平成28年10月 5日(水):初稿 |
○「歯周ポケット測定で歯周炎進行判明-様々な全身病に罹る危険度大」記載の通り、歯周病を指摘されて以来、歯が気になり、竹屋町森歯科クリニック院長森昭歯科医師著「歯はみがいてはいけない」を読んでいます。 ○「歯はみがいてはいけない」冒頭「はじめに」の抜粋です。 ・「食べたらすぐみがく」は日本だけの習慣 ・1ヶ月以上使った歯ブラシではばい菌でみがいているも同然 ・歯ブラシよりデンタルフロスが何倍も大事 ・市販の歯磨き剤はほとんど意味がなく、付けすぎると有害 ・歯医者で虫歯が治ることはありえない ・小さな虫歯は治さず生活習慣を改善し様子を見る ○事務所・自宅・フィットネススタジオ等数カ所に歯ブラシを置いていますが、いずれもいつ購入したものか覚えていません。購入後1ヶ月以上経っていることだけは間違いありません。上記警告によれば、いずれもばい菌でみがいていることになります(^^;)。 ○食事直後にみがいてはいけない理由は、次の通り説明されています。 ・糖質を含む飲食後、口の中は酸性に傾き、歯の表面のカルシウムやリンが唾液中に溶け出し、歯がやわらかくなる ・それが30~30分かけて元の固さに戻る-再石灰化 ・飲食後軟らかくなり傷つきやすい状態となった歯をみがくと歯が傷つけられる ・食後のいちばん力の強いときの唾液を口の外にはき出してしまいその効能を手放す ・食後歯の間に詰まった食べかす取りは「唾液の通り道」を良くして唾液の効果を得る意味がある ○歯みがきのポイントは次の通り説明されています。 ・みがくもの-食べかすではなく、歯垢(細菌のかたまり) ・みがくところ-歯と歯の間が最重要 ・みがく道具-デンタルフロスをメインに、歯間ブラシ併用 ・みがく時刻-就寝前と起床直後 ○しかし、ネットを見ると色々意見があるようです。「食後30分以内の歯みがきの是非」で検索すると、「食後30分間は歯を磨かない方がいい という話の大きな間違い」なんてページが出てきました。これによると「口の中は何かを飲み食いした後は、脱灰と再石灰化が同時に進行しますが、再石灰化より脱灰のほうが強く起こっており、約30分ほどは歯が溶けるほうが勝っている」から、「食後はできるだけ速やかに、歯を磨くようにされることをお勧めします。」なんて森昭歯科医師の説明とは全く相反する説明がなされています。 ○「歯磨きは食後すぐ? 30分後? どちらがよいのかの最終結論」なんてページでは、両説の根拠を説明して、30分後説を採用していますが、素人にはいずれが正しいか良く判りません(^^;)。 以上:1,050文字
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