令和 3年 7月28日(水):初稿 |
○「東京オリンピック2020開幕雑感-何故日本で一番暑い時期に開催?」を続けます。連日、日本勢の活躍が爽快で、オリンピック競技を喜んで観戦しています。今回は、日本勢の金メダル数が相当増えそうですが、金メダル自体の価値と賞金等の経済的価値が気になりました。金メダルを取るために選手は、全人生をかけて打ち込む必要があると思われます。金メダルと取るための努力に対する報酬はどうなっているのでしょうか。ネットで情報を集めてみました。 ○先ず金メダルそのものの価値について「東京2020の金メダルは、1個94,000円だった!?」という解説記事がありました。以下の通りです。 以下は、今大会で授与されている、金メダルの重さと物質的価値(筆者推定)です。 図:東京2020の金メダル1個あたりの物質的価値(筆者推定) ○賞金等経済的価値については、「オリンピックの金メダルの賞金はいくら?世界と比較!」が参考になります。 JOCの賞金 金メダル・・・500万円 銀メダル・・・200万円 銅メダル・・・100万円 2016年のリオオリンピックから金メダル賞金額が500万円に引き上げられて今のようになりました。 2014年のソチオリンピックまで賞金額は300万円でした。 2020年の東京オリンピックは日本での開催でもあり、更なる報奨金の引き上げやコートなど指導者に対しても賞金を支払うことが検討されているそうです。(読売新聞より) 前回リオオリンピックの時の各国の賞金額を金額の高い順 国名 金メダル 銀メダル 銅メダル シンガポール 約8400万円 約4000万円 約2000万円 マレーシア 金の延べ棒 約3300万円 約1600万円 (6500万相当) アゼルバイジャン 約5600万円 約2800万円 約1400万円 カザフスタン 約2700万円約1600万円約800万円 タイ 約3400万円を20年に渡って支給 フィリピン 約2600万円を20年に渡って支給 キルギス 約2200万円 ラトビア 約2100万円 イタリア 約2100万円 約1000万円 約550万円 ウズベキスタン 約1600万円 ※リオオリンピック時の金額を2018年1月現在の為替で計算。 ○JOC以外にの種目によって様々な報奨金が存在 競輪の場合 金メダル:5000万円 銀メダル:3000万円 銅メダル:2000万円 水泳は金メダルを獲得すると水泳連盟から200万円、スポンサーのGMOクリック証券から3000万円の合計3200万円の賞金 陸上競技1000万円、バトミントン1000万円、卓球1000万円、テニス800万円、レスリング300万円がそれぞれ金メダルを取ると支給 ユニフォームを提供する会社「ヤマト卓球」が卓球男子が団体戦で優勝した場合報奨金1億円を支給 柔道で金メダルを取ってもいまのところJOC以外の報奨金はゼロ 以上:1,235文字
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