この字はケセヌマ、ケセンマ等とも読まれていた可能性もなくもないが、通常は「ケセマ」と読んでいる。延喜元年(901年)成立の『日本三代実録』に「計仙麻」という地名の記述があり、これが最古の文献である」と解説されています。 ○ウィキペディアの解説では、気仙沼の語源はアイヌ語説と日本語説があり、アイヌ語説には、私が覚えていた「けせもい」も紹介されており、私の記憶も間違いではありませんでした。「けせもい」の意味は、「最南端の港」と「静かな海」の2説があるとのことで、そこまでは知りませんでした。 ○番組で紹介された「ケセマ」は、日本語説で、気仙沼出身民俗学者川島秀一氏が登場して解説しており、「ケセ」は「刻む」、「削る」、「マ」は「船着場」との意味で、リアス式海岸のことをいうと説明されていました。しかし、ウィキペディアの解説を見ると、その他にも諸説あるようです。 ○番組では気仙沼の牡蠣養殖が紹介され、リアス式海岸の内湾は波がなく、穏やかなところに、川が注いでおり、川は上流の山の葉っぱなどの栄養が詰まった水が流れて海に注ぎ、栄養価の高い美味しい牡蠣ができると説明されていました。「おかえりモネ」の中でも、モネの祖父役の藤竜也氏が同じ説明をしていましたが、日本人のお名前では、「森は海の恋人」で有名な畠山重篤氏が登場して説明していました。 ○「ヒロインの祖父、モデルは畠山重篤さん 森と海つなぐカキ養殖家 アグリラボ所長コラム」とのサイトもありました。気仙沼の特産というと、カツオ・サンマ・サメ等が有名ですが、牡蠣は、余り意識せず、不勉強でした。しかし、おかえりモネの実家も大島(番組の中では亀島)の牡蠣養殖業者で、気仙沼の牡蠣も大いに宣伝になったようです。 以上:1,013文字
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