平成29年 1月18日(水):初稿 |
○当HPトップページの「サイト内全検索」に「若年性痴呆症」と入れると関連記事が16件も出てきます。最も新しい記事は「口内炎の痛みが長く続いて当HP内記事検索-若年性痴呆症進行痛感(^^;)2」です。「若年性痴呆症」は、最近、私のキャッチフレーズで、彼方此方で、言いふらしていますが(^^;)、最も実感するのは、顔はハッキリ覚えているのに名前が出てこないことの頻発です。これはもどかしいこと、この上、ありません(^^;)。 ○以前「人の名前が出てこなくなったら読む本」という本が出版され、購入したような記憶もあり、私が買い集めた100数十冊ある健康本書棚を探したのですがありません。ネットで、その表紙を見つけるも、その表紙には全く記憶がなく、購入していなかったことが判明しました。これも若年性痴呆症の表れかも知れません(^^;)。アマゾンでは1円で売っているので購入しようかと思っております。 ○明らかに20代、30代に比較して記憶力等の脳機能の衰えを実感せざるをえない状況ですが、以下の記事を見て驚きました。65歳以上でも脳の機能は20代と同じレベルの方を「スーパーエイジャー」を呼ぶそうですが、世の中には、確かにこんな方は居ますね。この「スーパーエイジャー」の脳と普通の人の脳の違い、その違いを知ることで普通の人の脳機能を高められるかの2点についての研究成果概要が、以下の記事に掲載されています。 ○これは、大変だと思いましたが、参考になる部分も結構あります。私自身のどのように応用していくかじっくり検討します。 ********************************************* 65歳を過ぎても脳機能は20代、「スーパーエイジャー」たちが習慣にしているアクティビティ4つ Inc.:一生絶好調に回転してくれる脳があったらどんなにいいでしょう。しかし、そうなるにはどうしたらいいのでしょうか? マサチューセッツ総合病院の科学者チームがその疑問の答えを見つけるべく、65歳以上でも脳の機能は20代と同じレベルという「スーパーエイジャー」17人を研究しました。この研究の目的は、「スーパーエイジャー」の脳と普通の人の脳に目立った違いはあるのか、あるとしたら、その違いを知ることで私たちはこの先の人生を通して脳の機能を高められるかどうか、という2点を解明することです。 上記の2つの疑問の答えは共にYESです。スーパーエイジャーの脳は対照群の脳と比べると、厚みのある領域がいくつもありました。しかし、そうした領域は、予想に反して、クロスワードパズルやオンラインの頭脳ゲームに役立つような認知プロセスと関係する領域ではなく、強い感情と結びついている領域だったのです。研究者のLisa Feldman Barrett氏が最近ニューヨークタイムズ紙にした説明によれば、同領域は脳の他の重要な働きも機能させていることが最近の研究で発見されました。 それではこうした感情中枢はどうすれば活性化されるのでしょうか? 悲しい映画を見るとかときどき癇癪を起すことではないかと思われるかもしれませんが、それよりはるかにシンプルであり同時にはるかに難易度の高いことだとBarrett氏は言います。答えを一言で言うと、難しいことをしてください。大いにフラストレーションを感じるまで自分に挑戦し続けることです。そして、そのフラストレーションに屈することなく頑張り通して、さらに多くのことに挑戦しましょう。 簡単なことや心地よいことだけするのはやめることです。仕事が完璧にルーティン化してしまっているなら、新しい役割を加えてその状態を打破しましょう。今している効果的なワークアウトがそれほど頭を使わなくてもできてしまうようなら、新しい項目を足すなりワークアウトの時間を長くしたり強度を強くすることで難易度を上げましょう。 この場合、自分の目標を達成するかどうかは重要ではなく、自分の限界を少し超えるように無理をすることが大切なのです。不思議なことですが、その越えるべき限界は精神的な限界でも肉体的な限界でもどちらでも構いません。自分には難易度の高いハイキングのような肉体に負荷のかかる努力でも、難解な数学の公式をマスターするような精神的に負荷がかかる努力でも、どちらも効果があります。 Barrett氏は「痛みを体験すると体から弱さが抜けていく(Pain is weakness leaving the body)」というアメリカ海兵隊のうたい文句を持ち出して、スーパーエイジャーは海兵隊のようだと説明しています。「大変な努力をして一時的に辛くてもそれを乗り越えることに長けているからです。」 ではどうしたら海兵隊のような努力ができるのでしょうか? 以下にそのための方法をいくつかご紹介しましょう。 1. 楽器を習う 今まで弾いたことのない楽器を選び、家族や友人や同僚の前で1曲演奏できるようになることを目標にしましょう。演奏を披露する日にちを決めて家族や友人を招待すれば、自分へのプレッシャーがさらに増します。 2. 未知の言語を学ぶ 少し知っている言語を選んで、もう一段上のレベルまで上達するようにしてもいいでしょう。その言語で書かれた本を1冊読み終える期限を設定しましょう。あるいは、その言語が話されている国で休暇を過ごすことにして、たとえ現地の人たちが英語で話しかけてきてもその土地の言語で話すようにしましょう。 3. トライアスロンに参加する(難易度の高い他のイベントでも可) トライアスロンなんてとんでもない。自転車をこいだり、泳いだり走ったりするのは考えるのも嫌という人は、自分の限界まで挑戦できる別のイベントを見つけてください。ジムや武道場に登録するとか地元のハイキングやスキーのクラブに参加するのも良いでしょう。必ず普段していることより少しだけ難しいことにコミットすることです。そしてなにがなんでもでも実行しましょう。 4. 人前でパフォーマンスする 感情に負荷をかけることは、精神や肉体に負荷をかけるのと同じ効果があるでしょうか。Barrett氏は明言していませんが、理論的には効果がありそうです。そこで、今まで人前でスピーチをしたりパネルディスカッションの議長をしたことが無い人は、是非挑戦してみましょう。スピーチはお手のものという人は、スピーチや演技や歌を即興でするクラスに挑戦してください。ここで覚えておくべきことは、何であれ自分にとって大きな挑戦でなければならないということです。難しくもなければ背伸びをする必要もないことなら、全然効果はありません。 以上:2,711文字
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