平成20年 3月 1日(土):初稿 |
○私は最近つくづく人生はデータベースと考えるようになっています。人間、生まれ落ちて物心ついてから人生データ(情報)の収集が始まります。いや、母親のお腹の中にいる時から既に人生データの収集が始まっているとの説もあります。兎に角、人生データ(情報)の収集に努め、息を引き取るまで人間、情報収集に努めるべきと思っております。私はこれを人間死ぬまで学びを続けるものと表現し、「学ぶことは生きること」と確信しています。 ○このように人間は生まれ落ちてから息を引き取るまで学び続ける生き物ですが、折角収集したデータ(情報)も、必要に応じて必要な時にポンと瞬時に取り出すことが出来なければ活用できません。データ(情報)がデータとして生きるためには、その時必要なデータをポンと取り出せる仕組みが必要です。 ○持って生まれて並外れたな記憶力と思考力を保持しているごく一部の方は、大した努力もせず、この学んだ人生データを頭の中に整理分類し必要な時にポンと取り出す能力を持ち、試験等で優秀な成績を残し、世に秀才や天才と称されます。しかし世の中の大部分の方はこのような天才的頭脳を持ち合わせません。幼児時代から出来が悪いと親に心配をかけてきた私も能力が劣ることを自覚し、能力不足を補う方法を模索してきました。 ○人生、その場その場で必要に応じて適切な情報を取り出して活用できなければどの分野でも成果を上げることが出来ません。人それぞれ様々なデータ(情報)を持っているはずですが、重要なことはそのデータ(情報)を必要に応じて取り出し活用できる仕組みをその人なりに作り上げることです。この仕組みを自分の頭だけで作ることが出来る人も居ますが、多くの方は補助手段(ツール)が必要です。 ○私は、平成3年からデータベースソフト桐を使い始めてから、このソフトは、情報の整理・活用のツール(補助手段)として最適と確信して入れ込み、それから10数年、メール情報管理以外の情報処理の99%を桐でこなし、今や桐無しの生活は考えられない状況となっております。 ○現在、私が最も入れ込んでいることは桐HPBによる人生データベース構築です。法律事務に必要な判例、学説等のみならず、趣味や健康管理に関するデータ(情報)も全て桐で管理し事務所サーバーパソコンに置き、且つ、それをHTML化してweb上にも置き、それがこの当事務所HPを構成しています。web上にまで置くのはネット環境さえあれば世界中どこでも触れることが出来るからです。 ○人生データ(情報)を分類整理して保管し必要に応じて瞬時に取り出す仕組み即ち人生データベースをweb上にまで構築できるのは、桐師匠【多遊】さんにお作り頂いた桐HPBのお陰であり、これほど便利な桐HPBを簡単に誰でも利用できる汎用版桐HPBを現在【多遊】さんが開発中で、まもなく出来上がります。一通り出来上がったら仙台桐研でやる気のある方々に提供し、その人なりの人生データベース実現手段として活用して頂ければと思っております。 以上:1,240文字
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