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田中角栄botでの田中角栄元首相の言葉復習1

令和 3年 1月 4日(月):初稿
○「意外な組み合わせに驚いた小説石原慎太郎著”天才”紹介」に「田中角栄bot」というツイッター紹介し、そこで紹介されている田中角栄氏の言葉を一行ずつ桐ファイル化したことを報告しました。以下、桐表画面です。「田中角栄bot」というツイッターは「このアカウントは存在しません」と表示され、削除されたようです。


○私にとっての重要度ランクを付けて、重要な言葉から暗記訓練をしようかと思っていますなんて記載していましたが、スッカリ忘れていました(^^;)。全101レコードを、言葉の短い順に2回に分けて紹介します。

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政治は結果責任。

権力の中枢は空洞。

政治とは生活である。

人は実感したものを信用する。

政治は数であり、数は力、力は金だ。

人と会うのが醍醐味になってこそ本物。

大学出も、70、80のばあさんも同じ一票。

食って、寝て、嫌なことは忘れることが一番。

時間の守れん人間は、何をやっても駄目だ。

国会議員の発言は、国民大衆の血の叫びである。

99%大丈夫でも1%の不安があればオレは決断しない。

念仏を百万遍唱えても実行、実現しなければ意味が無い。

歳は流水の如く去りて還らず、人は草木に似て春栄を争う。

電話は、用件だけでいいんだ。馬鹿ほど長電話をするんだ。

結論が出たらすぐに実行するのが、私の流儀だ。決断と実行。

日本のマスコミは、司法、立法、行政の三権と並ぶ第四権力だ。

人間は木の股から生まれてくるのではない。人には歴史がある。

人間は自分より美男子でない、頭の悪いのが可愛いということです。

上すべりでなく、人間すべて誠心誠意、地道な努力が、何よりも必要だ。

言って良い事、悪い事。言って良い時、悪い時。言って良い人、悪い人。

国の方向を示すのが政治家の役目だ。それが出来なければ役人以下だ。

世論とは新聞やテレビではない。世論は選挙。世論は選挙の結果が世論。

法律を使うのは人間である。人間が使えないような法律は、法律ではない。

雪は金持ちの屋敷、貧乏人の庭をかまわず平等に降り積もるということだ。

功は焦らなくても良い。自分に実力がありさえすれば、運は必ず回って来る。

人間、いつも始まりなんだ。これが終わりだと決めてくれるのは「運命」だけだ。

会議の長さは出席者数の二乗に比例し、会議の成果は出席者数の二乗に反比例する。

評論家は政治家の悪口を言うのが商売。 政治家は評論家に悪口を言われるのが商売。

過去の統計というものは動かない。僕は経験のほかに、統計というものを重視している。

大蔵省の役人というのは優秀です。正しいデータさえ入れればちゃんとした結論を出してくる。

高いものは、いつか必ず下がる。人気だって波のようなもので返す波は低くとも、寄せる波は高い。

カネというものはチマチマ使うより、ここぞというときは一気に使え。その方が、効果は何倍も大きい。

必ず返事を出すんだ。結果が相手の希望通りでなくても『聞いてくれたんだ』となる。大切なことだよ。

政治家にはオール・オア・ナッシングというのはない。まず最善手を指し、次善、三善の策を考えることだ。

新聞で信頼できるものが三つある。死亡記事に株の値段、それにテレビの案内欄だ。この三つにウソはない。

ヒトラーの片腕だったゲッペルス宣伝相は「嘘も毎日つけば真実になる」といったけれども、これは意味深い言葉だ。

約束したら、必ず果たせ。できない約束はするな。ヘビの生殺しはするな。借りた金は忘れるな。貸した金は忘れろ。

ウソはつくな。すぐばれる。気の利いたことは云うな。後が続かなくなる。そして何より、自分の言葉でしゃべることだ。

大学の教授より、むしろ小学生の先生を大事にしなければいけない。小学校の先生が白紙の子供を教えるのだから。

話をしたいなら、初めに結論を言え。理由は、三つに限定しろ。世の中、三つほどの理由を挙げれば、大方の説明はつく。

若い君が本当に思っていることを話せばよい。借り物はダメだ。百姓を侮ってはいけない。小理屈で人間は動かないことを知れ。

身内のことをまず知るべきだ。身内のことも知らないで一人前の口を利くな。汗を流せ。損して得取れ。そうすれば人に好かれる。

政治家もそうだが、人間は地が大事。そんなもの(知識の借り物)にウエイトを置きすぎると、かえって人生うまくいかない場合もある。

人の喜び事はとくに励ましてやる必要はない、本人が幸せなんだから。むしろ苦境、悲しみのさなかにあるとき、力になってやるべき。

野党は政策を競うのではなく、取引ばかりしている。労働組合のやり方が蔓延している。日本政治の最大の問題は野党が無いことだ。

生物はすべて劣性遺伝だ。働き、勉強しなきゃ親よりもバカになる。だから、生物は必ず学習、勉強しなきゃならないようにできている。

田中の日本列島改造などというのは、ありゃ駄目だと。駄目だと言うなら、それなりのいい案を出しなさい。そう言ってるではありませんか。

人生は、すべて『間』だ。お前みたいに一本調子、直進しようとするだけでは何も前に進まない。『間』の取れない奴はどうしようもないぞ。

世界の国々の中で、わが国だけが教育の目標、基本、基準をはっきりとさせていない。最大の問題だ。特に、教育に政治を持ち込み、混同させた。

内閣はできたときに最も力がある。会社の社長も同じ。力のあるうちに、できるだけ早く、大きな仕事をやるべきだ。熟慮断行もヘチマもあるものか。

政治家とか実業家のような先頭に立つ人は、平和時か乱世かにかかわらず、自分の見識と判断で大事を決め、行動すれば、必ず記事になるものだ。

世の中には、会って話をし、付き合えば、その人間がよくわかるのに、知らないまま食わず嫌い、毛嫌いしている場合が多い。互いに自戒すべきことだよ。

一般論で言えば、男は信用できないヤツが多い。カネを渡し、酒を飲ませると、すぐ転ぶ。そこへいくと女は別だ。一度、この男と決めればテコでも動かない。

最近の議員の資質はなかなかの優等生だが、独創性、エネルギー、統率力といったものが欠けている。内外の情勢は教授会のような議論は許さないんだが。

世の中には他人様の噂話、伝聞をいつもポケットに入れ、それを放出することで一日の生活が回っているアホがいる。自分の言葉無いのは寂しいことである。

政治とは自分たちがメシが食えない、子供を大学にやれない状態から抜け出すことを先決に考えねばならん。理想よりも現実だ。政治とは何か。生活である。

確かにノーというのは勇気がいる。しかし、逆に信頼度はノーで高まる場合もある。ノーとイエスははっきり言ったほうが、長い目で見れば信用されるということだ。

無理は、しなければ、しないほうがいいんだよ。苦労というものは、いい部分もあるが、悪い部分もある。苦労はしてもいいけど、無駄な苦労はしないほうがいいんだ。

仕事をすれば、批判、反対があって当然。何もやらなければ、叱る声も出ない。私の人気が悪くなったら、ああ田中は仕事をしているんだと、まぁこう思っていただきたい。

私はメシも仕事も早い。一生の間理想を追っても結論を見いだせないような生き方はキライだ。すべてのことにタイム・リミットを置いて、可能な限りの努力をするタイプなんだ。

赤坂、柳橋、新橋でも、料亭の女将で店を大きくするのはどんな奴かわかるか。仲居上がり、女中頭あがりだ。芸者や板場を立てて、見事に大きくする。ダメなのは芸者上がり。

私が大切にしているのは、何よりも人との接し方だ。戦術や戦略じゃない。会って話をしていて安心感があるとか、自分のためになるとか、そういうことが人と人とを結びつける。

自分の物差しばかりでものを云っちゃいかんということだ。世の中には、人の為に働かないで、文句ばかり言う横着な人間が少なくない。こういうのはダメだ。使いものにならない。

皆、僕のことを逆境に強いと言うが、必ずしもそうでない。ただ、逃げ出すことはしないということだ。じっとしていて、吹雪のときはしばし待つ。雪は人間を全部、運命論者に変える。

多数決原理と少数意見尊重の二つが柱。その政治が国民多数にとって現実的不利益を招けば、次の総選挙で必ず公正な審判が下る。議会制民主主義の生命力の源はここにある。

決断力は、情報力によって支えられる。単なる直感だけでは、見通しを誤る。新聞代が月2、3千円というのは安い。あれだけの情報が詰まっているのだから、1万円でも安いものだ。

三十歳になるまで他人の飯を食え、世間を見てこい。よく親父に言われた。実践苦労人になってから、ものを語るようにしろ。他人の苦しみや立場がわかるようになってから、批判しろ。

どえらい大仕事を果たすには、大将の懐に飛び込んで、そのキンタマを握ることだ。そうすれば取り巻きどもが一目も二目も置く。足軽ばかりで相手にしていれば、それで一生が終わる。

以上:3,620文字

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