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パフォーマンス(PM)研究会の思い出-自己紹介レジュメ

平成20年 9月 4日(木):初稿
○パフォーマンス研究会で私が担当した自己紹介レジュメを紹介します。
 日弁連の委員会等の初会合では必ず自己紹介をさせられます。弁護士各位は自己紹介もうまい方が多く、さすが弁が立つと感心しますが、私自身は、長いこと弁護士をやっているくせに生来のシャイな性格のため口下手で自己紹介にも苦労しています。

○私の自己紹介では、難聴が進んできたここ数年は、必ず、身体障害6級の聴覚障害者であることを強調しています。会議などで他人の話すことが聞き取りづらく、私がトンチンカンなことを言ったら、それまでの発言が良く聞こえていなかったとご理解頂き、暖かいご配慮をお願いします、特に自分に都合の悪いことが聞こえづらくなる、大変不便でやっかいな耳で、宿題なんか出されると全く聞こえなくなりますので、この点もよろしくお願いします、とやって難聴者であることを活用しております。

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責任者 小松
一 テーマ
 スピーチ研究「自己紹介」

二 目的
 簡潔、明瞭で効果的な自己紹介法の修得

三 実行
1 各会員が5分間の持ち時間で聞き手は全くの他人を前提として自己紹介を行う。自己紹介はビデオカメラでチェック。
2 他の会員はチェック表を使用してチェック。
3 ビデオ録画を参考にしながら各会員のスピーチを相互批評。
4 効果的自己紹介法について各会員間でディスカッション。

四 自己紹介のポイント
1 別紙「自己紹介の上手なやり方」参照
2 基本パターン
(1)まえおき(名前・現在の職務)
(2)内容(略歴・職務上の経験・趣味・等)
(3)結び(適当なおわりの一言)
3 自己紹介べからず集 別紙のとおり

自己紹介の上手なやり方
PART2-Ⅳ 大勢の前でのスピーチのやり方
チェック項目
1明るい声であいさつ
2氏名をフル・ネームで言う
3自分をPRしたい内容
4氏名(姓だけでも良い)
5しめくくるあいさつ

解説
全てのスピーチの基本となるのが、自己紹介だ。場に合わせた自己紹介ができれば、どんな場合のスピーチも可能である。
その場その場で、目的にそった“雰囲気づくり”ができるような自己紹介を身につけよう。

ポイント
1 無言でお辞儀をする人が多いが、声に出してあいさつすれば、声に出して返事が戻ってきて、それだけで聞き手と共感の場が持てる。

2 フル・ネームを言うことで一味違う印象を与えられる。珍しい字なら、その由来なども説明すること。

3 特技、性格、出身、所属、趣味、専門、その場に臨んでいる理由、今後の計画・・・など、場に合わせてどれかに的をしぼる。あれもこれもと全部話そうとすると、話題が広がりすぎて、収拾がつかなくなる。

4 あいさつを終える前にもう一度、名前を言う。できればフル・ネームで、印象深く。

5 今後の人間関係づくりのためにも、「これからよろしくお願いします」の一言がほしい。また、聞き手に対して、話を聞いてくれて「ありがとうございました」とお礼の言葉があると、気持ちがよい。

自己紹介べからず集
1 あまり長く話すべからず。自己紹介はできるだけ短くまとめよ。
2 ボソボソと話すべからず。ハッキリ明るく
3 下を見て話すべからず。聞き手に視線を
4 信念のちがいについてふれるべからず
5 姓名をコトバだけでいうべからず。文字の説明をしながら自己紹介する。
6 笑顔を忘るべからず。笑顔は最大の自己紹介。
7 一般的でないものと話を結びつけるべからず
8 学歴は誇るべからず
9 業務内容を長々と話すべからず。あっさり
10 自画自賛はすべてするべからず。家族の自慢も反感のもと。謙虚が好感をもたらす。

以上:1,493文字

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