令和 6年12月14日(土):初稿 |
○「”田中角栄本”整理中-まだ121冊だけでした」に「最近、「角栄本」の整理を思いつき、田中角栄関連本という桐ファイルを作成し、表題・著者・発行年・定価等データベース化しましたが、冊数はまだ121冊でした。」と記載していましたが、その時点で令和4年4月26日発行田原総一朗・前野雅弥著「田中角栄がいま首相だったら」購入済みだったのを入れておらず、これを入れると122冊でした。その後令和6年4月17日発行小林吉弥氏著「甦れ田中角栄」を購入し123冊になりました。 ○令和6年12月13日丸善仙台アエル店でたまたま小林吉弥氏著「田中角栄気くばりのすすめ」を見つけ、2024年12月13日第1刷発行とあり、新たな角栄本と判り、即購入しました。「昔から田中角栄ファンを自称している私は、表題に田中角栄と言う名が入っていると中身も確認せず購入してきた。」からです。小林吉弥氏の角栄本は、令和3年1月25日発行「田中角栄 上司の心得」以来で同氏の角栄本としては13冊目で、全角栄本では124冊目でした。 ○「田中角栄気くばりのすすめ」のは「61のエピソードが語る人心掌握術」との副題がついており、61のエピソードを180頁に渡って記述しています。購入して帰宅後、1時間半程で一気に読み上げましたが、大半が従前の角栄本に記載済みのエピソードでした。それでも全国のおそらく数千万人は居ると思われる角栄ファンが購入すると思われ、少なくとも数万単位で売れるから発行すると思われます。私が持っている角栄本はまだ123冊ですが、発行済み角栄本は、1966(昭和41)5月1日発行「田中角栄 私の履歴書」から始まり300冊は遙かに超えているはずです。残念ながら肝心の「田中角栄 私の履歴書」は持っておりません。Amazonで検索すると出てきますが、定価320円のところ中古品50万円で、貧乏な私にはとても手が出ません(^^;)。 ○「田中角栄気くばりのすすめ」の61のエピソードの第1番目は、”「最大の気配り」とは、相手に対して誠心誠意、全力投球で向き合うこと”との小見出しで、昭和50年代渡辺省一衆議院議員が初当選の挨拶に田中派事務所に出向いたところ、田中角栄先生以下幹部がずらりと並び、全員が”渡辺省一調査表”のコピーをにらみ、的確な質問をされ、一人の新人議員に会うのでさえ手を抜かず徹底的に調べ上げていたのに感嘆したことが記載されています。このエピソードは、どれかの角栄本に記載しているのでしょうが、覚えていませんでした。 ○角栄氏の言葉として「何事も相手に対して手を抜くな。誠心誠意、全力投球で向き合うことだ。それが最大の気配りということだ。真の信頼関係はそうした中から生まれる」を紹介しています。いつもこれをやっていたら疲れることこの上ありませんが、疲れずやっていたのが角栄氏の凄いところです。凡人には、到底真似ができませんが、その心構えを自覚だけはしていこうと思っています。 以上:1,222文字
|