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東京パラリンピック2020開幕雑感-感動と感嘆を貰います

令和 3年 8月27日(金):初稿
○コロナ感染者激増で我が宮城県も緊急事態宣言地域に含まれましたが、令和3年8月24日から東京パラリンピック2020が開幕し、連日、パラリンピック競技が放映されています。コロナ激増中でパラリンピック中止の声も大きかったようですが、私はオリンピックを開催しておきながらパラリンピックを中止するのは絶対反対でした。無観客開催のオリンピック・パラリンピックでコロナ感染者増加との因果関係も不明です。

○水泳等一部パラリンピック競技をTV観戦しましたが、あれだけの障害を有しながら、よくぞあれだけ身体を動かし、あれだけ躍動的で驚異的記録を出せるものだと感嘆するばかりです。私も、聴覚障害という身体障害者の一人で身体障害手帳も持って、盛んに障害者を強調していますが、パラリンピックに出場される方の障害の程度は比較対象にならず、恥ずかしくて障害者と名乗れなくなります(^^;)。

○身体障害の種類と程度は正に多種多様ですが、ウィキペディアのパラリンピック定義では、「国際パラリンピック委員会(英語: International Paralympic Committee、略称:IPC(以下IPC))が主催する、身体障害者(肢体不自由(上肢・下肢および欠損、麻痺)、脳性麻痺、視覚障害、知的障害)を対象とした世界最高峰の障害者スポーツの総合競技大会」とされています。障害者の一人である私もパラリンピック参加資格があるのかと思っていたら、視覚障害は入っていますが、残念ながら聴覚障害は入っていないようです。

○交通事故事件等で身体に障害を残した方々と接することもありますが、障害の中で一番きついのは精神の障害と思っていました。どれだけ重い肢体不自由があっても精神さえシッカリしていれば健常者を超える経済活動ができ、普通の健常者より遙かに稼いでいる方もいるからです。精神の障害は、人間の殆どの活動の障害になります。

○パラリンピックには、知的障害者のクラスもありますが、外見からは知的障害者の判別は難しそうです。ウィキペディアの解説では、「2017年現在、知的障害者に関しては一部の競技に参加出来るが、聴覚障害者、精神障害者は参加出来ないため、それぞれデフリンピック、スペシャルオリンピックスに参加している。」となっています。知的障害と精神障害は区別された概念ですが、その違いの説明は結構難しそうです。聴覚障害者の私は、デフリンピックに参加資格があるかも知れません(^^)。

○いずれにしても障害を有しながら、それをものともせず物凄い活躍をするパラリンピックアスリートの姿には、感動と励ましがあります。オリンピック同様TV観戦を楽しませて頂きます。
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