平成28年 5月 4日(水):初稿 |
○「小松弁護士、あわや一巻の終わり!-恐怖のベンチプレス」を続けます。 80㎏のバーベルシャフトがクビに食い込む経験は、永年の筋トレでも初めてのことでした。80㎏程度のバーベルをベンチプレスして潰れた経験はありますが、脇にセーフティーラックがない時代は、潰れた場合バーベルシャフトをお腹の下側に落とします。その場合、脚を持ち上げて起き上がることが出来ますので一人でも危機を脱することが出来ます。 ○しかし、脇にセーフティラックがあり、このラックに置こうとしてクビの上に落としたところ、ラックが所定位置になくバーベルシャフトをクビで受けたのは初めての経験で対処方法が判りません。ラックが受け止めてくれると思って力を抜いたのにあるべき位置にラックがなくクビでバーベルシャフトを受け止めたため、なんだこれは!と、狼狽しました。若い練習パートナーがいたので、「○○!速く挙げろ!」と叫ぼうとしたのですが、声になりません。声を出したくても出せない状況は、ホントに恐怖でした。 ○体の上に馬乗りになって両手でクビを絞めるシーンがありますが、首を絞められる方は、声が出なくなることが、実感として良く判りました。バーベルシャフトの右側がセーフティラックに乗り、左側を左手で必死に支えようとしたのですが、いったん力を抜くとなかなか力が入らなくなるのも良く判りました。この状態が長く続き左手で少しでも支えることが出来なくなったら、80㎏がもろにクビにかかり、やがて呼吸も出来なくなり、冷たくなった小松弁護士が発見されたかも知れません(^^;)。 ○幸いこの状態は長く続きませんでした。数十秒後(または十数秒後)、若い練習パートナーが、バーベルシャフトを持ち上げてくれて何とか危機を脱しました(^^)。しかし、温厚なはずの私が、起き上がると「この馬鹿もん!何故直ぐ持ち上げない!オレを殺す気か!」と怒鳴りつけてしまいました。それほど私にとっては、長い時間放置されたと感じたからです(^^;)。 ○この若い練習パートナーは筋トレ経験も浅く、突然の事態にオロオロして、直ぐになすべきことが出来なくなっていたようです。また、セーフティラックを下げたままにしておいたのもこの練習パートナーでした。しかし、この事態に、もしこの練習パートナーが居なかったらどうなっていたか。命の恩人には変わりません。一緒に練習してくれることに感謝しなければなりません。 今後はベンチプレス練習開始前にセーフティラックの位置を先ず確認することを肝に銘じます。 80㎏のバーベルシャフトをクビの右半分で受け止めた跡が良く判る写真を記念に取っておきます(^^;)。胸の中央部分の赤い斑点が長く残りました。ここを強く打ったのかも知れません。それにしても何より「慎み深い」はずの私がこんな細くて華奢な身体を恥も外聞もなく人目に晒すのですから、某高裁判事白ブリーフの影響は大きい。あれに比べたらこの程度はまだマシだと(^^;) 以上:1,220文字
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