令和 6年12月28日(土):初稿 |
○「小林吉弥氏著”田中角栄 気くばりのすすめ”紹介」に「「昔から田中角栄ファンを自称している私は、表題に田中角栄と言う名が入っていると中身も確認せず購入してきた。」からです。小林吉弥氏の角栄本は、令和3年1月25日発行「田中角栄 上司の心得」以来で同氏の角栄本としては13冊目で、全角栄本では124冊目でした。」と記載していました。 ○そこには「残念ながら肝心の「田中角栄 私の履歴書」は持っておりません。Amazonで検索すると出てきますが、定価320円のところ中古品50万円で、貧乏な私にはとても手が出ません(^^;)。」とも記載していましたが、Amazonで、1万8600円での「田中角栄 私の履歴書」中古本が売り出されているのを発見しました。50万円では到底手が出ませんが、2万円以下なら私も手が出せ、早速注文していました。 ○それが、令和6年12月25日、昭和41年5月1日発行定価260円の「田中角栄 私の履歴書」が届きました。私が所有する角栄本の125冊目です。令和6年12月からは58年7ヵ月前の発行本です。表紙の裏、表紙から数えて3頁めに贈呈の付箋が貼ってあり、何と、「田中角栄」と墨で手書きの署名がありました。他の書籍でよく見かける田中氏手書きの「田中角栄」との署名で、本物かどうかは不明ですが、感激しました。 ○この書籍は、スッカリ黄ばんで如何にも使い古された感じの本です。早速、ザッと目を通しましたが、文字による書き込みは全くありませんでした。しかし、90頁の1乃至3行目までの「むずかしい表現をせず、だれもが理解出来るように勉強・暗記・努力・精進、そして最後に「学無近道(がくにちかみちなし)」と教えた草間先生は真に偉大なる師であり、その恩を忘れることはできない。」との文章のうちの「勉強・暗記・努力・精進」、「「学無近道(がくにちかみちなし)」と教えた草」までハッキリ分かる右横棒赤線が引いてありました。他にもうっすらと右横棒線が見える箇所もありましたが、ハッキリ分かるのはここだけでした。 ○他の角栄本にも良く記載されているのを見ましたが、田中角栄氏自身記述の私の履歴書89頁に記述された恩師草間道之輔先生の言葉を紹介します。 「人間の脳とは数多いモーターの集まりである。普通の人間はその中の十個か十五個のモーターを回しておれば生きて行ける。しかしこの脳中のモーターは努力しさえすれば何百個も何千個も動かすことは可能だ。それには勉強することであり、数多くを暗記することである。われわれの頭脳の中には世界的学者である野口英世になれるモーターのあることを忘れてはならない」角栄氏はこの草間先生の教えに従い、桁外れの努力を積み重ね、脳を中の何千個ものモーターを動かし、日本国発展に尽くしました。私もせめて三十個くらいのモーターを動かせるようにまだまだ努力・精進しなければなりません(^^;)。 以上:1,198文字
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