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平成30年 5月11日(金):初稿 |
○「ベターッと開脚 腰・股関節への負担がおおきい-って本当ですか?」に「60歳以上になると、股関節と大腿骨のつなぎ目にあたる部分の骨折により、最悪の場合、人工関節置換手術が必要になるリスクがある」との記述を見つけて驚愕したと記載していました。 ○その後、ネット検索で新保泰秀氏著「ベタッと開脚してはいけない」を見つけて、早速、購入しました。新保泰秀氏は、「からだが柔らかいことと、健康は関係ないのです。さらに言うと、ベタッと開脚しようとがんばることで、からだに負担をかけてしまい、なにかしらの不調が出ることも少なくありません。そして実際に、からだを柔らかくしようとストレッチを必死に続けたばかりに、あちこちに痛みが出てしまった人に何人も出会ってきました」と述べています。 ○私自身は、「真向法開始後2年目の成果」記載の通り、ほぼ股割もできるようなり、最近は、苦手だった第1体操でも顔を床につけることが出来るようになり、真向法を続けることが、より楽しくなっています。しかし、新保氏がいうような「あちこちに痛みが出てしまった」なんてことは、現在は全くありません。 ○ただ、「真向法、無理をして失敗した話し」記載の通り、過去において、「胸をつけることに拘り、痛みがあるのに無理をして続けている内に平成18年2月19日頃から運動後も右股関節内側辺りに痛みが残るようになり」と記載して通り、無理をして、痛みが出てきたことは、何回もありました。 ○ですから、新保氏が言う「からだを柔らかくしようとストレッチを必死に続けたばかりに、あちこちに痛みが出てしまった人」も相当いることは、納得できます。要は、「無理はダメ」に尽きます。真向法師匠大久保直政先生も、決して無理に曲げることは勧めません。 ○新保泰秀氏著「ベタッと開脚してはいけない」での開脚がいけない理由を次の通り説明しています。 1.日本人の股関節ではリスクが大きい 日本人は、太ももと骨盤の”はまる”部分の面積が狭く浅いので、無理して股関節を広げると、一部に負担がかかり、炎症がおきることがある 2.日々の生活で股関節を開く必然性がない 人間に必要な基本動作は歩くことで、脚を前後に動かすことができれば十分で、脚を左右に大きく開く必要性はない 3.脚がぐらつきやすくなる危険大! 股関節の関節可動域が必要以上に広がると、脚の安定感が損なわれる危険がある 4.筋肉が”柔らかく”ても”使える”とは限らない 股関節まわりの筋肉をしっかり使えるようにするのに開脚は無関係 5.からだの左右の差がどんどんおおきくなる 開脚には左右差がつきもので、左右差が大きくなることで全身のバランスを崩し、腰痛・頭痛・肩こり等のトラブルをまねく ○上記の「いけない理由」ですが、私が納得できるのは、殆ど、ありません(^^;)。確かに、腰痛持ちの私は、開脚で腰痛退治はできませんでしたが、これが原因で腰痛が悪化したとは感じていません。また、脚がぐらつきやすくなると言う点は、むしろ逆で、安定するのではと感じています。可動域が広まり歩行に余裕が出てくるからです。 ○色々健康法に取り組んできた私の感想は、健康法は「百人百様」であり、万人に当てはまる健康法など存在せず、自分自身にあったものを地道に探していくしかない、ということです。色々な考え方を学びながら、自分自身にあったものを探していきたいと思っております。 以上:1,391文字
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