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”肉を食べない85歳のボディービルダー”紹介

令和 4年 8月27日(土):初稿
○令和4年8月26日(金)朝6時台のNHKニュースで有名な金沢利翼(としすけ)さんが登場しました。金沢利翼さんと言えば、ミスター日本歴代優勝者一覧表記載の通り、1960(昭和35)年・1968(昭和38)年と2回ミスター日本になり、現在も日本最高齢ボディビルダーとして超有名な方で、良くTVでも取り上げられて居ます。

○8月26日朝のNHKニュースでの金沢利翼さんへのインタビュー記事がないかと探しましたが、本日8月27日現在では見つけられません。見つけたのは以下の「「何歳でも挑戦できる」肉を食べない85歳のボディービルダー」という記事で毎日新聞8月20日付でした。8月26日NHKインタビューでは、120歳まで生きるのが目標と言われてましたが、以下の記事では「100歳まで元気に生きて世の中のおじいさん、おばあさんの模範になりたい」と言われています。

○金沢さんは、まもなく86歳になられますが、今でも一日約2時間の筋トレをされているとのことです。以前、NHKTVで、重量挙げ金メダリストの三宅義信氏が80歳を超えても一日3時間以上の筋トレをしていると聞いて、私の現在の一日筋トレ時間20~30分を少し増やそうかと思ったこともありましたが、そのままでした。金沢さんの話しを聞いて今度こそ少しは増やそうかと思っていますが、どうなるか。

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「何歳でも挑戦できる」肉を食べない85歳のボディービルダー
毎日新聞2022/8/20(土) 7:00配信


「人はいくつになっても挑戦できる」
現役最高齢となる85歳のボディービルダーが、新たな高みを目指しトレーニングに励んでいる。8月28日に北海道で開催される第34回日本マスターズボディービル選手権大会で、通算16回目の日本一に挑む金沢利翼(としすけ)さん=広島市。健康的な身体作りに取り組む鉄人の若さの秘密とは。

◇過去15回の日本一
ボディービル界で、金沢さんを知らない人はない。競泳選手だった学生時代、競技力向上のために始めた筋力トレーニングの魅力に取りつかれ、20歳で本格的にボディービルに取り組み始めた。しかし、定職にも就かずトレーニングに明け暮れる息子に両親は猛反対。「5年で日本一になるから」と説得し、約束通り24歳で日本選手権で優勝した。その3年後にも2度目の「ミスター日本」の称号を手にし、世界選手権でも4位入賞。広島初となるトレーニングジムも立ち上げ、34歳で引退した。

現役引退後はジム経営や趣味のゴルフに没頭し、肉体美を追求した作家・三島由紀夫氏の自宅に招かれトレーニングを指導したことも。しかし、50歳を前にゴルフ場の風呂の鏡に映った自分の体に驚いた。「腹も出て、これが元日本一の体なのか……」。好き勝手していた自分を支えてくれた妻・和子さんが病気がちになったこともあり、「もう一度、日本一になって妻に喜んでほしい」と競技にカムバックした。40歳以上が集う「マスターズ大会」に出場し、57歳で再び日本一に輝き、快進撃を続けている。

◇日本独自の食にこだわる
ボディービルダーと聞けば、朝からステーキを平らげる屈強な姿を想像するが、金沢さんはそうではない。「昔は粗食だったが、お年寄りは病気知らずでした。日本人の腸には日本食が最も適している」。肉や魚、乳製品のたんぱく源は一切口にせず、玄米と十六穀米、納豆に卵入りみそ汁、フルーツという食生活を50歳から30年以上も続けながら、ボディービル界の頂点に立ち続けている。足りないたんぱく質はプロテイン、栄養素もビタミン剤で補う。「肉や魚を食べなければ筋肉は鍛えられないという世の中の常識を覆したい。日本食の素晴らしさを世界に伝えることも私の役目」と笑う。酒類や清涼飲料水など「体に悪いと思うものは体内に入れない」という徹底ぶりだ。

60年以上に及ぶトレーニング経験から、「がむしゃらはダメ」と鍛え方にも独自の理論を貫く。胸、背中、腕、脚など筋肉の各部を意識し、鍛えるのは1日1カ所だけ。以前は1日3時間に及んでいたが、今では休憩を挟みながら約2時間、器具などを使って強化する。80歳を超えてからは日々が老化との戦いでもある。しわを目立たなくするため、毎朝シャワー後に全身に馬油を塗って手入れを怠らない。

19年前に妻を亡くしてからは1人暮らし。食事から掃除、洗濯など身の回りのことは何でもこなし、会長を務めるジムでは一番に出勤し、掃除から会員の指導まで行う。「会長といっても給料をもらう身ですから、その分仕事をしないと。皆さん、私を見て『すごいですね』とおっしゃるが、日々当たり前のことをしているだけ。『おいしいものも食べられず、かわいそう』と言う人もいるが、私から見れば、目標を持てない人こそかわいそう。こんな変わり者もいないとね」

◇目標こそ活力
85歳にして、日々活力ある生活を続ける秘訣(ひけつ)はどこにあるのか。

「いくつになっても目標を持ち続けること、挑戦し続けること」と金沢さんは言う。
私には大きな目標が三つある。一つ目は、次のマスターズ選手権で16回目の日本一になること。二つ目は、90歳まで競技を続けて日本一20回を達成したい。そして三つ目は、100歳まで元気に生きて世の中のおじいさん、おばあさんの模範になりたい

さらに9月には、1960年、63年と過去2回優勝している日本選手権への出場も考えている。歴代優勝者のエントリー資格があるとはいえ、20代が中心の若者に交じってステージに立つには勇気もいるはずだ。「もちろん、いい結果を出せるはずはないが、最年長出場の歴史は私にしか作れない。そこに意味があるし、ボディービルが生涯スポーツであることを多くの人に知ってほしい」と話す。

新型コロナウイルス禍の今も「気持ちがふさぎこむ暇がない」という。「生涯現役が目標だから(コロナ禍で)大会が中止になっても、また来年があるさと思えたし、生活もトレーニングも何も変わらなかった。そういう考え方ができるのも、私の持って生まれた才能かもしれませんね」

週末には英会話の勉強も兼ねて字幕を見ずに洋画を鑑賞し、「岩国基地から流れる米軍のラジオを聴き、日焼けしながら英語の勉強を続けています」。昨年からはスマートフォンを使い、ネット交流サービス(SNS)のフェイスブックも始めた。「コロナ隔離でスペインでの世界大会に行けなかったのを機に、国際団体の会長さんと直接話せるというのでやり始めたけど、私の写真を見た世界中の人から連絡が来ますよ。『私もボディービルをしているが、カナザワはグレートだ』と。そんな時は、私も英語でお返事しています」

最後に若々しさと健康を望む方々へ、メッセージをお願いした。

「病気になりたくない、筋力も付けたいと思う人は多いはずですが、なかなか最初の一歩を踏み出せないのも事実。そんな時は食事の内容を変えてみるとか、1日10分だけ歩いてみるとか、まずは身近なところから始めたらいい。目標を持つことができれば、必ず人生は変わる。生きがいが生まれるはずです」【大阪本社運動部長・和田崇】
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