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第16回業革シンポ海外視察旅行7日目-ルーブル美術館等

平成21年 6月 7日(日):初稿
○平成21年6月6日、パリ訪問3日目は、公式行事はなく、午後4時30分にパリ空港出発するまでの時間は自由行動日でした。私は、前日、午後12時近くまでかけてスーツケースに可能な限り収納を済ませて、朝は遅くまでゆっくり休もうとしましたが、いつものように午前5時前には目が醒めて、受信だけのネット利用をしていました。

「第16回業革シンポ海外視察旅行開始4日目ー一時ネット使えず」に記載した通りこのホテルのネット環境は余り良くなくて、四苦八苦してネットを利用できるようにはなりましたが、受信だけで送信が出来ませんので、メールも受信だけで発信が出来ない状況でした。その理由は私が利用しているレンタルサーバーが海外使用において海外サーバーと提携契約をしていないためのようです。しかし、ドイツのフランクフルトでは問題なく受信も発信も出来ましたので、おそらくはこのホテルのネット環境が古いままになっていたからではないかと思っています。

○ホテルチェックアウト時刻は午前12時でしたが、午前8時頃には前日から1日24時間15ユーロで利用していた制限時間となり、ネットが使えなくなりました。そこで手持ちぶさたとなったため、午前9時頃初めて、ホテル1階のレストランで朝食を取りました。朝食はビュッフェ形式ですが、私の大好きな野菜サラダが全く置いてません。昨年のスペイン旅行でのホテルでもそうでしたが、ヨーロッパ人は朝食に野菜サラダを取る習慣がないのかも知れません。

○午前11時、今回の視察旅行の殆ど全行程をアレンジされた元日弁連副会長A弁護士が、パリ市内の有名デパートにお土産買いに行くというので、語学や知識の関係で単独行動が出来ない私は、同行をお願いして、地下鉄利用で、そのデパートに行ってきました。ワイン売り場では一本1万ユーロ(1ユーロ135円換算で135万円)のワインを見せられビックリ仰天しました。私はお菓子売り場で美味そうな板チョコを20枚購入し、日本に帰り味見すると予想通り空港お土産品売り場に売っているものよりズッと美味しいものでした。

○午後1時からA弁護士のご案内で参加者中4名がホテルの隣りにある待望のルーブル美術館見学です。入館料9ユーロで入ると、日本語の施設案内パンフレットがありましたが、兎に角、館内目茶苦茶広く、パンフレットを見てもどこがどこか訳の判らない状況でした。先ず有名な「ミロのビーナス像」を見て記念写真を撮り、次に更に有名な「モナリザの微笑」を見た後、各自自由に見ることになりました。

○ルーブル美術館で最も圧倒されたのは絵画の展示スペースでした。「平成20年事務所旅行6日目ートレド~マドリッド」記載の通り、平成20年11月事務所旅行最終日にスペインマドリッドのプラド美術館でも絵画を鑑賞しましたが、こちらルーブル美術館に展示された絵画量は遙かに多く(と感じ)、中学・高校時代に世界史や美術の教科書に出てきた有名な絵画が次々に登場します。

○圧巻は「モナリザの微笑」のはずですが、絵画の数メートル先に柵があって近くに寄ってみることは出来ません。それでも「モナリザの微笑」の前にはカメラを抱えた多くの人が並んで、遠くにある絵画を次々と撮影しています。しかし「モナリザの微笑」は距離がある上、更にガラスの中に収まっており、望遠レンズで拡大して撮影するもモヤッとしか映っていませんでした。

○折角の機会なので出来るだけ鑑賞しようと絵画展示場だけでなく、彫刻その他の美術品展示スペースを彼方此方歩き回りましたが、1時間ほど歩き回ると流石に足が疲れ、また疲れが回るとじっくり鑑賞する気力もなくなります。予備知識を十分に入れて1日くらいかけてじっくり回らないとその良さは判らないと感じました。


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