令和 7年 1月14日(火):初稿 |
○「”田中角栄 私の履歴書”紹介-恩師草間道之輔先生の言葉」に、角栄本集めを趣味にしている私の角栄本125冊目として、田中角栄氏本人著作「田中角栄 私の履歴書」を購入したことを記載していました。Amazonで中古本価格が50万円しかなかったところ、たまたま、1万8600円の中古本が見つかり、直ちに注文し、令和6年12月25日に届きました。 ○その後、令和6年12月28日、田中角栄氏本人著作として「自伝わたくしの少年時代」をAmazonで見つけ、定価550円のところ、中古価格2000円前後で売りに出されているのを発見して、早速注文し、令和7年1月1日に届けられました。私の角栄本126冊目で、昭和48年9月20日第1刷発行定価550円です。ちょび髭を生やした田中角栄氏ご本人の似顔絵入り立派な外装箱に入った立派な書籍です。「苦闘の半生をえがく感動の自伝 総理田中角栄著」と記載された立派な帯もついていました。 ○その帯の表には「病弱で、ひどいどもりだった少年が、母親の愛情と自らの人間的魅力により、きびしい運命をきりひらいていった現実の感動ドラマ。小学生中級・上級 中学生向」と記載され、二田小学校時代の鼓笛隊員として3人の教師と8名の小学生が並んだ写真も貼り付けてあり、帯の裏には第一章小さいころは弱かったから始まる目次が記載されています。昭和47年に総理になった翌年に田中角栄氏自身で記述し発行した書籍です。 ○「自伝わたくしの少年時代」29頁に「4 三つの教訓」として、田中角栄氏が入学した二田尋常高等小学校の教訓が記載されており、以下に紹介します。 1.「至誠の人、真の勇者」なにごとにも、まごころをつくす人こそ、ほんとうの勇者なのだと草間道之輔校長が1年生にもわかるように、やさしく話してくださった。○この3つの校訓は、二田尋常高等小学校講堂に額に入って掲載されていたとのことで、角栄氏は「わたくしという人間のすべては、この三つの校訓にしたしんだ8年間につくりあげられたものと思っている。」「わたくしは入学いらい、どんなこともしんけんにやろうと思った。どんなことにも、まごころをつくそうと自分にちかった。」と記載しています。努力の人田中角栄氏の本領がここに芽生えたようです。 以上:1,057文字
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