平成27年 7月 7日(火):初稿 |
○弁護士ドットコムニュースで「23回挑戦、61歳で弁護士になった神山昌子さんーー法律家としての『10年』を語る」との記事を拝見しました。平成17年に弁護士になったとき61歳ですから、平成27年現在は71歳ですが、平成27年8月で64歳になる私よりずっと若々しいの羨ましい限りでした(^^;)。 ○数年前にある公証人の方から、お客様には70歳過ぎた弁護士には依頼しない方が良いとアドバイスしているとの話を聞いて、私も、お客様に迷惑をかけないように70歳前には引退したいと思っていました。当時既に物忘れがひどくなったと感じて、若年性痴呆症が進行しているのではと思ったからです(^^;)。 ○しかし、神山昌子さんの「できれば、90歳まで現役弁護士として働きたいと思っている。」との意欲的お言葉を聞いて、大いに刺激を受け、私もせめて80歳くらいまでは頑張ろうかという気になりました。他人の言葉にすぐ惑わされるのが私の悪い癖です(^^;)。ただし、一時的な感想と思われます。 ○そこで久しぶりに仙台弁護士会での長老と言われる先生方のデータを振り返ってみました。 最高齢の渡邊大司先生は、なんと、大正4年5月9日生まれで平成27年5月9日で満100歳になっておられました。最近は、殆ど弁護士活動はされていないようですが、100歳で現役弁護士登録されているのは凄いの一言です。日弁連全体の弁護士データはありませんので、不明ですが、100歳以上で弁護士登録されている方は、数えるくらいしか居ないはずです。 ○次に仙台弁護士会での90代を探すと、大崎市古川で登録されている西澤八郎先生ただ1人でした。西澤先生も弁護士活動は殆どされていないと聞いています。90代になって弁護士活動を継続するのは結構大変と思われます。西澤先生の次の長老は、勅使河原安夫先生89歳でした。勅使河原先生は、平成27年現在も各種弁護団の団長をされ、また、弁護士会懇親会等でご挨拶をされる、バリバリの現役です。現在89歳になられましたが、後10年以上現役を続けられるのではと思うほどお元気です。 ○仙台弁護士会での80代現役弁護士数を数えてみたら、89歳勅使河原先生から80歳の青木正芳先生まで20人でした。青木先生も、正に現役バリバリで、あと数十年はご活躍されるように感じるほど若々しい方で、とても80歳には見えません。次に70代現役弁護士数を数えると、35名も居ました。私と司法修習同期の最年長の方も70代に入っています。顔ぶれを拝見すると、みなさん、現役バリバリで活躍されています。私も70歳前の引退は、早すぎるかと迷いは深まりました(^^;)。 以上:1,091文字
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