平成31年 3月22日(金):初稿 |
○「RU平成31年3月例会-人間とは何だ?パート1 AIについて」に関連して続けます。 「AI(人工知能)まるわかり」によると、「機械翻訳の精度が人並みに近づく-ニューラル機械翻訳の登場」という小見出しで、2016年にグーグルが自社の翻訳サービスで実践したニューラル機械翻訳と呼ばれる技術の登場により、翻訳時の誤り率を、ほぼ人並みに抑えることに成功したと記述されています。AIについて講義された藤木教授もウェブ上の翻訳サイトも従前に比較し相当精度が向上していると説明されました。 ○そこで、平成21年記載「翻訳サイトのリンクとその性能比較」に続けて試してみました。先ず、日本文「私は一日少なくとも10時間以上は勉強する。」の各英訳文例と、この英訳文例です。 [Google 翻訳]https://translate.google.com/?hl=ja# I study at least 10 hours a day. 私は一日に少なくとも10時間勉強します。 以上完全に一致しています。平成21年12月当時は以下の通りで、「無料翻訳サイトの英訳文は余り当てにならないようです。」と記載した状況でしたから、10年の経過で、翻訳精度は、相当向上しています。 Google 翻訳https://translate.google.com/?hl=ja# I am at least 10 hours or more a day to study. 勉強には、少なくとも10時間以上12日午前。 ○そこで、少々難しい英文「She will make him a good wife.」を試してみました。 残念ながら、[Google 翻訳]での日本語回答は「彼女は彼をいい妻にするだろう。」で、誤りでした。 [Google 翻訳]に日本語として「彼女は彼をいい妻にするだろう。」と入力し、英語翻訳を見ると「She will make him a good wife.」となり、完全に一致しました。 ○「She will make him a good wife.」の正しい日本語訳は、「”She will make him a good wife.”に戸惑う」に記載したとおり、「彼女は彼の良い妻になるだろう。」です。流石のグーグル翻訳も、この英文に関しては正しく学習がなされていませんでした。 以上:973文字
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