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村治佳織ギター・リサイタルを聴いて

平成19年11月17日(土):初稿
○平成19年11月16日、待望の村治佳織ギター・リサイタルを仙台市青年文化センターコンサートホールで聴いてきました。村治佳織氏HPのプロフィールによると同氏は「92年ブローウェル国際ギター・コンクール及び東京国際ギター・コンクールで優勝を果たす。93年津田ホールにてデビュー・リサイタルを開催」し、「現在最も注目されているギタリスト。」とのことですが、私は平成18年春にたまたまBS放送でその演奏を聴くまで知りませんでした。

○「ギター練習意欲を掻き立てるために」に記載したとおりここ2,3年再度ギターに取り組もうと思いつつも、なかなか実行が伴いませんでした。しかし「35年ぶりにフラメンコギター購入-ギター購入歴」に記載したとおり、平成19年7月頃からは毎日30分以上のギターに触り、9月には35年ぶりにフラメンコギターを購入し、この5ヶ月間ギター取組意欲を維持し、毎日最低30分以上の練習を継続しています。

○お陰で「アルハンブラの想い出」は完全暗譜し、最近は「影を慕いて」もほぼ暗譜を回復し、a(薬指)、m(中指)、i(人差し指)のトレモロ奏法も最も練習に励んでいた20代のレベルまで7,8割方回復してきました。50代半ば過ぎで身体の彼方此方にガタが来ており、指の動きも20代のレベルまで回復することは不可能と思いますが、可能な限り近づけたいと思っております。

○さて村治佳織氏ですが、802席(車椅子席6席含む)の仙台市青年文化センターコンサートホールをほぼ満席にし、マイクを使わない生の音で通しました。私はB26の前から2番目の席でしたが、補聴器を使用してもおそらく30~40dB程度の聴力損失レベルの私の耳では完全な音を聞くことが出来ません。

○しかし相対的な音の大きさの判断は可能であり、マイク無しで且つ華奢な指で良くあれだけ音を響かせるものだと感心しました。クラシックギターの神様と呼ばれたアンドレス・セゴビアはまるで熊の如き大きな手で素晴らしい音を醸し出していますが、村治氏は華奢に見える手で堂々たる音を響かせています。

○華奢で細い指にも拘わらず出てくる音は、金属的鋭角的ではなく丸いふくよかな手から醸し出されるような木管楽器的な暖かく丸みのある音で、昔、NHKギター教室講師も勤めた故渡辺範彦氏の丸いふくよかな手から醸し出される木管楽器的音を思い出しました。

村治氏直筆サイン入りDVD
○展示DVDを購入し、演奏会終了後の村治氏サイン会の列に並びましたが、数十メートルの長蛇の列となり、その人気ぶりが伺えました。購入したDVD本体に直接サインをして貰う時に一瞬目を合わせて頂きましたが、大きな黒い瞳の魅力的な方で、この美貌が人気の一つだと実感し、やはり美人はトクだなと思った次第です。

○コンサートでは、クラシックギターは余り弾かない私には馴染みのない演奏曲目が殆どでしたが、定番「アルハンブラの想い出」の流麗なトレモロを目の当たりにして、せめて「アルハンブラの想い出」だけでも「近づけ村瀬佳織!」を目標に頑張ろうとギター取組意欲を増進させて頂きました。
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