平成27年 2月23日(月):初稿 |
○平成27年2月21日(土)は年に1回の仙台弁護士会定期総会でした。私が仙台弁護士会の定期総会議事に参加したのは、「平成23年2月仙台弁護士会定期総会雑感」記載の通り、東日本大震災が発生した平成23年2月開催が最後でした。10年前の平成17年2月28日の「仙台弁護士会定期総会-役員人事」を見ると「私は弁護士になって25回定期総会に参加しました」と記載しているので、その頃までは定期総会だけは皆勤だったようです。 ○仙台弁護士会定期総会は、昔は東京海上ビルや今はない仙台エクセルホテル東急の大会議室を借りて開催していましたが、平成15年に単独ビルとしての仙台弁護士会会館が竣工されて以来、この会館の4階で開催されています。平成15年当時はこの大会議室で十分参加者を収容できていましたが、この10年間で会員数が急増し、平成27年2月現在433名にも達しており、私が最後に定期総会議事に参加した平成23年でさえ362名で「会議場前半分にはテーブルがありましたが、後ろ半分は、テーブルを外して、小テーブルがついた椅子席になっていました。」 ○総会の定足数は3分の1ですから145名の参加がないと総会が成立しません。おそらくこの人数を集めるために執行部は手分けして増員をかけていると思われますが、老年の私には、参加要請も来なくなりました。しかし、平成27年定期総会には、合格者1000人減員要請決議なんてけしからん議案もあったそうです。反対意見を述べても決議が成立するのは目に見えていますが、私も参加して反対意見を述べるべきでしたが、後の祭りでした(^^;)。 ○平成23年まで定期総会に参加していたのは、同期で唯一人会長経験者のA弁護士が居たからです。「私が心から畏敬するA弁護士紹介序文」記載の通り、A弁護士は平成23年12月に急逝され、定期総会議事・懇親会に参加する同期弁護士が居なくなってしまいました。そのため平成24年からは議事には参加せず、懇親会だけの参加になっていますが、この懇親会参加も同期では私だけになりました。 ○平成27年2月定期総会懇親会参加者もざっと見渡すと、弁護士経験25年以上では殆ど会長経験者だけで、後は今期・来期の執行部関係者、弁護士経験数年の若手だけの参加で、合計で100名も参加していないように見えました。私が執行部に入ったのは副会長として平成7年1回きりですが、その頃の会員数はまだ200名にも達していなかったはずなのに懇親会参加者は現在より多かったようにも感じます。 ○会務が嫌でも、副会長くらいは担当しないと村八分にされるおそれがあり、やむを得ず副会長だけは担当しましたが、今は会員数が増え、副会長も担当しない会員が増えるのではと思われます。しかし、聞くところでは、会長志願者・候補者も減っているとのことです。「世のため人のためになろうなんて大それた考えは全くない」私のような弁護士が増えることは嘆かわしいことです(^^;)。弁護士会の役員人事で選挙になることは滅多にありませんでしたが、今後は、役員担当者を集めるのが大変な時代になりそうです。 以上:1,279文字
|