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平成18年 8月17日(木):初稿 |
○「取扱困難事案及び解剖学参考文献紹介」で交通事故事案では人体構造を勉強する必要が多く生じ、素人向け解剖学参考文献として、①講談社発行「からだの地図帳」、②医学書院発行「人体の構造と機能」第2版、③医学芸術社発行「人体解剖ビジュアル」を買い込んで必要部分を読み込んでいると記載しました。 ○私の取扱事案で特に難儀している4歳で交通事故に遭い脛骨・腓骨の下方3ぶんの1を骨折し、事故直後、12歳、26~27歳と3回手術をして最終的に28歳で偽関節・内反変形等で自賠責から後遺障害第7級を認定された事案があります。 ○この事案では脛骨・腓骨と距骨・踵骨(かかとの骨)・距腿関節等の仕組みの理解が必要で、その説明図が上記3冊の素人向け解剖学参考文献の内③医学芸術社発行「人体解剖ビジュアル」が一番判りやすかったためこれを2冊購入して事務所と自宅に置いて時々眺めています。 ○この書籍の末尾に「からだのデータ」のまとめがあり、このまとめを更に短くまとめて私の備忘録として残しておきます。以下の数値は成人の場合の平均です。 ・細胞-大きさ10~30μm(1μmは0.001mm)、約200種類で60兆個 ・骨-200個で体重の約18%、筋肉-約400個で体重の40~50% ・心臓-250~300g、心拍数-60~80回、正常血圧-上120~130・下60~85 ・血液-体重の7%、骨髄-2600g、脾臓-100~200g、毛細血管-5~10μm ・気管-10~12㎝、気管支-右2.5~3㎝・左4~5㎝ ・肺-右3葉350~450g・左2葉250~300g、呼吸数16~18/分 ・全肺気量-4000~6000ml、肺活量-2500~4000ml、1回換気量-350~500ml ・歯-32本、門歯から肛門-9m、食道-25㎝、胃-男性1.4L・女性1.3L ・小腸-6~7m、大腸-1.6m、肝臓-約1200g、膵臓-65~160g、胆嚢-30~40ml ・腎臓-1個約130g、尿細管-4~7㎝、尿管-約28㎝、膀胱-約500ml、 ・尿道-男性16~20㎝・女性3~4㎝、尿-800~1600ml/日・5~6/日 ・大脳-1300g、小脳-130g、脳細胞数-約140億個、脳神経数-12対 ・脊髄神経数-31対(頸8対、胸12対、腰5対、仙骨5対、尾骨1対)、脊髄-40~45㎝(脊柱の2/3) ・脳脊髄-全量100~150ml・脳血流量700~800ml/分、睡眠-成人7~8時間・高齢者5~7時間 ・皮膚-厚さ1~4㎜・全身面積1.5㎡・寿命4週間、フケ・垢6~14g/日、 ・成長-毛髪0.3㎜・爪0.1mm/日 ・眼球-直径24㎜・重さ約7g、視力基準値-1.0~2.0、眼圧-10~20㎜Hg ・耳-外耳2~3㎝・中耳9㎜・内耳2㎝、聴力基準値-20dB以内、可聴範囲16~2000Hz/秒 以上:1,176文字
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