令和 5年 4月 9日(日):初稿 |
○「ネットで長時間かけて調べた司法関係各種数値データまとめ紹介」の続きで、弁護士・裁判官・検察官・司法書士・医師の人数変遷のまとめです。この人数もネットで調べたものでサイトによってはデータが微妙に異なっており、どれが正確か判断できず、正確性は担保しません。 日本人の人口 1872(明治5)年3480万人、1926(昭和元)年6074万人、1945(昭和20)年7214万人、 1965(昭和40)9920万人、1990(平成2)年1億2361万人、2008(平成20)年1億2808万人(ピーク)、2022(令和4)年1億2477万人 昭和40年代から令和4年までは平成20年にピークに達し、令和4年で、約1.25倍になっています。 弁護士数 1965(昭和40)7082人、1990(平成2)年1万3800人、2003(平成15)年1万9508人、2021(令和3)年4万3206人 昭和40年から令和3年までに6倍以上に増えています 裁判官数(簡裁裁判官数を含むかどうか不明) 1966(昭和41)1844人、1990(平成2)年2092人、2003(平成15)年2404人、2017(平成29)年3035人 昭和41年から平成29年までに約1.6倍になっています。 検察官数 1966(昭和41)1082人、1990(平成2)年1173人、2003(平成15)年1453人、2017(平成29)年1865人 昭和41年から平成29年までに約1.7倍になっています。 司法書士数 1963(昭和38)1万1821人、1990(平成2)年1万6174人、2003(平成15)年1万7304人、2022(令和4)年2万2907人 弁護士数と司法書士数は、平成11年までは弁護士数が多かったのですが、平成12年弁護士数1万7126人、司法書士数1万7034人と弁護士数が逆転し、それ以降は弁護士数が激増し、令和4年時点では弁護士数が2倍に近くになっています。 司法書士数は昭和38年から令和4年まで2倍弱増えていますが、弁護士数の6倍には遠く及びません 医師数 1965(昭和40)10万9889人、1990(平成2)年21万1797人、2003(平成15)年26万6529人、2020(令和2)年33万9623人 昭和40年から令和2年までに3倍以上に増えています。 ○昭和40年代から令和時代までに、弁護士数は6倍と激増しているところ、裁判官・検察官数は1.6~7倍でそれほど増えていません。司法書士数は2倍弱、医師数は3倍となっており、弁護士数の増え方だけが突出しています。弁護士業務については、「ネットで長時間かけて調べた司法関係各種数値データまとめ紹介」記載の通り、家事事件以外は、大幅に減っており、特に刑事・少年事件は激減状況で、需要と供給のバランスからは弁護士業界は不況業種の最先端です(^^;)。 以上:1,183文字
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