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ひざ痛に一日一万歩は意味がないって本当ですか?

平成28年 4月25日(月):初稿
○久しぶりに月刊誌「文藝春秋」平成28年4月8日発売平成28年5月号を購入しました。「日本には田中角栄が必要だ」、「石原慎太郎 角さんと飲んだビール」と言う田中角栄氏関連記事の宣伝文句を見たからです。この「文藝春秋」5月号には大特集として「最新医療に乗り遅れるな」と言う記事もあり、今回はその中の戸田整形外科リュウマチクリニック戸田佳孝医師の「ひざ痛一日一万歩は意味がない」の備忘録です。

○私自身、「仙台の整形外科医著”転ばない・寝たきりにならない体になる”一部紹介」に「どういう訳か平成28年に入ったら、それまでビシッと上がっていた脚が、モタッと言う感じで、切れが悪くなりました。」と記載し、「片足立ち健康法-エレベーター利用時に実践決意」記載の通り、平成28年2月から、片足立ち健康法を実践中です。

○この「片足立ち健康法」については戸田佳孝医師の「ひざ痛一日一万歩は意味がない」には触れられていません。しかし、ウォーキングの危険性については、なるほどと思う点もありました。以下、記事の抜粋です。

・脚を鍛えひざを守ると言う点からは、ウォーキングは不十分
・歩きすぎにはくれぐれも注意、戸田整形外科には歩きすぎで膝を痛めた患者が多数受診、ウォーキングでひざ痛を却って悪化させた患者が多数
・ひざを守るためには脚の太もも表側の筋肉(大腿四頭筋)と裏側の筋肉(ハムストリングス、大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋の3つ)を鍛える必要あり
・大腿四頭筋とハムストリングスが歩いたときやジャンプしたときの衝撃を和らげ膝への負担を軽くする
・ひざに負担をかけない歩き方は、あごを引き、背筋を伸ばすこと、重心がぶれにくいので膝にかかる負担が軽減
・一日一万歩は不要で、八千歩程度で十分、いくら歩いても大腿四頭筋とハムストリングスを鍛えることはできない
・ウォーキングをする場合、先ず脚の筋力トレーニングを行い、鍛えること、お勧めは「足先内向きコーナースクワット」
・一日一万歩以上歩くには時間がかかるが筋力トレーニングは短時間ですむ


○ウォーキング一日一万歩も八千歩も余り変わりないように思い、どちらでも良いような気がしますが、おそらく無理して長時間歩くなと言う点に意味があるのでしょう。また、戸田医師は、筋力トレーニングの重要性を説いていますが、記事で引用する東京都健康長寿医療センター研究所運動科学研究室・青柳幸利室長は、「一日一万歩はやめなさい!」、「なぜ、健康な人は『運動』をしないのか」なんて刺激的タイトルの著作を出しています。早速、購入しましたが、後日、紹介していきます。
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