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森永卓郎氏著”書いてはいけない”日航123便はなぜ墜落したのか紹介

令和 6年10月13日(日):初稿
○「森永卓郎氏著”書いてはいけない”日本経済墜落の真相紹介2」の続きで、森永卓郎氏著「書いてはいけない」第3章「日航123便はなぜ墜落したのか」の紹介です。1985(昭和60)年8月12日午後6時56分に発生した日航123便墜落事故についての驚くべき記述です。過去に、この墜落は、自衛隊機が日航機を撃墜して発生したとの陰謀論があるとは聞いたことがありましたが、正に根拠のない陰謀論と思っていました。

○ところが森永氏は、これは陰謀論ではなく、事実との断定に近い記述をしていることに驚愕しました。「第76回:日航123便はなぜ墜落したのか(森永卓郎)By 森永卓郎 2017年8月30日」での記述は、青山透子氏氏著「日本航空123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る」を紹介しながら、「日米関係がいったい何に立脚しているのか。本当のことを追及していかなければならない。それが、私を含めたメディアで働く人間の義務だろう。」と結び、日航機墜落事故の原因を断定していませんでした。

○しかし森永卓郎氏著「書いてはいけない」第3章「日航123便はなぜ墜落したのか」には、「123便の最後、驚くべき推測」、「特殊部隊が現場を焼き払った」の小見出しで、123便は墜落の直前、右側第4エンジンが自衛隊機のミサイル攻撃を受けそれが直接の墜落原因になったとの小田周二氏著「524人の命乞い」の中の推測記事を援用し、自衛隊機が民間機をミサイルで撃墜したのが合理的推測と断定しています。

○さらに小見出し「特殊部隊が現場を焼き払った」では、遺体現場写真のバーベキューに使う木炭のようにカリカリの状態について、墜落から翌朝の間に、何者かが証拠隠滅のために火炎放射器を使って証拠や証人を焼き尽くしたのではないかとの疑念を挙げています。「日本航空123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る」の著者青山透子氏は、群馬県上野村が保管していた日航123便遺物の化学分析を行い、その遺物からベンゼンを検出し、遺物を溶かしたのは航空燃料ではなく、ガソリンであることを科学的に立証したとのことです。そこで、火炎放射器を使って現場を焼き尽くしたのは、自衛隊特殊部隊ではないかと推測しています。

○これらの推測を検証するには、コックピット・ボイスレコーダーとフライトレコーダーの生データが必要とのことですが、日航は遺族達からのその公開要求を拒否し続け、訴訟まで出して棄却されていますが、その裁判の結果について、報じているのは地元群馬県の上毛新聞だけで大手マスコミは完全無視とのことです。そのマスコミの姿勢は、危なそうなモノ、見たくないモノにはフタをする、ジャニー喜多川性加害問題・ザイム真理教問題に共通するモノと結んでいます。大胆な記述をする勇気に敬服です。
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