令和 2年 1月 8日(水):初稿 |
○「法務局における遺言書の保管等に関する法律全条文紹介」にそれまで愛用してきた「法庫」の全条文が、平成30年12月20日から全く閲覧できなくなり、年間1万4000円の購読料を支払いますので、どなたか「法庫」を引き継いで復活させて頂きたいと記載していました。 ○しかし「法庫」の復活は実現されず、「法令データベースサービス-”e-Gov法令検索”が一番良さそう」に記載したとおり、平成30年12月22日から「e-Gov法令検索」での民法等各条文のアドレスに登録を書き換え作業を開始し、相当時間をかけて、「法庫」で登録した数百個の条文を「e-Gov法令検索」の条文サイトに登録し直しました。 ○その後、数ヶ月、新たに登録した「e-Gov法令検索」の数百個の条文サイトの条文を利用していたのですが、令和元年6月頃から、折角登録した数百個の「e-Gov法令検索」での条文サイトが閲覧できなくなりました。その閲覧できなくなった理由として、 「e-Govサイトのhttpによる通信終了について e-Govサイトの全てのページを暗号化することに伴い、URLが「https」から始まる形に変更となりました。「https」から始まるURLへ変更してアクセスください。」と記述されています。 ○そこでやむなく数百個に及ぶ「e-Gov法令検索」で登録した条文サイトの「http」を「https」に変更する作業を余儀なくされました。「e-Govサイト全ページのHTTPS化について」に「今般、『政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準(平成30年7月25日サイバーセキュリティ戦略本部決定)』の改定されたこと等を踏まえ、e-Govサイトにおける全てのHTTP通信を以下のとおりHTTPS化することといたします。」、「現在、e-Govでは、住所、氏名など国民の重要な情報の送受信を伴う一部Webページについて、インターネットでの個人情報データの盗聴などを防ぐため、既にHTTPSによる通信の暗号化を実施しているところです。」と説明されています。 ○この記事で私は、初めて「http」と「https」の違いの重要性を初めて認識しました(^^;)。「http」と「https」の違いについての解説サイトは多数ありますが、「httpとhttpsの違いとは? 知っておきたいウェブセキュリティの常識と今後」での 郵便物にたとえると、HTTPは「はがき」で、HTTPSが「封書」のようなものです。HTTPでやり取りする情報ははがきのように配達系路上の第三者がのぞき見したり、勝手に何かを書き加えたりすることができます。一方、HTTPSの場合は暗号化されて封書のように中身が受け手以外には分からないようになり、安全です。が最も解りやすいものです。 ○そこで、当事務所HPの「https」化の必要性を感じておりましたが、当事務所HPは、「さくらのサーバー」を借りて公開していますので、その申込手続等をして貰った元SE島さんと【多遊】さんにお願いして、当事務所の「https」化を令和2年1月7日に実施しました。当事務所のこのHPは時代遅れと指摘されアクセス数も激減していますが、その理由の一つが「https」化していないことでした。安全対策も施しましたので、少しはアクセス数が回復することを期待しているところです(^^)。 以上:1,380文字
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