平成28年 7月 5日(火):初稿 |
○「映画”アリス・イン・ワンダーランド”を観て-TOHOシネマズ仙台紹介」の続きで、難聴者向け情報です。 「109シネマズ富谷のエグゼクティブシートに感激」記載の通り、平成27年7月に富谷町に開設された「109シネマズ富谷」でも、4,5回は映画鑑賞してきましたが、ここには難聴者用ヘッドホンが設置されていないと思っていました。しかし、「109シネマズ富谷」のHPをよく見るとここも各地の劇場によっては、「IMAX®デジタルシアター」があるようにも解説されています。 ○「109シネマズ富谷」の施設案内ページには、合計定員数1655席の10シアターの説明があり、シアター3が4DXと記載されている以外に「IMAX®デジタルシアター」があるかどうかは記載されていません。「TOHOシネマズ仙台」の施設紹介ページには、合計定員数1661+(車椅子用18)の9シアターの説明がありますが、4DXは記載されていません。4DXを楽しむときは、「109シネマズ富谷」、「IMAX®デジタルシアター」を楽しむときは「TOHOシネマズ仙台」と使い分けが必要ですが、私にとっては、自宅から徒歩10分、自転車でも5分以内で行ける「TOHOシネマズ仙台」が重宝です。 ○しかも私は聴覚障害者として6級身体障害手帳を保有していますので、「TOHOシネマズ仙台」では一般料金1800円のところ障害者割引で、同行者1名の2名が1000円で鑑賞できるのが有り難いところです。「TOHOシネマズ仙台」の難聴者用ヘッドホンは、MOVIX仙台のものよりズッと高性能で、音質もクリアで、MOVIX仙台のはボリュームボタンは左右共通1個だけで最大限に上げても聞き取れないこともありますが、「TOHOシネマズ仙台」のはボリュームボタンは左右別々に調整でき、且つボリュームレベル半分程度で私にも十分聞こえます。 ○私の場合、聴力損失度が手術をした右側が80db近くのところ、手術をしていない左側が75db程度で右側がより聞こえません。わずか5dbの違いですが、このレベルまで聴力が落ちると5dbの違いは結構大きなもので、左右別々に調整できるのは大変重宝です。一般に、難聴者は左右に耳の聴力損失度が同じことはむしろ少なく、左右別々の調整が必要です。その意味で、「TOHOシネマズ仙台」の難聴者用ヘッドホンは難聴者の不便を良く理解し十分配慮して作られています。スイッチオン点灯位置が、後ろの席の方の目障りになる頭のてっぺん部分ではなく、耳の下になっているのも配慮が行き届いています。 ○初めて「TOHOシネマズ仙台」の「IMAX®デジタルシアター」で難聴者用ヘッドホンを使用したとき、その音の大きさに感激しましたが、時々聞こえなくなります。それは映画が始まる前のコマーシャル映像の時でした。映像が切り替わる、難聴者用ヘッドホンに音が入らなくなる映像があったのが気になりました。本番映画が始まってからは、難聴者用ヘッドホンに音が入らなくなることはありませんでした。コマーシャル映像の中には、難聴者用ヘッドホン向け信号を外しているものがあると思われます。この点、今度劇場係員に確認してみます。 以上:1,309文字
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